【Switch】熱くなる前にやっておくべき対策まとめ
この記事の目次
Nintendo Switchが熱くなる前にやっておくべき対策についてまとめました。
Switch本体が熱くなる前に対策しておくと、ゲームプレイ中に自動停止したり故障するようなトラブルを防ぐことができます。
この記事では既に熱くなり始めてしまった場合の対処法についても触れています。これからも快適にゲームを楽しみたい方はぜひ参考にしてください!
Switchの本体が熱くなる原因
Switch本体が熱くなるのは何故なのか?まずは原因を知っておきましょう。
長時間のゲームプレイ
Switchをはじめとするゲーム機は、精密部品から成り立っています。ゲームプレイ中はその部品が稼働しているため、短時間であれば問題のない動作も、長時間遊んでいるうちに熱を帯び始めます。
ゲーム機には冷却するためのファンが備わっていますが、長時間のゲームプレイになると冷却機能が追いつかなくなってしまいます。
充電しながらのゲームプレイ
よくSwitchを充電しながら遊んでいるという方は、遊んでいるうちにゲーム機本体が熱くなるのを経験したことがあるはずです。
それもそのはず、常に電力がバッテリーに供給されていることに加え、ゲームプレイ時の発熱が重なるのが原因です。
処理データの多いゲームのプレイ
高グラフィック且つネットワークでのやり取りが多いゲームをプレイすると、CPUやグラフィックチップに負荷がかかり、本体が熱くなる傾向があります。
冷却機能が低下している
Switchの本体内部には冷却機能としてファンが備わっていますが、そのファンにホコリやゴミが溜まると、冷却機能が低下し熱を逃がせなくなります。
テレビモードで遊んでいる
テレビモードで遊ぶ際にも熱くなることがあります。この場合はドックに接続することにより熱がこもりやすくなっていることが、原因のひとつとして考えられます。
Switchの本体が熱くなるとどうなる?
対策をしておくべきヒントとして、Switchの本体が熱くなるとどうなるのかをチェックしておきましょう。
ゲームのプレイ中に動作が遅くなる・フリーズする
Switch本体が熱くなると、ゲームのプレイ中に動作が遅くなったり、「本体が高温になりすぎたためスリープします」という表示が出て映像がフリーズしてしまうことがあります。こういった時は焦ってついボタンを連打してしまいがちですが、映像が再び動き始めるまで待つほかありません。
本体が曲がる
長時間にわたり熱くなる状態が続くと、ひどいケースではSwitch本体が曲がってしまうこともあります。大きく曲がってしまうとニンテンドーの公式修理でも返送される可能性があるため、曲がらないよう対策しておかなければなりません。
動作の遅延・フリーズ・本体の曲がりと熱くなるのを繰り返し、Switch本体に負荷をかけ続けると、最悪の場合は故障してしまう可能性もあります。そうならないためにも、前もって対策を取っておきましょう。対策方法を次の項目からご紹介します。
Switch本体が熱くなる前にやっておくべき対策
Switchの本体が熱くなる前にやっておくべき対策について解説。ゲーム機を傷ませないよう準備をしておきましょう!
