フィギュアを引っ越しの時に傷めず梱包する方法まとめ!
この記事の目次
フィギュアを引っ越しの時に傷めず梱包する方法についてまとめました。
フィギュアを引っ越しのために梱包するにはどうすればいいのかイマイチわからないという方に向けて、傷ませずダンボール箱に詰める方法についてご紹介。大量にフィギュアがある場合の梱包方法のことなどについても解説しています。
片付けなければならない時期が迫り焦っているという方は、ぜひ参考にしてください!
フィギュアを引っ越しのために運ぶにはどんな方法がある?
まずは引っ越しをするにあたりフィギュアを運ぶにはどんな方法があるのか、3つの方法をご紹介します。お手持ちのコレクションの数などを参考に、方法を選びましょう。
引っ越し業者に依頼する
家具などを運ぶため引っ越し業者に依頼すると思いますが、その際にフィギュアを梱包したものも運んでもらう方法です。
最も基本的な運び方で、別料金も発生せず、ラクに引っ越し作業が済ませられるでしょう。
フィギュアの量は少なくても多くてもどちらの場合にも向いていますが、大量にある場合はこの引っ越し業者に依頼する方法がおすすめです。
発送する
梱包したフィギュアを、郵便局や宅配所などから引っ越し先へ向けて発送する方法。
この方法を利用する場合、美術品輸送や保険付きの輸送を選択することで、保証を受けられるメリットがあります。
引っ越し業者にも有料の保証が用意されていることがあるので、保証内容や料金を比較して、どちらの方法で送るか決めましょう。
スタチューのような大きなフィギュアや、高額なフィギュアを運ぶ際に保険の利用を検討するといいでしょう。
自分で運ぶ
自分で車を運転してフィギュアを運ぶという方法。大切なコレクションの移動を人に頼むのが心配でならない場合は、自分で運びましょう。
引っ越し先の距離にもよりますが、運転する時間と体力さえあればおすすめの方法です。
衝撃を与えないようゆっくり運転して行くなど、運ぶ加減が自分で決められます。自家用車に乗せて行くか、レンタカーを借りるのも手でしょう。
料金はガソリン代と、車をレンタルした場合はレンタル代がかかります。
フィギュアを梱包する前にやっておきたいこと
フィギュアを梱包する前にやっておきたいことは、荷造りと仕分けです。
スケジュールの関係で難しい場合もあるかもしれませんが、荷造りを行う中で必要なフィギュア、不要なフィギュアが出てくることがあります。
引っ越しギリギリの時期に不要なフィギュアが出てくると、焦りが出て、不用品として処分をすることになります。一方で荷造りとフィギュアの仕分けを少しでも早めに行い、日にちに余裕ができれば、買取してもらうことが可能です。
買取してもらうと今まで大切にしてきたコレクションがまた別のコレクターの元で大切にされる上、お金に替えられる魅力があります。引っ越しの荷造りを機に必要か、不要かを見極める機会にしてもいいのではないでしょうか。
実店舗へ買取をしてもらいにフィギュアを持って行った際に査定が込み合っていると、当日で終わらず後日に持ち越すことがあります。
取引きをスムーズに済ませたいようであれば、宅配買取の利用がおすすめ!メールで全てやり取りを行い、査定額も指定の口座へ振り込んでもらえます。
大量に売りたいモデルがあったり、引っ越しまでに余裕があれば、自宅に買取に来てもらう出張買取を利用するのもいいでしょう。
フィギュアを引っ越しのために傷めず梱包する方法
フィギュアを引っ越しのために傷めず梱包する方法について解説。大切なコレクションをしっかり保護して、新しい住まいへ移動する準備をしましょう。
箱あり・箱なしフィギュアの梱包について
箱あり(内箱もあり)フィギュアの場合は、箱へフィギュアを収めておくだけでも、傷を防いでじゅうぶんなクッション性が見込めます。箱から出して飾っているフィギュアで、箱も取ってある場合は、元通りに収めて梱包することをおすすめします。
できる限り箱を傷ませたくないようであれば、箱の角を保護する発泡スチロールコーナーなどのクッション材を使う方法もあるので、検討してみてください。箱の外側をクッション材で保護しておくのもいいでしょう。
かど保護用 発泡スチロールコーナークッション
箱の角を保護する発泡スチロール。特にお気に入りのフィギュアの箱を保護するのにおすすめ。サイズは8cm、4個組2セット入り。
箱なしフィギュアに関しては、次の項目でご紹介している「クッション材を使ってフィギュアを保護する方法」を参考にしてください。
クッション材を使ってフィギュアを保護する
箱なしフィギュアを傷めず梱包するには、クッション材を使って全体を包むところから始めます。可動式のフィギュアでパーツなどが外せる場合は、外しておきましょう。パーツは引っ越し作業中にダンボールの隙間から落ちて失くしたりしないよう、ジップ式の袋などにまとめて入れておくことをおすすめします。
