【PS5】熱対策の方法とおすすめアイテムまとめ
この記事の目次
PS5の熱対策の方法とおすすめアイテムについてまとめました。
高性能なPS5ですが、熱対策をしていなければ遊んでいるうちに熱暴走を起こし、エラーが出たり最悪故障してしまうことも。
この記事では、本体の置き方や設定など基本的な熱対策から、熱を下げるおすすめアイテムについてもご紹介。ゲームプレイ環境を見直してみましょう!
PS5の熱対策になる基本的な置き方
まずはじめにPS5の熱対策になる基本的な置き方について解説。
PS5の置き方には「縦置き」と「横置き」の2種類があります。これらの置き方のうち、熱を逃がすためにどちらにすべきか迷うのではないでしょうか。
実はどちらの方が排熱性がいいというはっきりとした決まりはなく、好みの置き方を選んで構いません。
最も重要なのはPS5本体を置く“環境”にあります。
本体を立てて置いた黒い側面上部「吸気口」と、反対側の側面「排気口」の近くに物があると、換気ができず熱がこもりやすくなってしまいます。熱を逃しやすくするため、PS5本体の周囲には約10cm程度の空間を空けておくようにしましょう。
また、毛足の長いマットの上などに本体を横置きした場合も、熱がこもったりホコリを吸い込んでしまい兼ねません。熱対策のために、机や棚など繊維類から離れた環境に本体を置いて使うことをおすすめします。
PS5の熱対策になる基本的な設定方法
PS5は高性能ではありますが、綺麗な映像を観ながら長時間ゲームプレイし続けると、熱暴走を起こしてしまうことがあります。
そんな時は設定を見直してみましょう。特に映像出力を4K(2160p)に設定している場合は、1080pへ下げるだけでもPS5本体への負荷を減らすことに繋がり、熱対策になります。
ほかにも、機敏な動作が必要となるFPSやアクションゲームなどは、よほど拘りがない限りは「レイトレーシング」をオフに設定しておくことをおすすめします。
レイトレーシングとは、影を描画する手法の一つ。透過や屈折、反射といったリアルなグラフィック再現を担っているものです。こちらをオンにした状態とオフにした状態で映像を見比べても、ゲームに集中している分には差を感じることなくプレイできるでしょう。
レイトレーシングをオフする方法は、メインメニュー画面のオプションから設定可能です。
扇風機やサーキュレーターを使った熱対策について
PS5本体には、直径120mmと厚み45mmもある大型冷却ファンが内蔵されています。
それでも内蔵ファンだけでは冷却機能が追い付かない!という場合、追加で扇風機やサーキュレーターを使って、本体に向けて風を送るという方法が思い浮かぶ方も多いようです。
方法は、「排気口」(※PSロゴが隣接している側面)から送り出される熱気を助けるようにして風を送るのがポイント。うっかり風向きを逆にしてしまうと、本体の内部から熱気を送り出す妨げになってしまうので注意しましょう。
扇風機やサーキュレーターを使った熱対策の方法と併用して、クーラーで部屋の気温を下げるのも効果的です。夏場はもちろん、春・秋頃でも暑いなと感じるようであれば、部屋の温度を下げておくとゲームプレイ中も安心です。
室温は24〜25℃程度に保つのが理想で、30℃を超える暑さになると、ゲームプレイ環境には適しません。
「本体が熱くなっているので電源を落として下さい」というエラー表示が出たり、最悪の場合ゲームのプレイ途中で強制終了してしまうこともあるので、暑い部屋でのプレイは避けるようにしましょう。
ヒートシンクを使う
PS5のデータ容量を増やすため、SSD(M.2 SSD)を増設した。もしくは増設予定であるという方は、「ヒートシンク」という熱対策の設備が必要です。こちらについてはSONYの公式サポートからも推奨されています。
SSDとヒートシンクは別々で購入をするか、もしくは元からセットになって売られている製品もあるので、そちらを選ぶのもいいでしょう。買える場所に関しては、ネット通販サイトにて「PS5 ヒートシンク」などと検索をすると、すぐに関連商品がヒットします。
