【懐かしい】スーパーファミコンの周辺機器を12種類紹介
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スーパーファミコンの周辺機器を12種類ご紹介します。
スーパーファミコンはゲームを楽しく、よりプレイしやすくなるようにと、様々なメーカーから周辺機器が発売されていたことをご存知でしょうか。
この記事では、数々の周辺機器の情報をご紹介。実際に持っていたものがある、どこかで見たような憶えがあるなど、懐かしい思い出に浸ってみてはいかがでしょう!
スーパーファミコンで今遊ぶ方法についても解説しています。
スーパーファミコンとは?発売時に付属していた周辺機器について
スーパーファミコンは、ニンテンドーから1990年に発売された家庭用ゲーム機です。ファミリーコンピュータの後継機として誕生し、生産終了の2003年まで国内だけで1717万台を売り上げています。
そんなスーパーファミコンですが、発売当初に付属していた周辺機器は何だったか憶えていますか?スーパーファミコン本体、コントローラー2個、説明書、外箱・内箱という非常にシンプルなものでした。
ケーブル類は付属しておらず、別売りでステレオAVケーブルを購入するか、前機種のファミコンで使用していたRFスイッチ・ACアダプターを使うことになっていました。
スーパーファミコンで今遊ぶにはどうすればいい?
スーパーファミコンは、地デジに変わった今のテレビでも遊ぶことができます。ゲーム機本体は昔から持っているものを使ってもいいですし、持っていなければ中古店で買うこともできます。
ケーブルは、接続口がテレビ側にあるようであればそのまま接続して遊べます。なければRCA出力をHDMI出力に変換するコンバーターを使いましょう。コンバーターはネットで「RCA HDMI 変換コンバーター」等と検索をすると、関連商品が出てくるので、気軽に手に入ります。
スーパーファミコンの周辺機器12種類紹介!
スーパーゲームボーイ
スーパーゲームボーイは、ニンテンドーから1994年に発売されたスーパーファミコンでゲームボーイのソフトが遊べる周辺機器です。スーパーゲームボーイにゲームボーイのソフトを挿し込んだものを、スーパーファミコンのソフト差込口に入れて使うというもの。
テレビ画面上でゲームボーイソフトが遊べるだけでなく、ゲームボーイは本来白黒4階調のカラーで表示されるところ、本機では任意の色に置き換えて最大13色までのカラー表示に対応。一部タイトルでは、音質が向上するなどの付加機能もあります。
次世代モデルのスーパーゲームボーイ2では、通信端子を搭載しています。
サテラビュー
サテラビューは、1995年にニンテンドーが発売したスーパーファミコンの周辺機器です。衛生の電波を用いてゲームソフトに新たなデータを受信するという、ネットワークのような役割を果たす機器でした。
BSオリジナルゲームや体験版の配信が行われたり、デジタルラジオ放送局セント・ギガによるラジオ音声番組や、衛星放送対応カセットの追加データ配信などを行っていました。
これらはBSアナログ放送を受信する環境が整っている必要があり、コアな層に知られていた周辺機器でした。データ放送は2000年に終了しています。
スーパースコープ
スーパースコープは、ニンテンドーがスーパーファミコンの周辺機器として1993年に発売した製品です。
肩撃ち式火砲の形をした赤外線ワイヤレス式の周辺機器で、肩に担いで使用する本格派コントローラー。付属のスコープホルダーを装着したら片目でスコープを覗き込み、その中心が照準となっています。
ソフトは、「スーパースコープ」「ヨッシーのロードハンティング」「スペースバズーカ」など7種類に対応しています。
SFメモリ
SFメモリは書き換え販売サービスで用いられたアイテムです。
1997年9月~2007年2月の期間中、ローソンのLoppi(ロッピー)等でソフトの書き換えをすることができました。今ではネット上でゲームソフトをダウンロードすることが一般化していますが、当時はファミコンカセットの書き換えをコンビニで行うことで、同様のサービスが得られる画期的なものでした。
