【初心者向け】ねんどろいどカスタムのやり方まとめ!
この記事の目次
ねんどろいどカスタムのやり方についてまとめました。
ねんどろいどをカスタムして好きな色に変えたり、形を変えて理想の姿に変身させたい!という願いを叶えるべく、塗装やフォルムを変えるなど初心者向けにカスタムのやり方を解説します。
パーツの選び方から必要な道具についても触れているので、お気に入りのねんどろいどをつくり上げましょう!
ねんどろいどカスタムのパーツの選び方
まずはねんどろいどをカスタムするにあたり、ベースとなるパーツの選び方についてご紹介。
好きなキャラクターが決まっているようであれば、まずはそのキャラクターモデルを購入し、そちらをベースにカスタムを施していく流れがおすすめです。
形状はそのままで、塗装で色を変えてみるところから始めるのもいいでしょう。
ねんどろいどはパーツ同士を組み合わせて一体の姿に仕上げるセットになったフィギュアです。
一見どのパーツ同士にも互換性がありそうに見えますが、必ずしもうまく嵌まるわけではありません。特に注意しておきたいのが、ねんどろいどには旧型と新型がある点です。これらのパーツが、混じらないよう揃えていく必要があります。
ここではさまざまなパーツをご紹介しているので、これからカスタムの幅を広げていく中で使えそうなものから取り入れてみてください!
フェイスパーツ
フェイスパーツはキャラクターの表情や様子などを決める、重要なパーツです。
キャラクターモデルを買うとフェイスパーツはすぐに揃いますが、他にも「ねんどろいどフェイスメーカー」といって、豊富なデザインパーツから好みのパーツを自由に選べるカスタム販売商品があります。
購入の際は公式の通販サイトがあるので、そこから申し込みましょう。
まったく何も描かれていない状態のものにパーツを描きたい場合は「ねんどろいどどーる かすたむヘッド」という、のっぺら顔のものを買うといいでしょう。こちらは「あみあみ」やamazonなどの通販サイトで購入可能です。
髪パーツ
髪パーツは、キャラクターによっては最も色を変えて楽しめるパーツです。
広範囲に渡って色を変える楽しみがありながら、パーツはほとんど後ろ側に装着するため、塗装に失敗しても目立ちにくく練習におすすめです。
髪パーツはフェイスパーツにうまく嵌まらなければならないので、キャラクターモデルを選んでおくと間違いありません。好きな髪型をした他のキャラクターのねんどろいどを買うというやり方もありますが、好きなキャラクターモデルをベースに、パテで形を造形して継ぎ足すやり方もあります。
ボディパーツ
ボディパーツは、キャラクターにポージングを与えるパーツです。
キャラクターモデルを買った時についてきたねんどろいどのボディを使うやり方のほかに、「ねんどろいどどーる」を使うやり方もあります。
ねんどろいどどーるとは、通常のねんどろいどに比べると可動部位が多いボディのみの商品のことを指します。こちらをベースにする場合は、洋服は布素材でできたものを着せることで、ドールのような楽しみ方ができるようになっています。
服・手持ちパーツなど
服や手持ちパーツなど、キャラクターに装飾を施すパーツです。
服はキャラクターモデルのものを塗装し直すか、形を変えたい時はパテで造形して削る・継ぎ足す方法を選んでおくと失敗がありません。
もちろん他のキャラクターの服が合うといいのですが、ねんどろいどはポージングに合わせて作られているものが多く、合うものを見つけるのは困難です。
また、布素材でできた服を着せる方法もあり、公式サイトでは、布素材の服も既に複数売られています。
手持ちパーツは最も遊べるので、既存のパーツを塗り替えるか、立体パーツを作って塗装を楽しみましょう!
ねんどろいどのカスタムに必要な道具一覧
ねんどろいどのカスタムに必要な道具を一覧にしてご紹介。施すカスタムによって揃える道具は異なるので、必要なものだけを順番に用意していくといいでしょう。
[塗装カスタムに必要な道具]
- 塗料
- プライマー
- トップコート
- 筆
- マスキングテープ
- 新聞紙など下に敷くもの
- 持ち手棒
[立体カスタムに必要な道具]
- パテ
- ヤスリ
- ヘラ
[布を使ったカスタムに必要な道具]
- 生地
- 針
- 糸
上記の道具以外にも、カスタムのやり方をご紹介していく中で必要だと思うものがあれば、メモをとってください。
ねんどろいどカスタムのやり方~塗装カスタム~
ねんどろいどに塗装を施して、色やデザインを変えるカスタムのやり方について解説します。
塗装カスタムの準備
塗料を使うので、必ず換気ができる場所で作業を行ってください。
塗装は組み立て前のパーツの状態で行います。塗料を使う際は「持ち手棒」のようなものを使うのがおすすめです。
持ち手棒とは棒の先に洗濯バサミがついたようなもので、こちらがあればパーツを挟んで塗装を進めることができるので、手に塗料がつかず綺麗に仕上がります。持ち手棒は手作りするのもいいですし、ネット通販サイトでも手に入ります。
持ち手棒を立てておく台として、ダンボール箱のサイド面や硬い粘土などを使うといいでしょう。乾かしている間に倒れないようにする工夫が必要です。
また、作業を行う下には新聞紙などを必ず敷きましょう。塗料は家具につくと、取れなくなってしまいます。
塗料を使った塗装カスタム
ねんどろいどのカスタムに使える塗料は、塗料の他にカラースプレーがあります。カスタムの内容に合わせて選びましょう。
