Switchがフリーズした時の対処方法まとめ
この記事の目次
Nintendo Switchがフリーズした時の対処方法についてまとめました。
Switchがフリーズし、もしかして壊れたのでは!?と思い焦っている方へ。直る可能性を視野に入れ、まずは対処方法をチェックしておきましょう。
この記事ではSwitchがフリーズした時の原因をはじめ、起こりがちなフリーズの症状一覧を元に、再度正しく起動させる方法をご紹介。万が一修理に出すことになった時の修理代のことや、データは初期化されるのかどうかについてもまとめています。いざという時は参考にしてください!
Switchがフリーズする原因とは?なぜフリーズしてしまうのか
まずはじめにSwitchのフリーズとは、ゲームのプレイ中や起動させている最中に画面が止まってしまい、どのボタンを押しても反応がない状態のことを指します。
Switchがフリーズする原因はさまざまです。システムのトラブル、メイン基板の故障、長時間のプレイで冷却が追いついていないことなどが考えられます。原因だけでなく症例もさまざまなため、個々に合った対処方法を試す必要があります。
次の項目では実際にSwitchに起こりがちなフリーズの症状を一覧にしています。ご自身のSwitch本体に起こっているものと同じ症状があるかどうかを確認しましょう!
Switchに起こりがちなフリーズの症状一覧
Switchに起こりがちなフリーズの症状を一覧にしてまとめています。ご自身のSwitch本体と同じ内容の状態があるかどうかをここで確認してください。
画面が真っ暗である
真っ暗な画面のままフリーズしてしまっている。こんな場合はゲーム機内部で不具合が起こっているか、もしくはバッテリー残量が無くなっている可能性も考えられます。
画面がオレンジ色になった
画面がオレンジ色になりフリーズしていることをオレンジスクリーンと呼びます。一時的なバグや、Switchの基板に不具合が出ている可能性が考えられるでしょう。
画面が青色になった
画面が青色になってフリーズしていることをブルースクリーンと呼びます。この場合はSwitchの基板の破損が考えられ、致命的です。まずは後の項目でご紹介している対処を行い、修理や点検を依頼することになる可能性があります。
起動画面のロゴで止まる
Switchを起動させた時に出る「Nintendo」のロゴ画面でフリーズしてしまい、ホーム画面に進まないことがあります。この場合は一時的なフリーズ、もしくはSwitchの基板に不具合が出ている可能性が考えられるでしょう。
特定のソフトでフリーズすることが多い
特定のソフトで画面が動いてはフリーズを繰り返す場合は、ソフトに不具合があったり、接続に問題がある可能性が考えられます。
同じソフトでフリーズしている人がいないかどうか、SNSなどで他の人の情報をチェックすると、状況が把握できる可能性があります。
フリーズしてブーという変な音がしている
画面がフリーズしたまま、「ブー」や「ブーン」という変な音がしている。そんな時は冷却ファンに異常が起きている場合がほとんどです。Switch本体の裏側を触ると、本体が熱くなっていませんか?
