【SONY】プレステのゲーム機の歴史を紹介!
この記事の目次
プレステのゲーム機の歴史についてご紹介します。
プレステが発売され始めて約30年の歴史が刻まれる年となりました。この節目に、据置型からポータブルタイプまで、今まで発売されたゲームハードを振り返りましょう。
ゲーム機の発売日にまつわるちょっとした雑学や、新型ゲーム機のことをはじめ、昔のゲームで遊びたくなった時はどうすればいいのかについても触れているのでファンは必見です!
プレステのゲーム機の歴史
プレステのゲーム機の歴史について、発売当初から今現在までの情報を振り返ってご紹介します。
1994年 PlayStation
1994年12月3日、ソニー・コンピュータエンタテインメントが、家庭用ゲーム機「PlayStation(プレイステーション)」を発売しました。後に続いていくシリーズの原点である第一台目にあたり、『プレステ』の歴史を語る上では最も重要なハードです。
家庭用ゲーム機には世代分けが存在しますが、プレステはNINTENDO64・セガサターンなどと同時期の第5世代にあたるゲーム機の中で、首位に立ちました。安価で開発のしやすいシステム、サードパーティーの高い支持による充実したソフトなどから、全世界において約1億200万台を売り上げる大ヒットを記録しています。
また、 プレステでは小型版の「PS one」が2000年に、復刻版の「PlayStation Classic」が2018年に発売されています。
2000年 PlayStation 2
2000年3月4日、プレステの次世代機として「PlayStation2」が発売。独自開発プロセッサにより前世代機よりも表現力が向上したことに加え、3Dグラフィック処理、セルフシャドウ描写や擬似的なハイダイナミックレンジ合成を行うことが可能になります。
ゲーム機としての基本スペックが当時のPCを上回っており、DVD-Video再生機能やサラウンド音声、PlayStation BBを利用したインターネットへの接続もできるなど当時はゲーム機の枠を超えた画期的なハードとして注目されました。
「PSX」といって、2003年12月から2005年にかけてハードディスク搭載DVDレコーダーも発売されていましたが、こちらに搭載していたゲーム機能はPlayStation 2でした。
2004年 PlayStation Portable
2004年12月12日、プレステ発売から10周年の歴史を記念して発売されたのが「PlayStation Portable(プレイステーション ポータブル)」、通称PSPです。発表当初は“21世紀のウォークマン”と位置づけられたのはSONYならでは。高解像度の大型液晶モニターを搭載し、PlayStation 2並みのグラフィックを備えながら、持ち運びができるという点が新鮮でした。
PSPが発売されていた2004年の末〜2012年の間、本体のカラーバリエーションや限定パック、性能の向上を図った数々のモデルが発売され、最終的には8000万台を超える販売台数となっています。
そういった中で2009年には、「PlayStation Portable go」という薄型・軽量化したスライド式のゲーム機が発売されていたこともありました。
2006年 PlayStation 3
「PlayStation 3」は2006年11月11日に発売した家庭用据え置きゲーム機です。PlayStation 2の次世代機として発売され、高品質なデータ転送が行えるインタフェースHDMI(Ver.1.3a規格)を採用。7.1chサラウンドや高解像度(フルHD/1920×1080p)に対応するなど、高精細度テレビ放送の移行に合わせて進化しました。
光ディスク規格のBlu-ray Discにも対応し、プレステのシリーズの中ではこのPlayStation 3がディスクソフトに対応した最後の機種でした。
2011年 PlayStation Vita
PlayStation Vita(プレイステーション ヴィータ)は2011年12月17日に発売したポータブルゲーム機です。PSPの後継機として発売され、PlayStation 3とほぼ同等のグラフィック性能を持つハードとして登場。
Wi-Fiや3G回線を利用したネットワーク機能が強化されたほか、メディア媒体とメモリーカードも一新してフラッシュメモリータイプのものを採用し、ロード時間が短くなりました。ヒットタイトル不足により、日本国内でミリオンセラーを達成した作品は「Minecraft」のみで、ハードの売上台数は1600万台に留まっています。
2013年11月14日に「PlayStation Vita TV」といって、据え置き型のPlayStation Vitaも発売されています。
2013年 PlayStation 4