風通しの良い涼しい環境で遊ぶ
Switchで遊ぶ際は、風通しの良い涼しい環境にしておくことを心がけましょう。部屋の温度の目安は最大でも35度までが目安です。特に暑い季節は、温度の高い部屋でゲーム機を起動させると、排熱処理が追いつかず熱くなってしまいます。
部屋の窓を開けたり、扇風機をまわす、エアコンの温度を下げるなどの対策が効果的です。
ドックの側面カバーを開く
ドックにSwitch本体をセットしてテレビモードで遊んでいる時は、特にSwitch本体が熱くなる傾向にあります。
その対策として、テレビモードで遊ぶ際はドック側面のカバーを開けておきましょう。たったそれだけでも吸気口を露出させるので、熱くなるのを防ぐことができます。
Switch本体を置く場所に気をつける
Switch本体を置く周囲10cm以上は物を置いたり壁と密接させないようにしましょう。Switchには吸気口・排気口といって、外の空気を吸気口から取り込むことで、本体内部の冷却ファンが回転し排気口から空気を送り出す構造が備わっています。
排気口をはじめゲーム機本体周辺の空間をじゅうぶんに空けておくことで、熱を逃がすことができます。
また、ドックにセットしたゲーム機本体を床に置いていると、毛足の長いラグなどの繊維やクッションなど、日常生活のちょっとしたものが吸気口を塞いでしまうことがあります。
Switch本体はできるだけ棚やデスクの上に配置するなど、置き場所を見直しておくことをおすすめします。
Switch本体の掃除をする
Switch本体の掃除を熱くなる前の対策として行いましょう。特に吸気口はホコリが溜まりやすく、溜まると空気が取り込みにくくなり冷却効率が悪くなるので、掃除は必須です。
吸気口の位置についてですが、Switchの通常モデルとLiteは本体裏側の下あたりに吸気口があり、有機ELモデルは本体裏側の側面に吸気口があります。
ホコリはエアダスターを使って吹き飛ばす。もしくは細めの隙間ノズルがついた掃除機で吸い取りましょう。これらがなければ「爪楊枝」で、隙間や溝に沿ってホコリをかき出すといいでしょう。
掃除の頻度は定期的に行うのが理想ですが、できなければ年に2回は行っておきたいところです。簡単な掃除で綺麗にならないようであれば、関連記事も参考にしてください!
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設定を見直す
高画質且つ色鮮やかな映像で長時間ゲームプレイを続けると、それだけSwitch本体に負荷がかかり、熱くなりがちです。そこで見直したいのが映像の設定で、テレビモードであれば設定の調整が可能。よほどこだわりがなければ、設定を下げる対策を行いましょう。
画質の設定は、Switchのホーム画面「設定」を開き、「テレビ出力」の「テレビの解像度」を選択。最高画質である「1080p」に設定されているようであれば、「720p」や「480p」に画質を落として映像を確認してみてください。
ホーム画面「設定」の「テレビ出力」にある「RGBレンジ」の設定からは、色の表現幅を設定することができます。「フルレンジ」が最大限カラーに幅を持たせた状態なので、負荷を減らすには、限られたカラーの中で色を表現する方法「リミテッドレンジ」を選ぶといいでしょう。
いずれも必ずしも設定を下げなければならないということはないので、下げた映像を見た上で適用するかどうかを判断しましょう。
Switchの本体が熱くなり始めたら
上記ではSwitchの本体が熱くなる前にやっておくべき対策について解説しましたが、それでもSwitch本体が熱くなり始めた時の対処方法について解説します。
遊び始めてから熱暴走がはじまった時はどうすればいいか、いざという時のために覚えておきましょう!
電源を落とす
Switchの本体が熱くなり始めたら、すぐに冷ますことが重要です。温度が高いと感じた時点で一度ゲーム機本体の電源を落とします。熱がじゅうぶんに冷めてから、またゲームプレイを開始しましょう。
熱くなりやすい・温度が下がりにくい
どんな対策を取っても熱くなるのが早く、温度が下がりにくくなった。そんな場合はそろそろSwitch本体を修理に出す時期かもしれません。故障して動かなくなる前に、早めに修理に出しておきましょう。次の項目では、修理に出す方法について解説しています。
対策をしても熱くなる場合は修理へ
Switch本体が熱くなる前に対策を取っているにも関わらず改善されない場合は、ゲーム機本体を修理に出しましょう。
修理に出す先は購入店ではなく、ウェブサイトから行います。ニンテンドーのサポートページを検索して開いたら、「修理のご案内」から申し込むことができます。
Switch本体に搭載のリチウムイオン電池(バッテリー)の寿命は、使用頻度など人にもよりますが、基本的には2年〜3年程とされています。修理料金はバッテリー交換が4,950円、CPU基板に異常がある場合は、13,200~15,400円がかかります。
Switch本体が熱くなるようであれば、最終手段として修理に出すことも視野に入れてみてください!
まとめ
Nintendo Switchが熱くなる前にやっておくべき対策についてまとめました。
今後も様々なゲームに関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ちください。