【初心者】ゲーミングPCの買い方まとめ
この記事の目次
ゲーミングPCの買い方についてまとめました。
初めてゲーミングPCを買うこともあり買い方がわからない!そんな方向けに購入する時に必要なものの情報をはじめ、詳しい選び方はもちろん、おすすめの店もご紹介します。
相場など費用のこと、高校生などの未成年は支払い時に分割払いできるかどうかなどについても解説。これからゲームプレイ環境を整えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください!
ゲーミングPCを初めて購入する時に必要なもの
ゲーミングPCの買い方についてご紹介する前に、まずは初めて購入する時に必要な揃えるべきものをチェックしておきましょう。必要なものやパーツは次の通りです。
ゲーミングPC本体
- グラフィックボード
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- 冷却ファン
その他
- モニター
- 入力デバイス(マウス・キーボード・マウスパッド)
ゲーミングPCを初めて揃える場合はおよそこれらのものが必要です。自作するようであれば、パーツを選び抜いて自ら組み立てる必要がありますが、初めて購入する場合は組み立て済み(BTO)を選ぶのが一般的です。組み立て済みのPCであれば、必要なパーツを揃える過程であまり悩む必要はありません。
また、費用の面でゲーミングPCを買うことが精一杯であれば、ひとまず入力デバイスは安いものを揃えておくのもいいでしょう。次の項目からは、実際にゲーミングPCの買い方の第一歩として、選び方について解説します。ゲームプレイを楽しみながら、無理のない範囲でより良い環境を整えていきましょう!
ゲーミングPCの買い方~選び方について~
ゲーミングPCの買い方の中でも、まずは最も重要な選び方について解説します。
デスクトップPC・ノートPCどちらにするか
ゲーミングPCにはデスクトップとノート2つのタイプがあります。
デスクトップPC
ゲーミングPCを買う人の大半が選ぶとされているデスクトップPCタイプ。自宅にモニターを置いて開放的なプレイを楽しめるのが特徴です。排熱効率が高く長時間のプレイに向いており、ハイスペックを極めるならデスクトップタイプがおすすめです。
ノートPC
持ち運びができるのがノートタイプの特徴で、旅行先や帰省先へ持って出かけることができます。ゲーミングPCとは言っても、ゲームをプレイする時以外は高性能PCとしてオフィスや学校へ持って行き、通常のPCとして使うこともできます。
[特殊]ゲーム専用のデバイスもあり
PCゲームをちょっと楽しみたいだけであれば「Steam Deck」といって、Steam(PCゲームのダウンロード販売を行う有名プラットフォーム)のゲーム専用ポータブルデバイスを選ぶ方法もあります。こちらがあれば、ゲーミングPCを買わなくてもPCゲームで遊べます。
価格は256GBであれば59,800円、512GBは84,800円。最大容量の1TBは99,800円で購入可能なので、検討してみてはいかがでしょう。(※2024年2月時点の価格)
組み立て済みか自作か
ゲーミングPCを購入するにあたり、組み立て済み(BTO)か自作すべきかで迷う方は多いはず。初心者であれば、ひとまず組み立て済みの製品を選ぶことをおすすめします。組み立て済みのものであれば、保証を受ける際にひとつのメーカーに依頼できるという点で安心です。
自作をすれば自分の好きなパーツを組み合わせることができますが、パーツごとに保証が異なる上、パーツ同士の相性が悪くうまく動作しないなんてこともあり得るので注意が必要。一台目のゲーミングPCを使い込んだ次のステップとして、自作すべきかどうかを考えると失敗がありません。
遊びたいゲームに必要なスペックを確認しておく
遊びたいゲームのスペック(推奨動作環境)を確認しておきましょう。遊びたいゲームタイトルを複数選び出してさえおけば、後はそれらのスペックに対応したゲーミングPCを選ぶことで快適に遊び始めることができます。
スペックの確認方法についてですが、ネット上で遊びたいゲームタイトルを検索し、該当する作品のページで確認可能です。PCゲームのプラットフォーム「Steam」であれば、作品ページのシステム要件にスペックの記載があるので、そのスペックを満たす製品を選びましょう。
ゲーミングPCはグラフィックボードが重要
ゲーミングPCで最も重要なパーツが「グラフィックボード」です。パソコンの映像を出力する役割を果たしており、グラフィックボードの性能によって出せるフレームレート(fps)の限界が変わります。
フレームレートとは、1秒間の動画に何枚の画像が構成されているかを示す単位のことです。この数値が大きくなるほどヌルヌルと、スムーズな映像でプレイが楽しめます。
「RTX 3090」などと表記がありますが、この表記の見方は最初の数字「30」が世代を表わし、次の数字「60」が性能を指します。最初の数字が大きくなるほど最新のもので、次の数字が大きくなるほど性能が高いことを示しています。
CPUを確認
CPUとはPCの処理で中心部分の役割を担っており、命令したものはCPUで一度処理され、それが実行に移されます。 CPUが早く命令を処理できれば、それだけパソコンが快適に動作します。
