【ガンプラ】オススメ塗装ブース5選
この記事の目次
「ガンプラを塗装するための塗装ブースが欲しい!」
「塗装ブースの種類が大すぎて、どれがいいかわからない・・・」
こんなこと考えたことはありませんか?
大規模なものから小規模なものまで、その種類は様々あるため、どれを選んでいいかわからないという方も多いはず。
今回は、そんな方のためにガンプラの塗装ブースの選び方とおすすめ塗装ブースを紹介します!
塗装ブースの基礎情報とあわせて解説しますので、ぜひ最後までチェックしてください。
ガンプラの塗装ブースってそもそもどんなもの?
塗装ブースとは、ガンプラをはじめとするプラモデルなどの仕上げとして行う「塗装」を行う際に使うアイテム。
形状は基本的には箱状で、ブースの手前が開いており、プラモデルを中に立てることで効率の良い塗料作業が可能になります。
ちなみに、主なタイプとしては以下の通りです。
換気機能が設けてあるタイプ
換気機能がないタイプ
中には、手元を照らしてくれるものや、自作で作ったタイプなど、種類は様々です。
人気の塗装ブース5選
ここでは早速、ガンプラの塗装におすすめな塗装ブースを厳選して5つ紹介いたします。
TAMIYA(タミヤ)『スプレーワーク ペインティングブースII シングルファン(74538)』
「スプレーワーク ペインティングブースII」は、静音効果が高いシロッコファンを内部機構に搭載した、多くのモデラーが愛用している塗装ブースです。
静音性が高いということもあり、マンションをはじめとする環境に配慮しなければならないことを強いられているモデラーにとっては、まさに希望の光とも言える塗装ブース。
ダンボール製の塗装ブースに比べればやや値段は張りますが、それでも「1万円前半」で高機能な塗装ブースを購入できるため、入門用の塗装ブースにはまさにうってつけであると言っても過言ではないでしょう。
GSI Creos(GSI クレオス)『Mr.スーパーブース コンパクト(FT03)』
「Mr.スーパーブース コンパクト(FT03)」は、コンパクトさを重視して設計された、収納力にも優れた塗装ブースです。
塗装ブース壁面のダンボール素材はハニカム構造になっており、効率よく飛散した塗料をキャッチしてくれるため周囲を汚す心配がありません。
また、内部にはシロッコファンが搭載されているため、静音性にも優れており周囲に悪影響を及ぼす心配も減らすことが出来るでしょう。
Ausuc『塗装ブース エアーブラシ用』
「Ausuc」より販売されているこの商品は、強力なファンが搭載されているため、エアブラシを使用した塗装を行うことが可能です。また、安全に配慮した低発熱設計のため、火災の心配もなく安心して作業ができます。
加えて、回転プレートが付いているので、ものに触れることなく塗装が可能。使用していない時はコンパクトに折りたためるため、収納にも便利です。
高儀 EARTH MAN『スプレーブースセット(HCPP-150)』
「スプレーブースセット(HCPP-150)」は、内部構造にはファンモーター、そして中心部には回転土台を設置してある機能性に優れた塗装ブースです。
Ausucの塗装ブースとかなり似通っていますが、正直構造としてはほぼ同じもの。しかしこちらの方が若干安くなっているため、特に違いが気にならない場合は安いこちらの方がおすすめです。
Gatto Works(ガットワークス)『ネロブース(nerobooth001)』
「ネロブース(nerobooth001)」は、長く空調設備の現場で働いていた方が設計を行った「プロ御用達」の塗装ブースです。
内部ファンは、静音性に優れたシロッコファン。そして、他の塗装ブースと違い金属製の大型ブースに業務用と言ってもおかしくない排気ダクトが搭載されています。
比較的大型かつ高価なため、導入にはやや勇気がいる商品ですが、その性能は折り紙付き。プロの現場でも活躍している塗装ブースなので、本格志向の方には非常におすすめです。
塗装ブースの選び方
ここでは、塗装ブースはどのように選べば良いのか、その選び方について詳しく解説します。
コスパの良さで選ぶ
