2024/6/01 (投稿日：2024/6/01）

ゲームコラム

Switchで壊れたデータが見つかった時の対処法まとめ

この記事の目次

Switchで「壊れたデータが見つかりました」と表示されるのはなぜ？
Switchのデータの保存先について
Switchで「壊れたデータが見つかりました」と表示された時の対処法
microSDカードに不具合が見られる場合の対処法について
Switchの急なデータ破損に焦らないためには
まとめ

Nintendo Switchで壊れたデータが見つかった時の対処法についてまとめました。

Switchを起動させると「壊れたデータが見つかりました」と表示され、ゲームプレイができず困っている時に元通りに直す方法をご紹介します。

この記事では、急なデータ破損に焦らないための対策方法などについても触れています。
Switchでもう何年も遊んでおり、本体の不具合が気になりはじめているようであればぜひチェックしておいてください！

Switchで「壊れたデータが見つかりました」と表示されるのはなぜ？

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Switchで遊ぼうとゲーム機本体を起動させると、「壊れたデータが見つかりました」と表示された。何の前触れもなくこんな表示を見ると、もしかしたらゲームデータが飛んでしまったのではないかと焦ってしまうはずです。

この表示が出た時は、ゲームデータに不具合が起きていたり、何らかのバグが一時的に起きているだけの可能性も考えられます。

「壊れたデータ」という表示を見た瞬間に焦ってボタンを連打したり、どこで覚えたかわからないものの昔はやっていたであろうソフトの差し込み口に息を吹きかけたりといった行動は、かえって破損の原因になるのでひとまず止めましょう！

Switchのデータの保存先について

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まずはSwitchのデータの保存先を把握しておきましょう。Switchでは、セーブデータ（ゲームで遊んだ記録）と、ゲームデータ（セーブデータ以外のもの）、そして画像や動画と3つに分かれてデータが保存されています。

本体保存メモリーには「セーブデータ」「ゲームデータ」「画像や動画」の3種類いずれも保存されますが、microSDには「ゲームデータ」と「画像・動画」の2種類しか保存されません。

Switchの仕様上、microSDにセーブデータは保存されないので、「microSDが壊れたら今まで遊んだ分はどうなるのか……？」と焦っている方は、安心してください。落ち着いて対処法を試しましょう。

次の項目からはSwitchで「壊れたデータが見つかりました」と表示された時の対処法をご紹介します。できるものから順に試してみてください。

Switchで「壊れたデータが見つかりました」と表示された時の対処法

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Switchで「壊れたデータが見つかりました」と表示された時の対処法についてご紹介します。エラーコード「2002-4690」が表示された時も同様の対処法で直る可能性があるため、参考にしてください。

microSDカードの差し直しを行う

壊れたデータが見つかったら、まずはmicroSDカードの差し直しを行いましょう。電源を落とした状態でmicroSDカードを抜いたら、もう一度差し込んでSwitchを起動させます。これで「壊れたデータが見つかりました」と表示されることなく操作ができたら問題ありません。まだ表示されるようであれば、再起動を行います。

再起動を行う

Switch本体の再起動を行いましょう。再起動方法は、電源ボタンを3秒長押しします。電源メニューが表示されるので「電源オプション」を選び、続けて「再起動」を選択したら再起動が行われます。

電源ボタンを3秒長押ししても「電源オプション」が表示されない場合は、電源ボタンを12秒以上長押しすることで強制的に電源をOFFにすることが可能です。OFFにしたら、もう一度Switchを起動させてください。

再ダウンロードをする

「壊れたデータが見つかりました」と表示されるゲームを再ダウンロードする方法もあります。『Switchのデータの保存先について』の項目でも解説した通り、セーブデータに関してはSwitch本体に保存されています。ゲームソフトの再ダウンロードを行っても、セーブデータが消えることはありません。

再ダウンロードする方法は、ニンテンドーeショップを起動したら、画面右上のユーザーのアイコンを選択します。左側のメニューから「再ダウンロード」を選び、再ダウンロードするソフトを選択すると開始されます。

ここで再ダウンロードできないようであれば、別ユーザーでソフトを購入した可能性があるため、別ユーザーを確認してみてください。

本体にゲームデータを保存する

本体にゲームデータを保存する方法もあります。Switchの本体をOFFにしたらmicroSDカードを抜き、Switchの本体側にゲームデータをダウンロードしてみてください。これで正常に動作するようであれば、microSDカードの不具合が考えられます。microSDカードの不具合については、次の項目『microSDカードに不具合が見られる場合について』をチェックしてみてください。

microSDカードに不具合が見られる場合の対処法について

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microSDカードに不具合がある場合はどうすればいいのか？やっておきたい対処法についてご紹介します。

microSDカードの端子部分の汚れを拭く

microSDカードの端子部分に汚れがついている可能性があるため、拭いてみましょう。清潔且つ乾いた柔らかい布を使って、microSDカードの端子部分をやさしく拭いてください。拭いたら再度Switch本体に差し込み、動作するかどうかを確認します。拭く時に、アルコール消毒液などの液体を使うと錆の原因になるため、使わないようにしてください。

