【昭和レトロ】80年代に流行った「おもちゃ」12種類紹介!
この記事の目次
80年代に流行った昭和レトロな「おもちゃ」を12種類ご紹介します。
この記事ではおもちゃの紹介をはじめ、懐かしのおもちゃを手に入れる方法についてもまとめています。
80年代に幼少期を過ごしたという方、昭和レトロに興味があるという方も、ぜひチェックしてみてください!
昭和レトロが最注目!80年代に流行った「おもちゃ」とは
昭和80年代といえば、高度経済成長期の真っただ中。バブル景気により、新しい家電や電子機器などがたくさん生み出されていた頃ですが、その勢いは子どもの間でも「おもちゃ」というカタチで表れていました。
日本国内で生み出されたおもちゃはもちろん、外国製品の輸入が盛んになったのも、80年代のこの頃です。
80年代に流行ったおもちゃは数多くありますが現代の玩具類と異なる点は、スマートフォンやゲーム機のような画面上で操作するようなデジタルな遊びではなく、アナログな遊びが多い点にあります。ネット通販のない時代、そう簡単には手に入らなかったおもちゃは、希少なものでした。
やがて昭和から平成へ目まぐるしく移り変わり、令和の時代がやってきた今。昭和を“レトロ”として捉え、当時流行った「おもちゃ」を懐かしむ人や、当時流行ったものに憧れる人が増えています。
80年代のおもちゃはどこで手に入る?その他関連情報も
昭和80年代に発売されたおもちゃの多くは、中古店やネットなどで手に入ります。80年代のおもちゃを取り扱う中古店を見極めるポイントは、専門的に取り扱いがあるかどうか。
フィギュアやポータブルゲームのみを取り扱うお店ではなく、新しいものから古いものまで、おもちゃの査定に力を入れているような買取店を狙いましょう。まとめて様々なお宝が見つかる可能性があります。
おもちゃ関連の博物館について
全国各所で見かけるおもちゃ関連の博物館は、60年代あたりまでに製造された、より古いおもちゃを展示している場合がほとんどです。80年代のおもちゃは、まだ中古店などで実物が手に入る機会があります。
80年代に流行った昭和レトロな「おもちゃ」12種類紹介
トランスフォーマー
トランスフォーマーは、日本のタカラトミーから販売されていた「ダイアクロン」や「ミクロチェンジ」などの後期に展開した変形ロボットを元に、アメリカのハズブロ社と業務提携して生まれた作品です。
合体や一発変形など、様々なギミックを追加したロボットのおもちゃシリーズが80年代後半に展開され、男の子を中心とした子どもたちが夢中になりました。
ガンプラ
ガンプラは「ガンダムのプラモデル」の総称。ガンプラは79年の12月に開発を開始。翌年の80年7月には「1/144 ガンダム」の販売を開始し、これが初のガンプラです。
当時は1/144スケールで1個300円と、当時のおもちゃの相場から見て低価格な販売でした。子供向けのロボットプラモデルの中では特に目立つ商品ではなかったものの、1981年2月頃から急に売れ出し、やがて80年代初頭にはブームが巻き起こっています。
令和の今は、プラモデルとしてひとつのジャンルが出来あがるほど子どもから大人までファンがいるほどです。
ドンジャラ
ドンジャラは1980年にポピー(現バンダイ)から販売されたおもちゃ。最初に採用した図柄はドラえもんでした。
ゲームの内容は擬似麻雀をイメージしたもの。それに加え、役は図柄に使用の作品内容を取り入れたり家族構成に沿ったものにすることで、ファミリー層にも受け入れられるおもちゃとして知られるようになりました。
昭和から令和の今でも、人気アニメ作品とのコラボ商品が発売され続けています。ドラえもんをはじめ、ワンピースや鬼滅の刃バージョンなどがあります。
ガシャポン戦士シリーズ(キン消し・ガン消し)
ガシャポン戦士シリーズの中でも、80年代に少年時代を過ごした人の多くが知る消しゴム。
アニメ作品に登場するロボットを低頭身デフォルメ化し、手乗りのフィギュアのような姿のものをカプセル自動販売機で販売していたのが、このシリーズです。
