【Switch】SDカードの入れ替え方まとめ
この記事の目次
Nintendo Switchに入れているmicroSDカードの入れ替え方についてまとめました。
SwitchのSDカードがいっぱいで大容量のものへ入れ替えたい、でも方法がわからない!そんな方に向けてデータの入れ替え方を解説します。
新しくSDカードを買うにはどのようなものを選べばいいかなどについても触れているので、データを移行して容量を増やしましょう!
Switchに使えるSDカードの種類について
SwitchのSDカードを入れ替える前に、まずは種類を確認しておきましょう。
Switchに使えるSDカードは「microSDカード」です。
差し口は通常モデル、有機ELモデル、Switch Liteいずれも本体裏側の左下にあります。通常モデル、Switch Liteは本体に対して縦に挿し込みますが、有機ELモデルに関しては横向きに挿します。
SDカードを選ぶ時、「HC」や「XC」などの表記に疑問を持つのではないでしょうか。これらの違いは容量にあります。
- [microSDメモリーカード]容量:~2GB
- [microSDHCメモリーカード]容量:4GB~32GB
- [microSDXCメモリーカード]容量:64GB~2TB
容量が増えるに連れ、「HC」や「XC」などの表記に変わります。
SwitchはmicroSDはもちろん、microSDHC、microSDXCにも全て対応しているので、今使っているmicroSDより大容量のものを選ぶといいでしょう。
SDカードに保存されているデータ一覧
上記の項目で少しソフトの容量のことについて触れましたが、microSDカードに保存されるデータにはこれらがあります。
- ダウンロード版のアプリデータ
- ソフト関連データ(セーブデータ以外)
- キャプチャー画像
- キャプチャー動画
今使用中のSDカードに保存されているデータは、これらのうちのいずれかです。
セーブデータは、ダウンロード版およびパッケージ版ソフトで遊んだ場合でも、microSDカード・ゲームカード(ゲームソフトのことを指す)には保存されません。
セーブデータの保存先は、本体保存メモリーかセーブデータお預かりサービスです。
できれば、上記のデータの中で不要なものがないかどうか一度チェックしてみましょう。整理を行うだけでも、SDカードの入れ替えが不要になるくらい容量が空けられることがあります。
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SDカードの入れ替え方
SDカードの入れ替え方について解説します。
準備するものはSwitch本体をはじめ、新しくデータを入れ替えたい「microSDカード」と、「PC」、「microSDカードを読み込ませるための周辺機器(カードアダプタなど)」です。ここではMicrosoft社のWindows10 PCを使った入れ替え方をご紹介しましょう。
①旧microSDカードをSwitchから取り出す
Switch本体の電源を落とした状態で、ゲーム機本体の裏側から今まで使ってきた旧microSDカードを取り出しましょう。小さいので失くさないよう注意してください。
②PCの操作に移る
PCを起動させたら、画面左下にある「スタート」から「エクスプローラー」を起動させてください。左側に表示されるメニューの中から、「PC」を選択します。
③旧microSDカードをPCに挿し込む
旧microSDカードをPCに挿し込みます。microSDカードは小さいため、PC本体に直接挿し込むことはできない場合がほとんどです。microSDカードよりももう少し大きいサイズであるSDカードサイズのカードアダプタ、SDカードリーダーなど、周辺機器を使って読み込ませましょう。
④旧microSDカードのデータをPCへ
旧microSDカードを挿し込むと、デバイスとドライブの項目に挿し込んだ旧microSDカードの情報が表示されるので開きます。
[Nintendo]フォルダが表示されるので、丸ごとデスクトップにコピーしてください。
コピーができたら、旧microSDカードの情報上で右クリックをして[取り出し]を選択、旧microSDカードをPCから取り出します。
⑤新microSDカードをPCに挿し込む
大容量の新microSDカードを、周辺機器(カードアダプタなど)を使って読み込ませましょう。
デバイスとドライブの項目に、今挿し込んだ新microSDカードの情報が表示されるのでダブルクリックで開きます。
⑥PCに移したデータを新microSDカードへ
④で移した旧microSDカードの[Nintendo]フォルダをコピーして、新microSDカードにコピーします。コピーが完了したら新microSDカードへのデータ移行は完了です。取り出して、Switchへ挿し込んでゲームを再開しましょう。