また、microSDカードを差し込むSwitch本体のSDカードスロット部分にホコリや小さなゴミが溜まっていることもあるため、電源をOFFにした状態で掃除機で吸い出してみるのもいいでしょう。

microSDカードを買い替える

microSDカードに不具合が見られる場合は、新しいものを買うことになります。新しいmicroSDカードを購入したら、少々手間ではありますがゲームデータを全てダウンロードし直せば、また元と同じ状態で遊ぶことができます。

画像や動画のデータに関しては、破損していなければスマホやPCに移すことができるので試してみてください。

スマホに画像や動画のデータを移す方法

SwitchのHOMEメニュー「アルバム」から転送したい画面写真や動画を選択します。画面下に「共有や編集」と表示されるので選択し、「スマートフォンへ送る」を選ぶとQRコードが表示されます。

次にスマホでSwitchの画面に表示されたQRコードを読みとってください。するともう一度読み取り用のQRコードが表示されるので読み取ります。スマホの画面にSwitchで選択した写真や動画が表示されるので、スマホの操作に従ってください。スマホの操作が完了したら、最後にSwitchの画面で「おわる」ボタンを押しましょう。これでスマホへ画像や動画のデータ移行が完了しました。

PCに画像や動画のデータを移す方法

PCにSwitchの画像や動画データを移す場合は、Switch本体とPCをUSBケーブルで接続することで、データをコピーすることが可能です。

※ここで使用するUSBケーブルは製品型番[HAC-010]、もしくはデータ転送に対応の「USB-IF認証品」のものが必要です。Proコントローラーやマリオカートライブホームサーキットに付属してきますが、なければ任天堂の公式パーツ販売サイトでも購入できます

SwitchのHOMEメニュー「設定」を開き、「データ管理」の「画面写真と動画の管理」から「USB接続でパソコンにコピー」を選択します。ここでSwitchとPCをUSBケーブルで接続します。接続できたら、Switchの画面に「パソコンと接続できました」と表示されるので、PCから適切なツールを起動させてください。ファイルは「Nintendo Switch」→「Album」です。

Switch内のデータをPCへコピーしたら、Switchの画面に表示されている「接続を解除する」を選択することで、接続が解除されます。

購入するmicroSDカードを見直そう

次に購入するmicroSDカードは、ニンテンドーの純正品、もしくはSwitchで動作確認が取れているものを選びましょう。動作確認が取れていないものの場合、Switchに差し込んでも認識しない可能性があるため注意が必要です。

また、microSDカードを購入する際は容量が多いものほどデータがたくさん入るのはもちろんですが、転送速度が高速であるものを選んでおくとソフトのダウンロードなどがスムーズに行えます。UHS-I（Ultra High Speed Phase I）対応のもの、読み込み速度が60～95MB/秒のものを基準に選んでみてください。

Samsung microSDカード EVO Plus

リンク

こちらはマイニンテンドーストアでも取扱いがあるmicroSDカードです。512GBという大容量であることに加え、転送速度がはやいことからもおすすめです。

Switchの急なデータ破損に焦らないためには

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今回、microSDカードに入っているデータが突然破損して焦ってしまったようであれば、対策するようにしましょう。普段から不要なデータはマメに消して、必要なデータはSwitch本体に入れておきます。

そしてもうひとつ注意しておきたいのが、Switch本体が壊れるとゲームデータどころか、セーブデータが消えてしまう恐れがある点です。Switch本体は、毎日のように遊んでいる方であれば、およそ2～3年で寿命がくる可能性があることを視野に入れておかなければなりません。

既にバッテリーの持ちが悪くなっているなど気になる点があれば、思い切って修理に出しておくのがおすすめです。

また、「セーブデータお預かり」サービスに加入しておくと、対応ソフトのセーブデータが毎回自動的にインターネットを通して預かってもらえます。これなら、万が一Switch本体が壊れてしまった場合でも安心です。新しいSwitchを購入しても、新しいゲーム機で今まで遊んだゲームの続きをプレイできます。絶対に消したくないゲームのセーブデータがあれば、加入を検討してみてはいかがでしょう！