Switchが水に濡れた・水没した時の対処法まとめ
この記事の目次
Nintendo Switchが水に濡れた時の対処法についてまとめました。
Switchが水に濡れたり水没した時はどうすればいいのか?今まで遊んだデータはどうなるのかと気持ちが焦ると思いますが、落ち着いてできる限りの対処法を試してみましょう。
この記事ではソフトやコントローラーが濡れた時にどうすればいいのかについても触れています。日常的に起こり得るゲームの水トラブル時に参考にしてください!
Switchが水に濡れた!そんな時に
Switch本体の近くに置いていた飲み物をひっくり返したり、落とした都合で水没させてしまったりと、何かとゲーム機が水に濡れるようなトラブルはつきものです。Switchには防水機能がついていないため、普段から水に濡れないよう気をつけて使わなければなりません。
水に濡れたらゲームのセーブデータはどうなるのか、故障してしまったのではないかと焦りがちですが、まずは落ち着いてできる限りの正しい対処法を試しましょう。
次の項目では、Switch本体が水に濡れた時にやってはいけないことをご紹介します。ご自身の行動で故障を招かないためにも、重要なポイントを押さえておきましょう!
[重要]やってはいけないこと
まずはSwitch本体が水に濡れたり水没した時にやってはいけないことについてご紹介。
ボタンを連打する
Switchが水に濡れた時にやりがちなことのひとつとして、ボタンの連打が挙げられます。焦って強くボタンを押しているうちに、水がどんどん本体内部へ侵入していく可能性があるため、むやみに押さないようにしましょう。
本体を振る
本体の中に水が入ったのではないかと思い強く振ると、本来入っていなかったはずの水が内部へ侵入したり、内部で水が重要な基板部分へ移動する恐れがあるため控えてください。
電源を入れる・充電する
故障したかどうかを確認するため、電源を入れたり充電をしたくなるかもしれません。しかし、本体内部に水分が入った状態で電気を流すと、ショートを起こしてしまう可能性があります。修理に出さなければならない時に基板修理にまで至るのは、これらの操作が主な原因と言われているため注意しましょう。
ドライヤーで乾かす
ドライヤーでSwitchを乾かすのは避けましょう。ドライヤーの熱が外側はもちろん内部の部品にダメージを与える可能性がある上、水分を内部に押し込んでしまうことがあります。
Switchが水に濡れた時の対処法
Switch本体が水に濡れたり水没した時にやっておくべき対処法をご紹介します。
電源を落とす
Switch本体が水に濡れたまま電源が入ると、電源回路がショートしてしまう可能性があります。水が完全に乾くまで、電気を落としておきましょう。電源ボタンを3秒以上長押しすると、画面に「電源オプション」が表示されるので、「電源OFF」を選択して電源を落とします。
タオルで水気を拭き取る
水に濡れたSwitch本体をタオルで拭きましょう。例えば画面中央など、表面に少しかかった程度の水であれば、拭き取れば問題ない場合がほとんどです。しかしボタンと本体の隙間などから内部に水が侵入すると基板が錆びて故障する恐れがあります。極力隙間に入らないよう、タオルで吸い取るようにして拭き取ってください。タオルが手元になければ、ティッシュで代用してもいいでしょう。
ソフト・SDカードを取り出す
ソフトやSDカードにおいて湿気は大敵です。湿気が原因でデータが破損しないよう抜いておきましょう。必ずタオルでSwitch本体の水気を拭き取った上で、ソフトやSDカードを抜くようにしてください。
よく乾かす
最後はよく乾かすことが大切です。乾かすのに必要な日数は2〜3日が目安で、完全に乾ききるまで電源を入れたり充電器を挿したりしないようにしてください。(※一見乾いているように見えても、内部が乾ききっていない可能性があることから2〜3日を要します)通常は風通しのいいところで自然乾燥させますが、乾燥剤を使う方法もあります。ジッパーバッグの中にSwitch本体と乾燥剤を入れて密封しておくと、水分が取り除きやすくなります。
動かない場合は
上記の対処法を試した上でSwitchを起動させようと試みたものの、動かない場合は、修理に出しましょう。任天堂ホームページ内にある「任天堂サポート」から修理の依頼を行います。※オンラインから修理を依頼すると5%割引が適用されます
