動画編集におすすめゲーミングPCのスペックまとめ
この記事の目次
動画編集におすすめのゲーミングPCのスペックについてまとめました。
動画編集を行う際にはゲーミングPCがあると作業がスムーズです。PCを購入するにあたって選んでおきたいスペックの情報を詳しくご紹介します。
また、おすすめのメーカーやどこで買えるのかといった、購入前に確認しておくべき項目についても触れています。動画を編集する時に必要な情報があれば参考にしてください!
普通のPCとゲーミングPCの違いとは?
普通のPCとゲーミングPCの違いとは、主にゲームを快適にプレイすることを前提に、高性能なスペックを備えているかどうかという点にあります。最近のPCゲームは美麗な映像を高フレームレートで楽しむようなゲーム作品が増えているため、そういったタイトルの良さを最大限に引き出すためには、相応の性能が求められます。
普通のPCでもゲームをプレイすることは可能ですが、スペックを重視していくと最終的にはゲーミングPCを選ぶことになるでしょう。
そんなゲーミングPCですが、近年ではゲームプレイに限らず、動画編集のような負荷がかかりやすい作業用としても選ばれています。ゲーム配信者がその例で、ゲームプレイから動画編集までをゲーミングPC一台で済ませられることから、大きく注目されるようになりました。
そこで今回は、動画編集におすすめのゲーミングPCを見つけるために、選んでおきたいスペックをご紹介します。早速次の項目からご紹介しているので、これからゲーミングPCを購入予定であれば参考にしてください。
動画編集におすすめゲーミングPCのスペック
動画編集におすすめのゲーミングPCのスペックをご紹介します。PCを選ぶ際は、今発売されている製品の中でもできるだけスペックが高いものを選んでおきたいところですが高価です。最低限必要なスペックは揃えられるよう、おすすめの要素をご紹介しましょう!
PCの型
ゲーミングPCにはデスクトップ型とノート型があります。デスクトップ型であれば、後からパーツを入れ替えたいと思った時に、ある程度のカスタマイズが可能です。一方でノート型は、パーツを入れ替えたいと思ってもカスタマイズの範囲が限られます。持ち運びの予定がなければ、よほどでない限りはデスクトップ型を選ぶことをおすすめします。
OS
PCのOSにはWindows OSとmacOSがありますが、大多数のゲームタイトルはWindowsに対応しています。動画編集に限らずゲームプレイも兼ねてゲーミングPCを購入予定であれば、Windows OSを選びましょう。
CPU
パソコンの頭脳の部分に値するのがCPUです。CPUにいいものを選んでおくことで、動画ファイルのエンコードやフィルターの適用といった複雑な計算処理を高速に行うことが可能で、作業効率アップに繋がります。動画編集にはIntelの「Core i5」かAMDの「Ryzen5」以上のスペックを選んでおくと、複雑な処理を行う際もスムーズです。
Intelはシングルコア性能に強く、一瞬の処理速度が求められるシーンで活躍。AMDはマルチコア性能に強く、動画編集や3Dレンダリングを行う際に活躍するとされています。これら2つのCPUを比較するとやや能力が異なりますが、どちらも動画編集にはおすすめです。
メモリ
メモリはPCが処理中のデータを一時的に記憶しておくパーツです。動画編集は多くのデータを扱う必要があるため、十分なメモリ容量がなければエンコードに時間がかかったり、色調補正やキーフレームを設定すると映像がカクついたりフリーズする懸念があります。最低でも8GB、快適に作業したい場合には16GB、4K動画の編集を行う場合には32GB以上のメモリがあると安心です。
ストレージ
PCのデータ保存に使われるのがストレージです。ストレージにはSSD(ソリッドステートドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)の2種類があり、SSDは読み書きの速度が速く、OSや動画編集ソフトといった頻繁に使うデータ保存に向いており、HDDは大容量のデータを低コストで保存できるメリットがあります。
ゲーミングPCではこれらのストレージを併用するのが主流であることから、SSDにはOSや動画編集ソフトを、HDDには動画の素材や編集済みの動画を入れておく場所にするといいとされています。