使用頻度が低い場合は、安く購入できる「段ボール製の塗装ブース」がおすすめです。
本体機構に排気ファンは付いていないものの、段ボールであるにもかかわらず周囲に塗装が飛び散りにくい構造になっています。
自分自身で段ボール箱を用意して、試行錯誤しながら自作する方も多いですが、既製品はハニカムフィルターも備わった便利なものが1000円程度から買えるものも多いです。
下手に自作をする方がお金がかかる場合もあるので、まずはお試しで買ってみるのも良いでしょう。
ファンの種類で選ぶ
塗装頻度が高く、多くのガンプラを塗装をしたい場合はプロペラファン付きのモデルがおすすめです。
プロペラファンは、イメージとしてはキッチンの換気扇のような仕組み。大きなプロペラが空気中の塗料を強力に吸引してくれるため、換気効率が非常に高いです。
ただし吸引力が高い分、騒音もそれなりに出るため、アパートやマンションなどで使う際は配慮が必要。
ちなみにプロペラファンの騒音値は約50dbと言われており、これは家庭用エアコンの室外機と同じくらいの数値となっています。
作業スペースで選ぶ
パーツのサイズにもよりますが、塗装ブースの中に必要十分な作業ができる空間があるかどうかも重要です。
小さなブースの場合、ブース内部でスプレー缶やエアブラシなどが壁面にぶつかってしまい作業がしにくくなることも。
そのため、小さなものをメインで塗装をするときはコンパクトな塗装ブース、大きなものを塗装する可能性がある場合は大きな塗装ブースを選ぶといいでしょう。
排気効率で選ぶ
塗装ブースを選ぶときには、排気効率がどれだけ確保できるかというのも大切なチェックポイントです。
塗装ブースに装備されていることが多いダクトホースは、ファンを使って吸い込んだ塗料を屋外に排出するためのホースのことです。塗装ブースを買うときは、ダクトホースの長さが足りるもの、あるいは延長ホースを接続できるタイプを選ぶのが重要です。
また、ダクトホースの先端は窓にはさんで使いますが、太くて丸いホースを窓にはさむには窓を大きく開ける必要があります。
塗料が舞い戻るのを防ぐためにも、アタッチメントの付いたタイプを選ぶのがおすすめです。
ガンプラの塗装ブースを自宅で使うときの注意点
ここでは、ガンプラの塗装ブースを使う際の注意点について解説します。
騒音を出したくないなら「シロッコファン」のモデルを選ぶ
通常の安価な塗装ブースに組み込まれているファンは、比較的音が大きいとされている「プロペラファン」です。プロペラファンは羽が大きく、かなりの音量で回ることになります。
音量のイメージは、キッチンの換気扇を想像するとわかりやすいでしょう。プロペラファン搭載の塗装ブースの音量は、簡単に言えば換気扇の「強」とほぼ同じ音量になります。自宅の一室で常に換気扇が回っていれば、かなりうるさくなることがわかりますよね。
そのような騒音を抑えるためにも、ファンの種類は「シロッコファン」搭載のものを選びましょう。
塗装ブース内のファンやフィルターのメンテナンスは必須
塗装ブースは、常に塗料の排気を行っているため、塗装を続けるほどフィルターやファンが汚れていきます。
そのため、メンテナンスを怠ってしまうと、塗料の吸引力はもちろんのこと、排気力や換気力が低下してしまいます。
メンテナンスを怠った状態で塗装を行ってしまうと、家庭内の他の部屋、あるいはマンションなどの共有スペースまで匂い漏れが発生する可能性も否定できません
ご近所トラブル、または家庭崩壊にならないよう、排気された部分が他の人に迷惑をかけていないかを確認するようにしましょう。
まとめ
今回は、ガンプラの塗装ブースの選び方とおすすめ塗装ブースを、塗装ブースの基礎情報とあわせて解説しました。
塗装ブースは、自宅で塗装を行うのであれば是非ともおさえておきたい設備。しかし、塗料の匂いやファンの音はどうしても消しきれるものではないため、自宅の環境や同居している家族などと相談して導入するのがおすすめです。
もし、自宅の環境的に導入が可能であれば、間違いなく購入して損のないものなので、塗装を行う際はぜひ検討してみてください。