画面がカクつく
フリーズではありませんが、画面がカクついてスムーズに動かない場合について。こちらは物理的な故障ではなく、処理が多いゲームのシステムに不具合が起こっている場合がほとんどです。フリーズと同じ要領で対処を行うと直る可能性があります。
YouTubeの再生中に画面がフリーズする
SwitchでYouTubeを再生している最中に画面がフリーズすることがあります。これはスマホなどと同じく、無線ルーターを使用しているようであれば接続が不安定になっている可能性があります。
また、ソフトウェアが更新されているかどうか、YouTube自体のバージョンも更新されているかどうかについても確認が必要。アイコンがクルクル回って先に進めない場合も同様です。
Switchを落としてフリーズした
Switchを落として画面がフリーズしてしまったようであれば、物理的に内部が壊れている可能性があります。とはいえ壊れていると断定するにはまだ早いので、対処方法を試してから修理に出すことを検討しましょう。
Switchがフリーズした時の対処方法
Switchがフリーズした時の対処方法をご紹介。
再起動する
Switchでプレイ中に画面がフリーズしたら、強制終了をして再起動しましょう。Switch本体の上側、側面にある「電源ボタン」を3秒長押しします。電源メニューが表示されたら、「電源オプション」の「再起動」を選択してください。
電源ボタンを3秒長押ししても電源オプションが表示されないようであれば、電源ボタンを12秒長押しすることで、強制終了することができます。もう一度、電源ボタンを押してSwitchを起動してください。この操作でSwitchのフリーズ画面が元通りになる可能性があります。
オレンジスクリーンやブルースクリーンになったり、本体が熱くなって画面がフリーズした時など、再起動はあらゆるフリーズに対して一番に試しておきたい対処方法です。
バッテリー残量の確認
画面が真っ暗で電源ボタンを押しても動かない時は、バッテリー残量が無くなっている可能性があります。一度充電を行いましょう。それでも変化がない場合は、Switch本体の不具合だけでなく、ACアダプターの故障も考えられます。
ACアダプターをSwitch本体とコンセントから一旦抜いて、20秒ほど時間を空けてから、再度挿し込んでください。できれば電源タップを使わず、直接コンセントに挿し込んでみてください。
家族やご友人などACアダプターが借りられる環境であれば、借りて充電をしてみるのもいいでしょう。
更新する
フリーズが頻繁に起こるようであれば、Switch本体が最新のバージョンになっているかどうかを一度確認しましょう。SwitchのHOME画面「設定」から「本体」に進み、「本体の更新」を選択してください。
ソフトを更新する方法もあります。こちらは特定のソフトでゲーム中にフリーズする場合や、YouTubeの動画がフリーズする場合などに効果的です。SwitchのHOME画面から更新したいソフトを選び、「ソフトの更新」に進みます。「インターネットで更新」を選択すると、ソフトの更新が始まります。
初期化を行う
自分でできる最後の操作として、初期化を行うことで頻発するフリーズが解消される可能性があります。初期化方法は2種類あり、「セーブデータを残して初期化」と「本体の初期化」があります。
セーブデータを残して初期化
まず試すべきは「セーブデータを残して初期化」で、こちらは本体保存メモリーやmicroSDに入っているソフトのデータが消去されますが、再度ダウンロード可能です。配信中止・終了のソフトは再ダウンロードできないため、よく考えてから行いましょう。
本体の初期化
本体の初期化を行うとセーブデータがすべて消えてしまうため注意が必要です。データが消えても構わない場合や、「セーブデータお預かり」サービスに加入しているようであれば、バックアップを取ってさえいればデータは復元可能。自己責任で行う必要があるので、よく検討してから行ってください。
☆初期化方法はこちらの記事も参考にしてください
分解して掃除する
画面がフリーズしたまま「ブー」や「ブーン」などの異音が聞こえる場合は、ファンに異物が入っている可能性が考えられます。異物の多くはホコリやゴミなどで、汚れが溜まってくると排熱する力が弱まり、本体に相当な負荷がかかります。分解が得意であれば、本体を開いて掃除を行いましょう。
☆分解して掃除する方法はこちらの記事も参考にしてください
対処方法を試しても直らない時は修理へ・データは初期化される?
Switchがフリーズした時の対処方法を試しても直らない時は、最終的に修理へ出しましょう。修理へ出す先は購入した時の店舗ではなく、「任天堂サービスセンター」です。保証期間内であれば保証が利くので、購入した時の日にちがわかる書類(レシートや納品書)を用意して申し込みます。
Switchの修理代は通常モデルとSwitch Liteが税込13,200円、有機ELモデルが税込15,400円です。
修理に出すとデータは初期化される可能性があります。そうなると申し込む際にためらうと思いますが、これ以上どうすることもできないと感じたら、修理を依頼することをおすすめします。気になる点があれば、修理を申し込む際にニンテンドーへ質問しておくと安心です!
まとめ
今回は、Nintendo Switchがフリーズした時の対処方法について紹介しました。
Switchがフリーズした場合、原因や症例に合わせた対処方法を試す必要があります。
Switchがフリーズした時の対処方法を試しても直らない時は、「任天堂サービスセンター」に修理を依頼してみましょう!