2013年11月15日に「PlayStation 4」がPlayStation 3の次世代機として誕生しました。PS3で採用された自社開発Cellプロセッサ路線を廃止した都合により、過去ハードのディスクソフトが遊べる後方互換機能が廃止。他にも、CDプレーヤー機能やDTCP-IP等も非対応になるなど、次世代への新たな取り組みとして廃止した要素が複数ありました。
ここで新たに行われたのがネットワーク機能の強化です。バックグラウンドで自動ダウンロード・インストールする機能、自分のプレイ動画を公開する「シェア」機能など、近年では当たり前になったネット経由の機能が充実しました。
また、別売りのPlayStation VRと対応ソフトを用意することでVRゲームが楽しめるようになったことも、これまでにはない新たな取り組みとして注目されました。
2016年には、4K解像度 (2160p) を持ち、HDR機能などにも対応したハイエンドモデルの「PlayStation 4 Pro」が発売されています。
2020年 PlayStation 5
2020年11月12日、「PlayStation 5」を発売。ディスクドライブを搭載した通常モデルに加え、ディスクドライブ非搭載でダウンロード販売のみに対応するデジタル・エディションの2種類のラインナップで登場しました。2016年より社名が変わっていたことから、PS5はソニー・インタラクティブエンタテインメントよりゲーム機が発売されています。
超高速SSDにより読み込み速度が大きく向上し、プロセッサにはAMD製のRyzen CPUと Radeon GPUを搭載。4K/120Hz出力とリアルタイムレイトレーシングに対応するなど、今まで以上に高性能な機能を備えた次世代機として、2023年時点で全世界累計実売台数が5,000万台を突破する人気のゲームハードとなりました。
2023年に発売されたモデルではディスクドライブが取り外し式になり、本体サイズが小型化。SSD容量が825GBから1TBに拡大しています。
新型ゲーム機発売に関するリークについて
ここまではプレステのゲーム機の歴史について詳しくご紹介してきましたが、プレステの新型ゲーム機の発売があるとのリークが、SNS上などでは多く出回っています。それらの情報によると、早くて2024年中には新型のゲームハードが発売されるとの情報なども見られますが、公式からの発表ではありません。
とはいえ、新型のプレステが発売する度に気になってしまう方は、最新の情報を逃さず追っていきましょう!プレステの公式SNS(Xなど)をチェックしておくと、最新の情報をいち早く掴むことができます。
プレステのゲーム機にまつわるちょっとした雑学
上記で新型ゲーム機発売に関する情報について触れましたが、プレステの発売日には一貫性があることをご存知でしょうか?
1994年に発売した「PlayStation」から2020年に発売した「PlayStation 5」まで、PS Vitaを除いてほとんどが六曜の大安の日に発売されています。月で見ると、2月・3月・11月・12月あたりの発売が多いことから見ても、新型のゲーム機はこのあたりの発売を予想しておくのもいいのではないでしょうか。
ハイスペックなゲーム機が登場するとなれば、高額になることが予測されます。新型のゲームハードが欲しい方は、今から費用を貯めておくのもいいでしょう。
(※これらの情報はあくまでも予想のため、公式からの告知があれば逃さずそちらも確認してください)
昔のゲームで遊びたくなった時はどうする?
ここまでプレステのゲーム機の歴史についてご紹介してきましたが、過去作のタイトルで久しぶりにまた遊びたくなったゲームもあるはずです。そんな時はどうすればいいのか?昔のゲームで遊びたくなった時の方法を最後にご紹介します。
PlayStation Plusのサブスクを活用する
PlayStation Plusのサブスクには「エッセンシャル」「エクストラ」「プレミアム」と3つのコースがあります。この中でも「プレミアム」に加入すると、300本以上の人気作をはじめ、懐かしの名作をプレイすることができます。1ヵ月の利用料金は1,550円で、12ヵ月分を登録すると13,900円と、1ヵ月1,158円ほどでゲームプレイが充実するのでお得です。
中古のゲーム機を購入する
当時の感覚をそのまま体感すべく、中古のゲーム機を購入する方法もあります。これぞまさにプレステの歴史を感じられる技ではないでしょうか。令和になった今、アフターサービスは終了していますが、ゲームプレイをする分には問題なく遊べるので検討してみてはいかがでしょう!中古のゲーム機は、中古ゲームを取り扱う専門店で購入可能です。
まとめ
今回はプレステのゲーム機の歴史についてご紹介しました!
今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!