Switchのカードリーダー・ゲームカードスロットを修理する方法
この記事の目次
Nintendo Switchのカードリーダーやゲームカードスロットを修理・交換する方法についてまとめました。
Switchのカードリーダーやスロットに、micro SDやゲームカードを差し込んでも読み込めないから修理したい。自分で交換できるのだろうか?など、ゲーム機本体のトラブル改善策をご紹介します。
また、抜き差しの負担を軽減する便利アイテム「切り替えカードリーダー」についてもおすすめモデルをご紹介しているので、導入を検討してみてください!
Switchにmicro SDやゲームカードを差し込んでも読み込めなくなったら
日々Switch本体にmicro SDカードやゲームカードを差し込んでいるうちに、カードリーダーやゲームカードスロットが読み込めなくなってしまうことがあります。この場合対処法として、ひとつは任天堂サポートへ修理を依頼する。もうひとつは自分で修理・交換を行う方法があります。
任天堂サポートへ修理を依頼する場合は、ニンテンドーの公式ページから申し込むことができます。通常モデル・有機ELモデル・Switch Liteいずれのモデルでも、基本的に修理にかかる料金は4,950円です。(※修理を依頼した際に他にも不具合が見つかった場合は料金が変わります)
また、正常な使用方法のもとで不具合が出た場合は、保証期間内であれば無料で修理を依頼することができます。その場合、購入したことを示すSwitchの外箱の印字、もしくはレシートや納品書がなければ無料では受けられないのでご注意ください。
自分で修理・交換を行う場合は、必要なパーツを購入して作業を行います。
どちらの方法を取るか迷うと思いますが、基本は任天堂サポートへ修理を依頼するようにしましょう。自分で修理・交換を行った際に、万が一Switch本体が故障しても、保証を受けることはできません。
そのことを承知の上、自己責任で修理・交換を行う必要があります。次の項目からは、実際に修理・交換の方法をご紹介しているので参考にしてください!
Switchのmicro SDカードリーダーを修理・交換する方法
Switch本体のmicro SDカードリーダーを修理・交換する方法について解説します。
micro SDカードリーダーを用意する
必要なパーツを用意しましょう。micro SDカードリーダーは「micro SDカードスロット」などの名で、ネット通販サイトやPCのパーツを取り扱う専門店などで1,000円前後で手に入ります。ネット通販サイトで購入する場合は、実際に他の人が交換したという口コミ情報を参考に選ぶといいでしょう。
Switch本体の修理を始める準備
Switchの修理を始める前に、まずは本体の電源を切っておきましょう。micro SDカードやゲームカードが入っているようであれば取り出し、左右のJoy-Conを外します。
作業にはドライバーとヘラ、ピンセットを使います。これから道具を用意する場合は、Switchを分解するための道具がセットになったものがネット通販サイト(amazonなど)で売られているので、そういったものを活用するのもいいでしょう。
作業を行う中で、取り外したパーツ類は絶対に失くさないようトレーなどに保管しておいてください。外したパーツは最後に元に戻す必要があるので、どこの部位のものかメモ書きしておくと安心です。
Switch本体裏面のパネルを外す
Switch本体を裏向けて四隅にある4つのネジを外します。続けて上側面、下側面にあるネジを外しましょう。今度は左右の側面中心部分にあるネジを各1本ずつ外してください。
通常モデルは、キックスタンドを開いたところに留めてあるネジを1本外します。有機ELモデルは、背面スタンドを開いた左右に留めてあるネジを2本外します。外したらスタンドを閉じてください。本体裏面のパネルにヘラなどを差し込むと、パネルが外れます。
micro SDカードリーダーを交換する
Switch本体左下にあるmicro SDカードリーダーの上についているスポンジをピンセットで外します。こちらは交換後も使うので置いておきましょう。
micro SDカードリーダーを固定しているネジを外し、指やピンセットを使ってmicro SDカードリーダーを持ち上げて取り出します。ここで新しいmicro SDカードリーダーに交換し、ネジで留め直します。
ここからの作業は、今まで行ってきた手順で元に戻していきます。これでmicro SDカードリーダーを修理・交換する作業は完了です。