水に濡れた時にかかる修理費用は、どこが傷んでいるか、そして持っているSwitchの機種によっても料金が異なります。電源が入らない場合は8,800~11,000円、基板が傷んでいる場合は13,200~15,400円が目安です。両方かかることも視野に入れておいた方がいいでしょう。
Switchのソフトが水に濡れた時の対処法
Switchのソフトが水に濡れた時の対処法については、Switch本体が濡れてしまった時の方法とおよそ同じです。ソフトについた水気をタオルで拭き取ったら、2~3日よく乾かしてください。風通しのいい場所、もしくは乾燥剤とジッパーバッグを使って湿気を取り除いてもいいでしょう。
ソフトについた水をタオルで拭き取る際は、読み取り部分を強く擦ったりしないよう注意してください。やさしく押さえるように水分を吸い取ります。
ソフトを買い直すことになった場合は
Switchのゲームで遊んだセーブデータは、必ず「本体保存メモリー」に保存されます。ソフト(ゲームカード)やmicroSDカードには保存されていません。そのため、万が一ソフトを買い直すことになった場合でも同じソフトを買って差し込んだら、水に濡れる直前まで保存されていたであろう続きからまた遊ぶことが可能です。
Switchのコントローラーが水に濡れた時の対処法
Switchのコントローラーやジョイコンが水に濡れた時も、Switch本体やソフトが濡れてしまった時の対処法とやり方はほとんど同じです。コントローラーについた水気をタオルなどで拭き取り、風通しのいい場所に置いて2~3日よく乾かしましょう。乾燥剤とジッパーバッグを使って湿気を取り除く方法もあります。
コントローラーの場合はボタンやスティックを動かすと隙間から内部に水が侵入しやすいため、濡れた後はむやみに動かさないように気を付けておきたいところです。タオルよりも、ティッシュのような一瞬で水分を吸い取るような素材の方が対処しやすいでしょう。
水にまつわるトラブルからゲームを守るには?注意点も
水にまつわるトラブルからゲームを守るにはどうすればいいのか、注意点についても解説します。
充電器が濡れた時はより乾燥必須
充電器(ACアダプター)が水に濡れた場合も、Switch本体やソフト、コントローラーと同じで水を拭き取ってよく乾燥させることで対処します。ただし、水が少しでもついた状態でコンセントに差すと、感電したり火災を起こす原因になり兼ねません。他のアイテム以上によく乾燥させてから使用しましょう。
分解は修理の対象外
Switchが水に濡れたからと分解を行い、内部に侵入した水を取り除こうと考えることもあるかもしれません。しかし、いざ任天堂に修理を依頼することになった際に、分解した痕跡が見つかれば修理の対象外になるため注意が必要です。ゲーム機が起動しない場合は、自ら手を加えず、思い切ってそのまま修理を申し込むことをおすすめします。
濡れた手で触らない
普段から濡れた手でゲーム機を触らないよう心がけましょう。わずかな水分が内部に入っただけでも、いつの間にか基板の腐食を起こす可能性があることから、日々の使い方に気を付けておきたいものです。
ケースに入れて持ち運ぶようにする
水気や湿気からSwitchを守るには、持ち運ぶ際にケースに入れることで防ぐことができます。ケースに入れておくと、外部からの衝撃による破損を防ぐことにも役立ちます。安いものであれば1,000円前後で手に入るものもあるため、amazonなどのネット通販サイトなどからぜひチェックしてみてください。
「セーブデータお預かり」サービスを利用する
「セーブデータお預かり」サービスを活用すると、ゲームで遊んだセーブデータが自動的にバックアップされるようになります。万が一ゲーム機本体が水に濡れたり故障してしまった時でも、新しいゲーム機へバックアップしたデータをダウンロードして、復元できるので安心です。※一部非対応のソフトもあります
このサービスはNintendo Switch Onlineに加入しているユーザーであれば利用できるので、トラブルが起こる前に利用を検討してみてはいかがでしょう!
まとめ
今回はNintendo SwitchでDiscordを使って相手と画面共有をする方法をまとめました!
今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!