SSDには512GB以上、または1TB以上のSSDを検討してもいいでしょう。HDDは4K動画を大量に扱う場合はテラバイトのHDDが必要になることもあります。
ゲーミングPCを購入する時点で内蔵ストレージに大容量のものを用意しておくと便利ですが、外付けのストレージで容量を増やすこともできるため、予算に合わせて調整するのもいいでしょう。
モニター
デスクトップ型のゲーミングPCを選んだら、モニターを別で購入する必要があります。動画編集はモニターにより操作性や品質に影響が出ることから、パネルの種類をはじめ、画面のサイズや解像度をチェックして製品を選んでおきたいところです。
パネルの種類
パネルにはIPS・有機EL・TNと3つの種類がありますが、動画編集では正確な色表現が可能なIPSパネルがおすすめです。
画面のサイズ
動画編集には、最も小さくて23インチ、4Kの動画編集であれば27インチ以上の大きさがあれば作業効率がよくなるとされています。画面のサイズが小さすぎると操作性や視認性に影響が出るほか、サイズが大きすぎると視点移動が多くなることから、長時間の作業では目の疲れを感じやすくなるので注意が必要です。
また、何となくのサイズ感で選ぶと、いざ部屋に置いた時の大きさのギャップに後悔し兼ねません。メジャーを使って実際にサイズを測り、よく検討してから購入することをおすすめします。
解像度
一般的な動画編集にはフルHD(1920×1080)が好まれていますが、最近は4K(3840×2160)動画も増えています。高画質な動画を編集したい場合や、大画面で作業を行う予定であれば4Kモニターを選びましょう。
動画編集におすすめBTOメーカー3選
動画編集におすすめのBTOメーカーを3社ご紹介します。BTO(Built To Order)とは、PCを構成するパーツを、好みに合わせて自由に選ぶことができるメーカーのことを指します。元からパーツが決められている組み上がったPCを買う方法もありますが、必要なパーツを選んでPCを注文する場合は、BTOメーカーで買うといいでしょう。
ドスパラ
ドスパラは、ゲーミングPCブランド「GALLERIA(ガレリア)」を展開していることで知られる老舗BTOパソコンメーカーです。幅広いラインナップとカスタマイズ性の高さが魅力。ほとんどのモデルが翌日出荷で、注文してから数日で手元にPCが届きます。
マウスコンピューター
マウスコンピューターは、ゲーミングPCブランド「G-Tune」を展開することで知られているBTOメーカー。コスパが高く、初心者でも扱いやすい点が人気ポイントです。豊富なカスタマイズオプションを提供しています。
パソコン工房
パソコン工房は、「レベルインフィニティ」や「レベルシータ」といったゲーミングPCブランドを展開中のメーカーです。パーツの組み合わせやカスタマイズの自由度が高いことで知られ、初心者はもちろん上級者向けのモデルも充実しています。
ゲーミングPCを買うならどこ?
ゲーミングPCを買うならどこがいいのか。通常のPCであれば実店舗は家電量販店が一般的ですが、今回はゲーミングPCということもあり、PCを専門的に取り扱う店での購入がおすすめです。
また、『動画編集におすすめBTOメーカー3選』の項目でもご紹介したBTOメーカーのゲーミングPCについては、実店舗では人気モデルのみ販売を行ったりカスタマイズ例のみを展示していることがあります。この場合は店頭でスタッフに相談しながらカスタマイズを行い、注文することができます。
PCを専門的に取り扱う店舗の中には、アウトレットや中古品で品質のいい高スペックなパーツを取り扱っていることもあるため、そういったパーツも含めて組み上げるのもいいでしょう。この場合も、スタッフに相談しながら決めることができます。
スタッフへの相談は不要で、今回ご紹介した情報でゲーミングPCが決められるようであれば、直接BTOメーカーのサイトから申し込む方法がいいでしょう。ぜひこの機会に、動画編集用のゲーミングPCの購入準備をすすめてください!
まとめ
今回は動画編集におすすめのゲーミングPCのスペックについて紹介しました!
今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!