ガンダム(通称ガン消し)など作品は色々とありましたが、中でも特に大ブームを起こしたのがキン肉マン消しゴム、通称「キン消し」で、80年代を象徴とするおもちゃのひとつ。集め甲斐のある種類の多さからも、昭和の当時少年を夢中にさせました。
ルービックキューブ
ルービックキューブは、ハンガリーの建築学者ルビク・エルネーが考案した立体パズルです。3×3の9マスに分割されたパズルの1面を同じ色で揃えていくゲームで、80年から81年にかけて大ブームが起こりました。
おもちゃというカテゴリーを超え、昭和の頃から公式大会が存在するほか、脳を鍛えるアイテムとして今も尚人気です。
チョロQ
チョロQは、タカラトミー(旧・タカラ)が展開するミニカーのおもちゃです。由来は「チョロチョロ走るキュート」からきており、手乗りするくらいの小さなサイズ感で、ぜんまいばねで駆動するのが特徴。
80年に発売を開始、1年間で1000万個を売り上げるほどの大人気商品として知られるように。令和の今でも販売は続き、2022年8月にはチョロQ(eシリーズ)の販売を開始。「直進」「ランダムターン」「バックスピン」の走りが可能になりました。
野球盤
野球盤は、野球を題材としたボードゲームです。エポック社の製品がよく知られていますが、他社からも発売されています。
エポック社では、80年代に有名なコラボ製品「原辰徳のパーフェクト野球盤」や、「ビッグエッグ野球盤」シリーズなどが登場。ブームというよりは昭和80年代を代表とするおもちゃの一種として、よく遊んだという方は多いのではないでしょうか。
ドライビングターボ
ドライビングターボは、トミーから発売されたドライブゲームです。ハンドルとギアがついており、画面を見ながらまるで車を運転しているかのような気分が味わえるおもちゃ。
1983年の発売当時はスーパーカーブームの名残もあってか、左ハンドルになっているのも車好きの男の子の間では憧れがあったはず。
キャベツ畑人形
キャベツ畑人形は、アメリカ生まれの抱き人形。「キャベツ人形」と、畑を抜いた名称でよく呼ばれています。80年代に世界的大ブームを巻き起こし、日本でも販売されていました。
一体ずつ名前や誕生日、出生証明書がついており、顔の表情からヘアスタイルなどが異なっているのが特徴。女の子に人気のある人形でした。人形に個性があるものは現代の日本のおもちゃ市場から見ても珍しく、新鮮ですね。
SDガンダム
SDガンダムは、ガンダムシリーズに登場するメカを、デフォルメしたキャラクター。通常のガンプラとはまた別で、2~3等身のコロッとした愛らしい姿が非常に好まれました。
当初は原作のキャラクターをそのまま立体化していましたが、後に架空の戦国時代が舞台の「SD戦国伝(武者ガンダム)」や、ファンタジー世界が舞台となった「SDガンダム外伝(騎士ガンダム)」など、新しい世界観も展開されています。
フラワーロック
フラワーロックは、80年代後半頃に世界で売上台数850万個にのぼるほどの大ブームを巻き起こした、フラワーの形をしたおもちゃです。タカラ(現タカラトミー)から展開されていました。
周辺の物音に反応して踊る仕組み。このようなおもちゃは昭和にはじまり令和の今でも数多く存在しますが、ヒマワリやハイビスカスの花がサングラスをかけて楽器を持ち「ロック」な姿で楽しく踊るという、人の心を掴むカリスマ性がありました。
ひみつのアッコちゃん コンパクトコレクション
アニメ「ひみつのアッコちゃん」に登場するコンパクトが、タカラトミーアーツからコレクション化して販売されていました。
アニメは第1期が69年に放送されていますが、80年代は2期にあたり、この頃のコンパクトは80万個を売り上げています。
コンパクト生誕記念として、2014年にはカプセルトイサイズで発売されるなど、最注目される機会が今でもあるほど人気は衰えません。
まとめ
今回は80年代に流行った「おもちゃ」12種類紹介しました。
今後もおもちゃに関する記事を更新予定ですので、楽しみにお待ち下さい。