【徹底解剖!】100均で買えるプラモ作成アイテム9選
この記事の目次
- 「プラモデル用の道具は高い!!」
- 「もっと安くプラモデル用の道具は買えないの?」
こんなことを考えたことはありませんか?
プラモデル用の道具は、専用の道具ともなれば物によっては5000円をすることも珍しくありません。
また、ニッパーや塗料などの必ず必要な道具であればまだいいものの、どこでも手に入りそうな物だとしてもそれなりの金額がかかってしまうため、プラモデル専用品で全て揃えるとなかなかの出費になってしまうことも。
今回は、そんなプラモデル制作時に使える道具で、「100均」で安価に手に入る道具と、安い値段では買わない方がいい道具まで徹底解説いたします。
プラモ作成にお勧めな100均のアイテム9選
結論から言うと、プラモデル用の道具でこまごましたものは、専用の物ではなく「100均」で揃えれば十分です。
近頃の100均では、商品の品ぞろえが豊富なこともあり、プラモ作成時に必ず必須となるような商品だけでなく、これは実はプラモデル用なのではないか?と言うような、まさに「モデラ―向け」とも言える商品も多数販売されています。
実際に、プロモデラーによっては、コストパフォーマンスを重視した結果、資材のほとんどを100均で調達しているという方も少なくは有りません。
では、100均で購入することができる「プラモデル用資材」には、一体どのようなものがあるのか。下記で詳しく解説いたします。
小皿
プラモデル用の資材で比較的使用頻度が高い「小皿」。
塗装の際に塗料を溜めておくことはもちろん、細かいパーツ置き場にも使用するため、細かい作業を行うモデラ―にとっては必須のアイテムです。
瞬間接着剤
プラモデル制作の際には必ず使用するのが、パーツ同士を接着するための「接着剤」です。
プラモデル用の接着剤も決して高いものではないのですが、文量を考えるとコストを抑えれるところは抑えたいもの。
100均のプラスチック用接着剤であれば、それなりの接着力を発揮することはもちろん、何より価格が安いため、多少の無駄遣いをしても後悔することはないでしょう。
ただ、ざっくりとした接着であれば問題はないですが、精密な接着を行いたい場合はプラモデル用の接着剤を使う方が無難です。
ピンセット
プラモデル作成時に細かい作業を行うとき、ピンセットは必ず使用したい所です。
ハッキリ言ってしまえば、ピンセットは「100均で十分」です。
正直なところ、それなりにプラモデルを作成してきた筆者の目から見ても、100均のピンセットもプラモデル用のピンセットも使用感はほぼ変わりありません。
ものすごく細かい水転写シールを多く貼る際は確かにプラモデル用の方が使いやすい気もしますが、100均のピンセットでも十分対応可能なので、わざわざ専用品を買う必要はないでしょう。
紙やすり
プラモデルのバリや塗面を平にする際に、必ず使用する紙やすり。実はこれについても100均で購入することができるのです。
近年ではDIYが非常に流行しているため、100均にも様々な種類の紙やすりが販売されています。
紙やすりで重要なのは、やすり面の粗さを示す番号。プラモデル用だろうと100均の物だろうと、番号が同じであれば品質も同じものです。
自分の用途に合った番号のものであれば、100均の紙やすりで必要十分ですね。
綿棒
プラモデルの塗装などを行う際に、綿棒は必ず使用することになるでしょう。
しかし、この綿棒は100均で買う方が確実にお勧めです。
プラモデル専用の綿棒は確かに便利ですが、比較的割高なため使用しているうちに使い渋ることもしばしば…
ここ一番の塗装を行うときは高いものを使う方が良いですが、簡単な拭き取り作業の時は安いものをバンバン使う方が精神的にも安心できます。
カッティングマット
プラモデルを作成する際には、カッターナイフやデザインナイフなどで切ったり削ったりを繰り返すことは珍しくありません。
その際に、下にマットを敷いておけば机を傷つける心配もないので、安心して作業を行うことができます。
そして、下に引くものとしては、100均で販売されているカッティングマット、いわゆる「カッター板」が非常に便利です。
100均で売られているカッティングマットは、大きくてもA4サイズほどのものですが、それでも下に引いてあるのとそうでないのとでは作業効率が段違い。
わざわざ専用の物を買う必要もないので、100均で購入してしまいましょう。
100均でプラモ作成用品を買った方がいい理由