ヒートシンクの選び方については、「専用タイプ」と「汎用タイプ」の2種類があります。「専用タイプ」であればすぐに使い始めることができますが、「汎用タイプ」を選んだ場合、サイズが合うかどうかをよく調べてから買わなければなりません。
その代わり、汎用タイプであればPS5で使わなくなったとしても、他のデバイスにも使い回しできる可能性があるというメリットも備えているので、好みで選ぶといいでしょう。
汎用タイプは横幅25mm以下、厚さ11.25mm以下のものを選ぶ必要がありますが、サイズがよくわからない・合うかどうかわからない場合は事前に問い合わせてから購入することをおすすめします。
ElecGear PS5 ヒートシンク
PS5専用のヒートシンク。拡張スロットカバーにフィットするように作られています。
ヒートシンク本体をはじめ、サーマルパッド、固定用スペーサーとネジ、プラスドライバーなど設置に必要なアイテムが一通りセットになっているのですぐに取り付けられるのがポイント。
約3,000円程度で買うことができるコスパの良さからも人気の高い製品です。
そのほか熱対策におすすめのアイテムを紹介
PS5本体の熱対策になる、外付け可能なおすすめアイテムをご紹介。冷却機能に限らず、他にも便利な要素を併せ持った製品が多いので、取り入れやすそうなアイテムを選んで試してみてください!
PS5 LEDライト付き 冷却ファン
PS5の外側から設置できる冷却ファン。デジタルエディション・ディスクエディションどちらの本体にも対応の製品です。
USB接続になっており排気口に取り付けることで、熱を送り出す力を補助します。気になるのが動作音ですが、こちらの製品は28.8dB未満に抑えられています。ヘッドホンをしてゲームプレイをする場合などは、ほぼ音を感じることなく集中できるでしょう。
ファンのサイドのカラーがブラックとホワイトになった2つの展開があるので、好みのものを選ぶことができます。
PS5 冷却口付き コンソールカバー
PS5の表面を覆うカバーと冷却機能が一緒になったコンソールカバー。ディスクエディションに対応した製品です。
使い方はPS5本体のカバーを外し、こちらのカバーに付け替えるだけ。外付けアイテムでありながら、場所を取ることなく熱対策ができるのが魅力!置く場所が限られている場合などにおすすめです。
色展開は他にもブルーやピンク、パープルなどがあるほか、カモフラージュ柄もあり。インテリアに拘りがある方であれば、好みのものに付け替えて色やデザインを楽しむことができます。
PS5用 縦置き充電スタンド 冷却ファン
PS5本体を縦置きするスタンドと冷却ファン機能を併せ持つアイテム。デジタルエディション・ディスクエディション兼用です。
熱対策としての冷却機能はもちろんですが、こちらのスタンドに置くだけでコントローラー2台の充電ができる機能もついているので、一石二鳥で大活躍すること間違いなし!
ファンスピードは低・高・自動と3つの速度に調整できるため、ゲームタイトルごとに速度を変えるなど、その都度環境に合わせて使うことができます。
PS5 冷却ファン付き横置きスタンド
PS5を横置きする冷却スタンド。デジタルエディション・ディスクエディションの両方に対応しています。
熱がこもりがちな下側を浮かして風通しをよくするだけでなく、スタンドは左右から支えるタイプなので、しっかりと安定感を持たせて置けるのがポイント。
USB接続で排気口に取り付けることで、熱を送り出す力を助けながら静音性もバッチリ!
ファンの外側にはUSBポートがついているため、ポートの数に影響せず、今まで通り周辺機器の接続を行うことができます。
まとめ
今回はPS5の熱対策の方法とおすすめアイテムについてまとめました。
今後も様々なゲームに関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ちください。