「Core i〇」や「Ryzen 〇」という表記がありますが、これらの名が異なるのは種類の違いであり、末に入る数字が大きくなるほど処理性能が高くなります。FPSやTPSなど、機敏な動きが求められるゲームジャンルを好むようであれば、CPUは高いスペックのものを選んでおきたいところです。
メモリもチェック
メモリの容量が大きくなるほど、多くのプログラムを同時に動かして作業が行えます。メモリ容量が不足するとPCの動作が重くなったりフリーズしてしまうため、3Dグラフィックを使用した高画質なゲームなどをプレイする際には、スペックの高いものを選んでおきましょう。「16GB」や「32GB」などと表記され、やはりこちらも数字が大きくなるほど動作の安定性が向上します。
ゲーミングPCの買い方~購入場所・おすすめの店について~
ゲーミングPCの買い方について、購入場所やおすすめの店をご紹介。
ゲーミングPCが買える実店舗
ゲーミングPCが買える実店舗として「BTO専門ショップ」と「家電量販店」が挙げられます。今回はゲーミングPCの買い方についてご紹介していますが、それでも決められないようであればBTO専門ショップがおすすめ。
BTO専門ショップとは、注文を受けてからPCを生産する受注生産(Build To Oder)型の専門店のことを指します。ドスパラ・マウスコンピューターG-Tune・パソコン工房などが有名です。専門的な知識を持つ人に相談しながら買えるメリットがあります。
家電量販店に関しては総合的なショップということもあり、その日に購入を相談した人がゲーミングPCの知識を持っているかどうかは異なります。とはいえ、PC以外の買い物が多く行きつけの店舗であれば、ポイントが貯まるメリットあり。デスクトップPCの場合は、モニターや入力デバイス(マウス・キーボード・マウスパッド)などを家電量販店で揃えるのもいいでしょう。
ゲーミングPCが買えるネット通販サイト
ゲーミングPCが買えるネット通販サイトには「PCメーカーの通販サイト」「BTO専門ショップの通販サイト」と「家電量販店」「ECサイト」があります。
PCメーカーの通販サイトやBTO専門ショップの通販サイトは、スペックなど必要な要素を選んで購入できるのが特徴であるのに対し、家電量販店やECサイトは組み上がった製品が販売されている場合がほとんどです。ネット通販サイトを利用する際も実店舗同様、前者がおすすめ。後者はモニターや入力デバイスなど、周辺機器を購入する際に利用を検討してみてはいかがでしょう!
ゲーミングPCの買い方~相場・費用・支払方法について~
ゲーミングPCの相場や費用、学生のPCの買い方についても解説。
ゲーミングPCの相場
ゲーミングPCは揃えるものによりトータル費用はピンからキリまでですが、初心者~中級者向けスペックの製品であれば、20万円以内に収まる場合がほとんどです。最新のグラフィックボードを搭載した、より高スペックなゲーミングPCを選ぶと、30万円程度はかかると見込んでおきましょう。
モニターの相場
デスクトップPCを購入予定の場合は、モニターのことも考えておかなければなりません。「ゲーミングモニター」と呼ばれるゲームプレイ向けモニターを選ぶと、できるだけコストを抑えたモデルを選んで5万円以内。ゲーミングPCの性能を最大限に生かせるモデルにこだわると10万円以上はかかります。
未成年・学生でも分割払いできる?
大人はクレジットカードを持っていれば、支払い方法の選択肢としてショッピングローンを組んだり、分割払いをすることができます。では未成年や学生は分割払いできるのかどうかについてですが、親権者の同意を得る。もしくは、親が代わりにローンを組むことで支払う方法があります。
いずれにしても審査の対象は親になるので、親と話し合いが必要です。BTOメーカーによって支払時の手数料が異なるので、そういった点についても相談しておきましょう。高校生など学生であれば、一旦親に支払ってもらい、金銭のやり取りは家族内で行うのもひとつの手です。
デスクトップPCにかかる電気代
デスクトップPCを日々使っていくことを考えた際に気になる電気代ですが、一般的なパソコンが150Wの電力を消費していることを元に電気代を換算すると、1時間あたり約4円がかかることになります。1日5時間、30日間で約600円が目安です。
一方でゲーミングPCは初心者向けのモデルでも300Wほどの消費電力を想定しておく必要があり、電気代は1時間で約8~9円です。一般的なPCに比べると、ほぼ倍の電気代がかかることを承知しておきましょう。
中古のゲーミングPCってどう?使える?
中古のゲーミングPCとして販売されているものも、もちろん使用可能です。ただし、元のオーナーがどれくらい使用していたかはわからないため、当たりはずれがあります。
どうしても早いうちにPCを用意する必要があるものの、費用が工面できない時。一台目を購入するまでの繋ぎとして使う場合などに中古モデルはおすすめです。また、新品とさほど価格が変わらない場合は新品を購入しましょう。せっかく同じくらいの費用を払ったにも関わらず、壊れる時期が早まり損をする可能性があるため注意が必要です。
自作PCを組む際であれば少し前に発売された希少なパーツが中古店に並んでいることがあるので、そういったタイミングで中古モデルを活用するのがおすすめです。
まとめ
今回は、ゲーミングPCの買い方について紹介しました。
ゲーミングPCは、BTO専門ショップで購入するのがおすすめです。!
また、ゲーミングPCは選び方が最も重要ですので、このコラムを参考に、自分に合ったゲーミングPCを購入してみてくださいね!