アスキーパッド
アスキーパッドは、かつて存在したコンピュータ関連のメーカー、ASCII(アスキー)からライセンス商品として展開されていたスーパーファミコンの周辺機器です。
通常のコントローラー機能に加え、連射機能が付いているのが特徴。各ボタンにセミオート、フルオート連射機能を割り当てる事ができます。
アスキーファイタースティック
アスキーファイタースティックは、ASCII(アスキー)から発売されたスーパーファミコン専用のアーケードコントローラーです。
アーケードゲームのようなプレイ感覚が自宅でも味わえるアイテム。他にもいくつかのメーカーからアーケードコントローラーが展開されていましたが、アスキーのファイタースティックが特に人気の傾向あり。
現代のゲームでもアーケードコントローラーの利用者は一定数おり、格闘ゲームを中心に使われています。
ターボファイルツイン
ターボファイルツインは、1994年にASCII(アスキー)が発売した外部記憶装置です。
ゲームのセーブデータをバックアップできる周辺機器で、対応のソフトのみ使用可能。ターボファイル側のスイッチを切り替えることで、スーパーターボファイルモードとターボファイルモードの2つに切り替えることができます。
対応ソフトはダービースタリオンシリーズ、タクティクスオウガ、RPGツクールなど。ファミリーコンピュータ時代から存在した周辺機器で、2000年発売のゲームボーイ・ゲームボーイカラー発売時にも、対応のターボファイルが展開されました。
アスキーグリップ
ASCII(アスキー)から発売、ゲームを片手で操作することに特化したコントローラーのアスキーグリップ。前機のファミリーコンピューター時代から存在したコントローラーです。
スーパーファミコンを含む後継機をはじめ、様々なハードから同様の製品が発売されるようになったため、先駆けのような存在です。
スーファミターボ
1996年にバンダイから発売されたスーファミターボ。販売期間約3ヶ月という、スーパーファミコンの周辺機器の中でも特に珍しいアイテムです。
スーパーファミコンのカセット差込口には、スーファミターボ本体を装着。その上に専用の小型カセット(ソフト)を挿して遊ぶ仕組みになっていました。
カセット差込口が2つあり、同じカセットを2本用意すれば、それぞれで育てたキャラクターで対戦したり育てたキャラクターを別のカセットに移行することが可能。発売されたソフトには、SDウルトラバトルやSDガンダムジェネレーションなどがあります。
必殺コマンドコントローラ
コナミから発売、スーパーファミコン専用のコントローラーです。
ニンテンドーの純正コントローラーとは異なり、連射機能を備えていることに加え、コマンドを記憶できるのが特徴。コマンドを記憶することで、レベル上げを自動で行うような使い方ができます。
カプコンパッドソルジャー
カプコンパッドソルジャーは、カプコンから発売のスーパーファミコン向けゲームパッド。格闘技ジャンルをプレイする時専用のコントローラーです。
左側がグリップ形状の十字キー、右側が6つのボタンを備えたスーパーファミコン向けのゲームパッド。人間工学に基づいて、設計されたローリングアジャスト構造を採用した、手にフィットするグリップです。
スーパーマルチタップ2
スーパーマルチタップ2は、マルチプレイを行う際に必須の周辺機器。最大5人対戦に対応しています。
スーパーファミコンで唯一5人対戦ができるゲームといえば、ボンバーマンです。2Pの差し口の片方にマルチタップをつけ、更にそこから4つのコントローラーをつけることで5人プレイが可能に。
ハドソンから「スーパーマルチタップ」が1992年に発売されていますが、翌年には「スーパーマルチタップ2」が発売。スーパーマルチタップ2はボンバーマンの長男「白ボン」の顔デザインが印象的ということもあり、見たことがあるという方は多いのではないでしょうか。
まとめ
今回はスーパーファミコンの周辺機器について解説しました。
今後も様々なゲームに関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ちください。