Switchのゲームカードスロットを修理・交換する方法
Switch本体のゲームカードスロットを修理・交換する方法について解説します。
ゲームカードスロットパーツを用意する
ゲームカードスロットを新しくするための交換パーツを用意しましょう。ネット通販サイトやPCのパーツを取り扱う専門店などで、2,000円前後で手に入ります。商品を選ぶ際は、実際に他の人が交換したという口コミ情報をチェックして選ぶことをおすすめします。
Switch本体の修理を始める準備
Switchの修理を始める準備として、本体の電源を切ります。micro SDカードやゲームカードを取り出し、左右のJoy-Conを外しておきます。
分解の作業にはドライバー・ヘラ・ピンセットを使います。道具はネット通販サイト(amazonなど)でセットで売られているものが便利です。
取り外したパーツ類は全て失くさないよう保管しておいてください。どこにどのパーツがはめてあったのかわかるように、メモ書きしておくと元に戻す際に安心です。
Switch本体裏面のパネルを外す
Switch本体を裏向け、四隅4つのネジを外します。続けて上側面、下側面にあるネジを外し、左右の側面中心部分にあるネジを各1本ずつ外してください。本体裏面のパネルにヘラなどを差し込むことでパネルが外れます。
シールドプレートを外す
今度は本体内部の全面にはめ込んであるシルバーのシールドプレートを外していきます。先にmicro SDカードリーダー部分にあるネジを外します。次に上部左右2か所、下部左と右に2つ、中心と全部で6つのネジを外しましょう。シールドプレートを手で持ち上げると外れます。
その他パーツを外していく
右下にバッテリーのコネクタがあるので、配線部分を持ち上げるようにすると取り外し完了。今度は中心あたりにあるシルバーのヒートシンクプレートを外していきます。プレート上下のネジを緩めると、銅色のパーツと共にヒートシンクプレートが外せるようになっています。
ゲームカードスロットパーツを交換する
ゲームカードスロットパーツがSwitch本体の左上にあり、イヤホンジャックパーツと一体型になっています。右上イヤホンジャック部分のネジ2つ、パーツ下に1つネジが留めてあるので外します。
左側に縦長のリボンケーブル、右側のコネクタ受け口にイヤホンジャックのケーブルが繋がっているので、それぞれ手ではずしていくとゲームカードスロットの取り外し作業が完了します。ここで新しいものに交換して、修理・交換の手順は終了です。
ゲームカードスロットの取り外しは作業内容が複雑なので、実際に取り外している方の動画を参考にすると作業がスムーズです。
▼参考動画はこちら▼
Switchに使える切り替えカードリーダーとは?
ゲームカードの抜き差しを頻繁に行うことで傷んでしまうカードリーダーの消耗を少しでも抑えるには、「切り替えカードリーダー」を使う方法があります。切り替えカードリーダーとは、PCでよく使われるハブのようなものです。カードリーダーに遊びたいゲームカードを数種類差し込んでおくことができ、ボタンやリモコンで遊ぶゲームを切り替えられます。
他のゲームで遊びたいと思った時に、その都度ゲームカードの抜き差しを行う必要がないので、手間が省けることはもちろんカードリーダーの消耗を抑えることに役立ちます。ゲームカードを失くしがちな方にもぴったりです。おすすめのSwitch用切り替えカードリーダーを次の項目でご紹介しているので、使いやすそうなものを選んでみてください!
Switch用の切り替えカードリーダーおすすめ2選
8-in-1 Switch 多機能カードリーダー切り替え器
Switchのゲームカードが8種類差し込めるカードリーダー切り替え器です。ゲームカードスロットに差し込むだけ、ボタンひとつでゲームを4種類の中で切り替えられるので、タイトルを変えたい時に毎回入れ替える手間がありません。残り4種類はゲームカード4本の収納場所になっています。
Alxum Switch 多機能ドック
こちらは充電スタンド機能を兼ねたゲームカードスロット。ゲームカードは4種類に対応、他にもUSBやHDMIなどさまざまなポートを備えており便利です。純正のドックを持ち運ぶとかさ張ってしまう際にも、こちらを代用するとコンパクトでおすすめです!
まとめ
今回はスイッチライトをインターネット接続できない時の原因と対処法を6項目解説しました。
今後も様々なゲームに関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ちください。