100均では、上記で紹介した以外にも、プラモデル作成時に適した品が非常に多く取り揃えられています。
しかし、人によっては「プラモデル専用」の物を買っておく方が安心なのではないかと考える方もいるでしょう。
ですが、プラモ作成用品は揃えられる物に関しては100均で揃えておくほうが良い場合もあるのです。
プラモ作成用品を100均で買った方が良い理由としては、以下の通りです。
- 専用品は「高い」
- 専用品は「メンテナンスしなければならない」
それでは、各項目ごとに解説いたします。
専用品は「高い」
プラモ作成用品は基本的にタミヤなどの「プラモデルメーカー」から販売されていることが殆どです。
そのため、プラモデル作成用に最適化されてはいるのですが、その関係もあり物としてはやや割高になってしまいます。
たとえば、プラモデル専用の綿棒は50本入りなのにも関わらず、定価は約「440円」。
しかし、全く同じとまでは言えませんが、100均で先細の綿棒を買おうと思うと100円で約200本入りの物を購入することが可能になります。
繊細な作業を行いたい場合は専用品がいい場合もありますが、基本は雑に使用するものが多いため、100均で安いものを買っておけば十分な場合が多いのです。
専用品は「メンテナンスしなければならない」
プラモ作成用品は基本的に「メンテナンス」が必須です。
綿棒などの使い捨ての物であれば別ですが、ピンセットなどの専用品であった場合、塗料が付着してしまえば綺麗にふき取っておかなければいけないので日ごろの手入れがとても重要になってきます。
また、プラモデル専用のピンセットは先が非常に細いため、軽く力を入れただけでも歪んだり曲がったりするので、メンテナンスも身長に行わなければならなくなります。
そのため、プラモデル専用のような精密なものではなく、比較的雑に扱っても問題なくメンテナンスフリーで使用が出来る100均の商品は、非常にコストパフォーマンスにも優れているのです。
100均で買わない方がいいプラモ作成アイテム
プラモデル専用の用品は、基本的には100均で揃えることのできるアイテムで十分代替可能です。
しかし、全ての用品が100均でまかなえるかと言うとそういうことにはなりません。
物によっては、100均の商品ではなく、プラモデル専用に調整された品質の高いものを使用することが必要になってくる場合もあるのです。
では、そんな100均では「買わない方がいい」とも言えるアイテムは一体どのようなものなのか。
100均で買わない方がいいプラモ作成用品は、以下の通りです。
- ニッパー
- デザインナイフ
それでは、各項目ごとに解説いたします。
ニッパー
100均では買わない方がいいプラモ作成用品の1つは、間違いなく「ニッパー」です。
100均で売られているニッパーは比較的構造が甘く、挟んだ際に隙間が出てしまう物もおおいため、パーツをランナーから外す際に白い跡やバリが汚く残ってしまうのです。
その反面、プラモデル専用のニッパーであれば、切れ味はしっかりと保証されているため、その心配は全くありません。
ニッパーはプラモデルの完成クオリティを大きく左右するほどの物なので、妥協せずそれなりの価格の物を選んでおく方がお勧めです。
デザインナイフ
ニッパーと同様に、デザインナイフもプラモデル専用の物を買っておく方が良いでしょう。
100均のデザインナイフも、ニッパー同様精度が若干甘いため、物によって切れ味にムラが出てしまうのです。
その点、プラモデル専用のデザインナイフであれば、切れ味はもちろんグリップのフィット感もプラモ作成のために最適化されているため、ストレスなくプラモデルを作成することが可能です。
まとめ
今回は、そんなプラモデル制作時に使える道具で、「100均」で安価に手に入る道具と、安い値段では買わない方がいい道具まで解説いたしました。
プラモデルを作成する際には、様々な種類の道具が必要になってきます。しかしそのどれもが専用の物を使わなければいけないということはないので、雑に使いたいものについては100均で安価に入手しておく方がコストパフォーマンスに優れています。
しかし、ニッパーやデザインナイフなどの刃物については、プラモデルのクオリティを左右する物になるので、品質の良いプラモデル専用の物を買っておく方が良いでしょう。
是非この記事を参考に、安く揃えられる所はとことん安く。そして掛けるべきところにしっかりとお金をかけて、クオリティが高いプラモデルを作成してみてください。