【100均でも買える】フィギュア撮影におすすめのライトを紹介!
この記事の目次
フィギュア撮影におすすめのライトをご紹介します。厳選した5点のライトをはじめ、100均で手に入る製品もあります。
ライトはフィギュアを撮影する上では必須アイテムですが、どれを買えばいいのかわからない、撮影方法がわからない!という方向けに、この記事では基本的なライティング方法についても解説しています。
撮影初心者は、この機会にお気に入りのフィギュアを撮影する準備を始めましょう!
ライティングの基本について解説
ライティングとは照明のコントロールのことを指します。
まずは、練習がてらに室内でフィギュアの写真を撮ってみてください。キャラクターの姿がわかりにくい、暗い写真ができあがってしまうことがわかると思います。
これは被写体に光が当たっていないことが原因です。綺麗な写真を撮るためには、必要な光を集めて被写体(フィギュア)に当ててから撮影をしなければなりません。
また、角度によっては補助光といってひとつの角度だけではなく、別の角度からもライトを当てて光を補うこともあります。
当てるライトの位置で写真の仕上がりは変わってくるので、位置ごとに特徴を解説しましょう!
ライトの位置ごとに異なる特徴を解説
ライトの位置ごとに異なる特徴について解説。光の角度が変わると、それぞれの役割も変わります。
順光
「順光」とは被写体の正面から当たる光のことです。フィギュアのキャラクターの表情、色、形状を正確に描写する役割を持ちます。
ただし順光が強すぎると、立体感が失われてしまいベタッとした仕上がりになってしまうことも。順光はあまり強くしすぎないのがポイントです。
斜光
「斜光」は被写体の斜めから当たる光のことを指します。
斜光とはいっても左右、斜め上か下など広範囲の角度が含まれます。中でも特に斜め上・前方から被写体に光を当てることで、フィギュアに自然な光を与えることができます。
最もオーソドックスでプロ仕様に仕上がるライティングです。
サイド光
「サイド光」は被写体の横方向から当たる光のことです。斜光に比べると明暗がはっきりするため、メリハリと迫力のある仕上がりに。補助光もあるといいでしょう。
半逆光
「半逆光」は被写体の横方向から当たる光のことです。サイド光と逆光の間の角度で、立体感や輪郭が強調された仕上がり。正面が極端に暗くなるため、補助光が必要です。雰囲気ある写真を撮りたい時などに。
逆光
「逆光」は被写体の後ろから当たる光のことを指します。シルエットのような仕上がりで、半逆光と同じく補助光が必要です。
トップ光
「トップ光」とは被写体の真上から当たる光のことを指します。被写体の立体感や奥行きを出すのに役立つでしょう。
トップ光が強いとフィギュアが人物の場合は髪の毛の影が顔に入ったり、白飛びしやすいなどのデメリットが感じられることも。
フィギュアを撮影する上でトップ光は基本的に避けるか、もしくはメカ系などメリハリをきかせた写真を撮影する時に、弱い光を当てて使うかどうかといったところです。
フィギュア撮影に必要なライティング灯数は?
上記の項目でご紹介した通り、ライティングを行うにはさまざまな角度からライトを照らします。
そこで必要になるのがライティング灯数(ライトの数)ですが、実はこの数にはっきりとした決まりはありません。
ひとつライトを照らした時点で明るさがもう少し欲しいと思ったら、ライトをひとつ追加。こちらの角度からも明かりが欲しいと思ったらもうひとつライトを追加と、人によりライティング灯数は異なります。
まずはひとつだけライトを購入してみて必要に応じて数を増やす。もしくは元から2~3灯セットになったものを購入しておくのも、便利でいいでしょう。
ご自宅の部屋の明るさや撮影時間でも写真の仕上がりが変わってくるので、撮影していく中でコツを掴んでいきましょう!
フィギュア撮影におすすめのライト5選
3つの電球色に対応!雰囲気ある写真を撮るならこのライト
Ulanzi VL49 RGB撮影ライト+三脚付き
7色のカラーフィルターがついたモデルは多く存在しますが、こちらは3つの電球色にも対応!昔ながらのあたたかみのある写真を撮ったり、すっきりと青白いライトを当てたりと、雰囲気を出したい時はこちらのライトがおすすめです。
直径約6cmほどのコンパクトなライトでありながら、長さが変えられる三脚付き。明るさを無段階に調光できるので、フィギュアに程よい光を当てることができます。
手頃な価格でシンプルなライトを探しているならコレ!