クッション材はいくつか種類がありますが、フィギュアを包む際に便利な素材は緩衝材(エアークッション・プチプチ)です。2〜3周巻いたら、テープで留めます。
緩衝材はどこで買えるのかについてですが、数体のフィギュアであれば100均で売られているくらいの長さのものがおすすめ。
大量にコレクションしているようであれば、ロール単位で買いましょう。ホームセンターやネット通販で、ロール状になったものが売られています。あまりにも長さのあるものを買うと、余って引っ越しの際に困るので、必ず適度な長さのものを買うようにしましょう。高さに関しても、色々なサイズのものがあります。
日本製 サクラパック 緩衝材
こちらの緩衝材は高さ30cm、長さ5mとフィギュアを包む際に適したサイズ感です。
汚れから守るためにビニールなどで覆う
引っ越し作業を行う中で雨が降ったり何らかの汚れから守るために、フィギュアをビニールで覆うようにしましょう。
クッション材で包んだフィギュアの上から、ビニール袋で覆って保護します。ビニール袋に関しては、よほどでなければ数体のフィギュアをまとめて入れてもいいでしょう。
ダンボール箱の中で動かないよう固定する
最後にクッション材で保護したフィギュアを、ダンボール箱の中に入れていきます。ダンボール箱は底からガムテープでしっかり封をしておきましょう。
ダンボール箱にフィギュアを詰める際、箱の中でフィギュアが動き回らないよう工夫する必要があります。クッション材で包んだフィギュアを箱に入れたら、箱との隙間には新聞紙を丸めたものや、発泡スチロールなどを入れて隙間を埋めて衝撃から守りましょう。
それでも動きそうな場合は、箱の中にテープを使ってフィギュアを固定しておく方法もあります。ダンボール箱の角はヘコんでしまったり何かとトラブルが起こりやすい部位でもあるため、できれば角あたりにフィギュアを配置するのは避けることをおすすめします。
ダンボールをガムテープで閉じたら、最後に「割れ物シール」や「取扱注意シール」を貼るのも良し!大切なフィギュアが入っている箱の外側に貼っておくと、それだけで壊れやすいものが入っていることを示す目印に。取扱注意シールは、ネット通販サイトや100均でも手に入ります。
取扱注意シール
サイズ縦6cm、横3cmの取扱注意シール。20枚入り。貼って目立たせることで注意を促します。
梱包する時に注意しておきたい・知っておきたいこと
フィギュアを梱包する時に注意しておきたいことや、知っておきたいことをチェックしておきましょう。
大量のフィギュアを梱包するには
大量のフィギュアを梱包するのは手間がかかる上、梱包資材もたくさん使います。箱ありフィギュアで内箱がついているものであれば、複数の箱をまとめた状態でクッション材を巻くことも可能です。
箱なしフィギュアに関しては、数体をまとめた状態でクッション材を巻くのはあまりおすすめしません。フィギュア同士が触れて傷になったり、色移りする可能性があるためです。
大量にフィギュアを持っている方であれば、どのダンボール箱にどのモデルが入っているかを記入しておくと、開けて並べる際にわかりやすく作業がラクです。
フィギュアに直に新聞紙などが触れないようにする
フィギュアを包むクッション材に、新聞紙や広告を使うのは止めておきましょう。印刷がフィギュアにうつる可能性があります。
直接フィギュアに触れる紙は、コピー用紙や半紙など、無地で無色のものを使います。
ガラスケースに入れたまま運んでもらうことは可能?
フィギュアをガラスケースに入れたまま運んでもらえるかどうかは、引っ越し業者の判断によります。
ただし、運ぶ過程で必ず倒れるので、傷がついたり、うっかり扉が開くと中身が出てしまうことも考えられます。基本的には入れたまま運んでもらうのは止めておきましょう。
梱包したフィギュアは引っ越し先で早めに取り出す
梱包したフィギュアは、引っ越し先に着いたら早めに取り出して、破損していないかどうかを確認しましょう。
万が一傷みが見つかったら、引っ越し業者の保険や、美術品輸送や保険付きの輸送を選んで発送した場合に保証を受けられます。保証を受けられる期間は限られているので、チェックはお早めに。
また、フィギュアは空気に触れることなく密閉状態が続くと、逃げ場を失った可塑剤がフィギュアの表面に付着してベタつきが始まります。空気の入れ替えも兼ねて、ダンボール箱から早めに取り出すことをおすすめします!
まとめ
今回はフィギュアを引っ越しの時に傷めず梱包する方法についてまとめました。。
今後も様々なフィギュアに関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ちください。