ねんどろいどに塗料を塗る流れは、プライマー→塗料→トップコートです。
塗料はアクリル・エナメル・ラッカーの3種類があります。
塗料同士の相性を知らずに重ね塗りをしてしまうと、先に塗った塗料が溶け出してしまいます。水性アクリルが最も弱く、エナメルが中間、ラッカーが最も強い塗料なので、水性アクリルの塗料の上から、エナメルやラッカーのプライマーを塗るのは避けましょう。
はみ出したくないところにはマスキングテープを貼ってから塗装を施すと、後から剥がせるので綺麗に仕上がります。
塗料を使った塗装のやり方
①プライマーを塗る
パーツにプライマーを塗りましょう。プライマーを塗ることで、塗料の密着性が上がります。プライマーに関してはスプレー式のものを使うのも便利です。プライマーを塗ったら、よく乾かしてください。
②塗料を塗る
塗料皿に塗料と専用のうすめ液を出して、希釈したものをフィギュアに施していきます。ねんどろいどは小さなフィギュアです。あまり大きな太い筆は使わず、細筆を使って塗り進めていきましょう。塗料はやや少なめの量を筆に含み、塗り終えたら乾かして、もう一度塗り重ねることで綺麗に仕上がります。
③トップコートを塗る
塗料で色を塗ったものがよく乾いたら、トップコートでコーティングします。トップコートはツヤ仕上がりのものとマット仕上がりのものがあります。プライマー同様、トップコートもスプレー式のものを使うと便利です。
スプレー塗料を使った塗装のやり方
①プライマーをかける
パーツにプライマーをかけます。スプレー式のプライマーが売られているので、かけたらよく乾かしてください。
②スプレー塗料をかける
スプレー塗料をねんどろいどのパーツにかけていきましょう。開始地点をパーツにすると、開始時点で多くスプレーがかかってしまいます。
作業の手の下には分厚い新聞やダンボールなどを敷いた状態で、パーツがないところから始まり、パーツを通ったらパーツがないところで終わるようスプレーをかけます。
1度でたっぷりのスプレーを噴射せず、薄く何度もかけることで綺麗に仕上がります。
③トップコートをかける
塗料で色をつけたものがよく乾いたら、トップコートスプレーでコーティングします。トップコートはツヤ仕上がりのものとマット仕上がりのものがあるのでお好みで。
スプレー塗料同様、薄く何度か往復してかけながら仕上げましょう。最後によく乾かしてください。
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ねんどろいどカスタムのやり方~立体カスタム~
ねんどろいどに立体感をもたらすカスタムのやり方について解説します。
立体を作るには、パテで盛り上げ→不要な部分を削るという工程で作業を進めていきます。
立体とは逆で、窪みなどをつくりたい場合もこの項目でチェックしてください。
立体カスタムのやり方
①立体を作ってねんどろいどに接着する
立体をつくりたい場所に、パテをつけていきます。ここでおすすめするのは2剤を混合させて使う「エポキシパテ」で、大まかに形を作って半乾きの状態になったら、カッターやヤスリで形を整えていきます。
塗装前になったら目の細かいヤスリで表面を滑らかに仕上げ、エポキシ接着剤でねんどろいどに接着。接着剤が乾いたら、塗装しましょう。手持ちパーツなどもこの工程で作ることができます。
②ねんどろいど本体に立体感を持たせる
ねんどろいど本体に立体感を持たせるには、本体に直接パテをつけていきます。ここでも「エポキシパテ」がおすすめです。ある程度盛り上げることができたら、半乾きの状態でヤスリで表面を整えましょう。ここで深く削ったら、立体感を持たせるのとは逆で、窪みを出すこともできます。
塗装前になったら、目の細かいヤスリで表面を滑らかに仕上げて塗装に進みます。
③パーツにあるキズや凹みを埋める
パーツにあるキズや凹みを埋めて平らにしたい時は「溶きパテ」を使う手もあります。こちらは筆で凹み部分に塗っていくことで、凹みが埋まります。乾いたらヤスリで少し表面を整えて「サーフェイサー」といって、パテをスプレー式にしてかけるもので表面を覆います。
サーフェイサーが乾いたら、再度ヤスリで形を整えましょう。これでキズや凹みが平らになったので、塗装に移ることができます。
布を使ったカスタムのやり方
ねんどろいどに服を作るのがここ数年人気を増しています。布を使ったカスタムということで、フィギュアというよりはドールのような感覚でカスタムを施します。
服のつくり方は人間用の服を作る時に似ており、ある程度紙で服の形を書き出したら、ハサミでカットして布に置いて切っていきます。布同士を縫い付けて裏返したら服の完成です。
ねんどろいどはパーツごとに分解ができるので、服を着せる時はマネキンのように、パーツごとに着せていくことが可能です。
服の形を書き出すのが難しいと感じたら、ねんどろいど用の服を一着買ってみましょう。その服を参考に紙に形を書き出すと、うまく仕上げることができます。
もしくは、ねんどろいど用の服作りの本もたくさん出版されているので、そちらを参考にするのもおすすめです。
ぜひカスタムを楽しんでください!
まとめ
今回はねんどろいどカスタムのやり方についてまとめました。
今後も様々なゲームに関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ちください。