Yarra LEDリングライト
約2,000円ほどの手頃な価格で手に入る、リング型のライト。フィギュアに必要な光を当てることからはじめる、初心者におすすめのコスパ良好モデルです。
ライトは前後左右に角度を変えることができ、10段階調光で明るさを選べます。リモコン操作になっているので、カメラを見ながら手元の操作ができる便利さがあります。
ライトパネル2点・3色のカラーフィルターも付いた初心者におすすめのライトセット
NEEWER 2パック LEDビデオライト
ライトパネル2点と、3色のカラーフィルター、白いディフューザーがセットになったセット。4,000円ほどで買えるコスパの良さから、初心者におすすめです。
ライトパネルは1000ルーメンの明るい照明を備えており、高さが22.5cmから116cmの間で調節可能。小さいフィギュアから定番サイズのフィギュアまで幅広く撮影に使えます。
明るさはバッチリ、たまには雰囲気を変えて撮影したい!そんな時にあると嬉しいカラーフィルターは、赤・黄・青の3色あり。これだけ揃っていると、フィギュア撮影に刺激をもたらしてくれそうです。
ライトの仕様が4パターンあり。これ一台でプロ仕様な本格派ライト
Ulanzi 撮影用ライト
ライトの仕様が4パターン付け替え可能なモデルです。ソフトボックス、ナイトシェード、ディフューザー、4面遮光板とライトを付け替えるだけで様々な光が当てられるので、思う存分お気に入りのフィギュア撮影と向きあえるでしょう。
調光操作が手元のリモコンでできるほか、スタンドは18cmから34cmの間で高さ調節ができるので、プロになったような気分で快適に撮影が楽しめること間違いなし!
大きめフィギュアを撮影するならこのソフトボックス
OMBAR ソフトボックス 撮影照明キット
ジオラマがついた土台がしっかりしたフィギュア、スタチューなど、大きめのフィギュアの撮影に役立つソフトボックスです。
ソフトボックスのライト面は直径50cm、高さ調節は68cmから最大200cmにまで対応。数体並べて撮ったり、背景を含めた引きで撮影したい時などにも活躍するライトをお探しであれば、これくらい大きなものを持っておくと使い方の幅が広がります。
ソフトボックスは折りたたみ可能。スタンドとライトはまとめて付属の収納バッグに入れておくことができるので、コンパクトで使わない間でも場所を取りません。
100均で買えるおすすめのライト
フィギュアの撮影で使うライトは、100均で代用できる品が見つかることがあります。
撮影初心者として試しに買ってみるのもいいですし、いつもとは少し違った撮影にチャレンジするために、100均のライトを買ってみるのも楽しそうですね。
みんなが撮影に使っているライトをご紹介しましょう!
自撮りライト
#ダイソー で売ってたスマホ用の自撮りライト。
ブンドド画像の撮影に使ってみたけど、フィギュアの撮影とかには顔の印影とかも消えていい感じ。
光量も三段階で調整できるので、これはもうちょっと試してみましょう。割といいものかも知れない♪ pic.twitter.com/HYO2KxUCzG— 口ボットベースJr.隊(ハリボテ愚連隊)@D垢 (@JrD47569002) November 29, 2021
こちらの方がフィギュアの撮影に使っているライトは、100均ダイソーで手に入るスマホ自撮りライトです。クリップ式になっているので、スマホで撮影する方には挟めて便利。
100均で買えるライトの中では明るめなので、ミニフィギュアを撮ってみたり、日常的に気軽にデスク上で撮影する時などにもおすすめ。価格は220円です。
リモコンライト
ダイソーで330円で買ったライトがプラモやフィギュアの撮影にめっちゃ有能すぎる!!! pic.twitter.com/DrktUPzVXs
— 時ノ翁 (@dvAssBysFziBCgv) July 14, 2022
こちらの方はカラーライトを駆使して撮影を楽しまれています。実はこの製品も100均ダイソーで手に入るライトで、なんとリモコン付きで税込330円。
リモコンにカラー操作ボタンが配置されているので、好みのカラーでフィギュアを照らし、撮影を行います。2つ買って、左右から異なるカラーで照らすなど、手頃な価格ならではの自由な発想で撮影が楽しめそうですね!
スマホホルダー付き撮影ライト
模型 フィギュア撮影用のリングライト ゲットォ!
#キャンドゥ のスマホホルダー付き 撮影ライト
三脚・ボール雲台の耐久性は値段なり(※本体三脚穴は1/4で金属製)ですが、20段調光/光色が三色切替で550円は凄いと思ふ!後は本体の耐久性…ほぼ真上にled室内灯、iphone8で撮影。
点灯← →消灯 pic.twitter.com/zKb1mGcQog— ssdd (@ssdd91914025) September 20, 2022
100均キャンドゥで売っているスマホホルダー付き撮影ライトは、ライトカラー3色の設定が可能であるだけでなく、自由に曲げられるアーム付き。価格は税込550円です。
既に持っているライトの補助光用に買うのも良し。100均の製品もぜひチェックしてみてください!
まとめ
今回はフィギュア撮影におすすめのライトを紹介しました。
今後も様々なフィギュアに関するコラムを投稿予定ですので、楽しみにお待ちください。