新microSDカードがSwitch本体で認識できることを確認したら、PCに保存したSwitchのデータは削除してください。
PCなしでSDカードを入れ替えするには
Switchではデータ移行をする際、基本的にWindows PCを使った移行を想定しているためか、Mac PCでは「エラーコード : 2016-0247 SDカードにアクセスできませんでした」などと表示されてうまくデータ移行ができないことがあります。
そこでSDカードの入れ替えができない場合と、PCなしでSDカードを入れ替えしたい場合はこちらの方法を行いましょう。ニンテンドー公式から推奨されている方法です。
ニンテンドー公式推奨のデータ移行方法
①新microSDカードをSwitch本体でフォーマットする(※フォーマットを行うとSDカード内に保存の全データが消去されます)
②ニンテンドーeショップから利用するソフト本編や追加コンテンツを再ダウンロード
③ダウンロードが完了したら必要に応じてソフトのオプション画面を開きソフトの更新を行う
④キャプチャー画像・動画は旧microSDカードから本体保存メモリーにコピーし、本体保存メモリーから新microSDカードにコピーする
公式情報はこちら⇒ Macなどでコピーできない場合/パソコンをお持ちでない場合
入れ替えする時のポイント
本体保存メモリーにSDカード内のデータを移行できる容量があるようであれば、移行しましょう。後は新microSDカードをSwitch本体に挿し込み、新microSDカードにデータを移せば入れ替え作業はスムーズに完了します。
新microSDを使用する時は本体を更新する必要があるため、「本体を更新する」通知が表示されたら更新しましょう。
SDカードの入れ替えを行う際に知っておきたいこと
SDカードの入れ替えを行う際に知っておきたいこと、SDカードの選び方などについても最後にご紹介。
セーブデータは必ず本体保存メモリーに保存される
セーブデータ(ゲームの進行状況・成績などの保存データ)は、必ず「本体保存メモリー」に保存されています。
セーブデータをSDカードに移動・保存することはできません。
データを整理してみる
「SDカードに保存されているデータ一覧」項目でも少し触れていますが、SDカードの入れ替えを行う前に、不要なデータを消すなど整理してみるのもおすすめです。事前に整理を行うだけでも、SDカードの入れ替えが不要になるくらい容量が空けられることがあります。
SDカードの選び方について
SDカードの入れ替えを行うにあたり、今使っているSDカードよりも容量が大きいものを選ぶのはもちろんですが、読み込み速度(転送速度)が高速であるものを選んでおくと、コピー作業がスムーズです。
Cのマークの中に数字が書かれたものは「SDスピードクラス」を指し、CLASS2~CLASS10まで4種類あります。
Uのマークの中に数字が書かれたものは「UHSスピードクラス」を指し、1か3と記載があります。
いずれも数字が大きくなるほど読み込み速度は速くなりますが、速くなるのと同時に価格も上がります。
様々なメーカーから製品が発売されているので、どれを買えばいいか迷う時は、任天堂ライセンス商品を展開するHORI(ホリ)のmicroSDカードを選んでおくと間違いありません。
HORI(ホリ) microSDカード 256GB
任天堂ライセンス商品を展開していることで知られる、HORI(ホリ)のSDカード。書き込みテストに適合した商品で、安心です。
最大容量は256GB(税込16,773円)ですが、もうひとつ少なめの容量128GB(税込9,282円)もおすすめ。いずれもUHSクラスI・スピードクラス10を備えており、ストレスなくデータ移行ができます。
どれくらいの容量のSDカードを買うか悩んだら
どれくらいの容量のSDカードを買うか悩むはずです。Switchでは、1GB以内のソフトがあれば、40GBを超えるソフトもあります。
既に遊びたいゲームソフトが決まっているようであれば、マイニンテンドーストアのソフト各ページに容量が記載されているので、一度容量をチェックしてみてください。それらのソフトがダウンロードできる容量は必要です。
今後何度もSDカードのデータ移行作業を行うことを考えると、容量は今使っているものよりも、できるだけ大容量のものを買っておくことをおすすめします!
まとめ
今回はNintendo Switchに入れているmicroSDカードの入れ替え方について解説しました。
今後も様々なゲームに関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ちください。