【フィギュア】キャラの魅力を引き出す写真の撮り方まとめ!
この記事の目次
キャラの魅力を引き出すフィギュア写真の撮り方についてまとめました。
推しの姿がもっとかっこよく撮れたらいいのに、可愛く撮れたら誰かに見せたい!など、今フィギュア写真を撮っている方は、キャラの魅力を引き出すフィギュア写真の撮り方を知って、より素敵な写真に仕上げましょう。
フィギュア写真の撮り方はもちろん、みんながやっているフィギュア写真の撮り方にまつわる技や、アイテムについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
フィギュア写真の仕上がりがよくなる基本的な流れ
まずはフィギュア写真の仕上がりがよくなる、基本的な流れについて解説します。
最高画質で撮影する
スマホやカメラで撮ったフィギュアの写真をパソコンで確認すると、どこか画質が荒く思い通りの仕上がりにならなかった、なんて経験はありませんか?もしかしたら、低画質のまま撮影を行っているかもしれません。
最高画質で撮影すると、画質の荒さは気にならなくなります。容量をよく使うことになりますが、ここはキャラクターのためです。写真データはUSBに移したりしながら、高画質で撮影していきましょう。
撮影モードは標準設定で
スマホやデジカメのモードを見ると、ポートレートモードなどさまざまなモードが用意されていることに気付くと思います。ですがまずは標準モードで撮影してみましょう。撮影に慣れないまま各種モードを使って撮影すると、それが原因で、どこかしっくり来ない不自然な写真が出来上がってしまうことがあります。
ライティングする
ライティングとは、照明のコントロールのことを指します。写真が目的通りの仕上がりになるよう、被写体に照明をあててコントロールします。撮影時に、一部が暗くなってしまうのはなぜだろうと感じたことはありませんか?そこで取り入れるのが照明効果です。
フィギュアの基本的なライティングでは、フラッシュを使用しません。照明機器も初心者の段階であれば使う必要はなく、窓際から自然光を取り入れて明かりを確保する方法がおすすめです。 晴れた日の朝から昼の明るい時間帯に行うとうまくいくでしょう。レフ板を使い、フィギュアに明るく光を照らします。レフ板には白い紙を使用する方法が、やわらかな光があたると好まれています。
▼こちらの方の動画も参考にしてください(ライトをレフ版に置きかえてイメージすると参考になります)
真っ直ぐ撮りたい時はスタンドを使用する
フィギュアに対して、真っ直ぐの写真が撮りたい場合はスタンドを使用しましょう。いつも手ブレとたたかっている方も、スタンドを使用すると安定して写真が撮れるようになります。
キャラの魅力を引き出すフィギュア写真の撮り方
基本的な流れにプラスアルファして、キャラの魅力を引き出す撮り方をご紹介しましょう。
アングルを変える
フィギュアに対して真正面、真横と、カメラ位置は常に固定でフィギュアをクルクルと回して撮影するだけではなく、アングルを変えて撮影してみましょう。
フィギュアを下から見上げるようなローアングルで撮ると、迫力が増します。三脚を使っているようであれば、三脚からスマホやカメラを外して、下から見上げるよう撮影してみましょう。
今度はフィギュアに対してカメラを傾け、少しだけ見上げるような位置から撮影してみましょう。すると、躍動感のある写真が撮れるようになります。
手先が顔や頭あたりにきているポージングのフィギュアであれば、フィギュアを上から見下ろすように撮影すると、表情がいきいきとして見えます。様々な角度から撮影を試して、キャラの良さを引き出しましょう!
ポージングを変える(可動式フィギュア)
基本的なフィギュアの撮り方はマスターしたはずなのに、どこか映える写真が撮れない。その原因は、“素立ち”にあるかもしれません。はじめは練習で素立ちの写真をいくつか撮っておくのもいいですが、キャラの魅力を引き出すには、ポージングが必要です。
これは可動式のフィギュアにしか適用できませんが、キャラのポージングは原作を意識してお馴染みのポーズを取らせるか、もしくはS字カーブを描くようにしてポーズを取らせると、上手くいきます。キャラクターは人間と同じで猫背になっていませんか?背筋を張らせ、手足は動きをつけて撮影してみましょう。
▼こちらで詳しく解説しているので参考にしてください
光量を変える
悩んでいたり、企んでいたりと、漫画や映画のワンシーンを思い出すと、キャラの姿に影が見えることはありませんか?あのイメージで影をフィギュアにも取り入れると、ドラマのある写真が撮れるようになります。
方法は、光量を変えること。例えば右側から強めの光をフィギュアにあてると、左側に影ができ、表情が出せます。特に影のあるキャラであれば、この技を取り入れると雰囲気が盛り上げられるでしょう。
「フィギュア写真の仕上がりがよくなる基本的な流れ」では照明を使った撮影方法は解説していませんが、慣れてきたら光と影を操る写真にも挑戦を。
背景を黒にしてみる
フィギュアを撮影する際の背景の多くは、ホワイトや明るいカラーを選ぶ方が多いはず。そこで新たに取り入れるのが、黒い背景です。背景が黒いとフィギュアそのものが重厚感ある仕上がりに期待でき、迫真のワンシーンを再現できる可能性があります。
いざ背景に黒を選んで直面するのが“背景が真っ黒にならない”ということですが、背景に使用する素材は「模造紙」がおすすめです。市販されている布だとゴミやホコリが写り込み、PVCはシワが目立ったりと、綺麗な写真がなかなか撮れません。
レフ板に選ぶカラーも黒で、真っ暗な部屋でひとつのLEDライトを横に置き、カメラであれば絞り優先オートで撮影を行います。
真っ黒な背景でフィギュアの写真を撮影するための専用の背景布も売られているので、気になる方はこちらを試してみるのもおすすめです。
光陽オリエントジャパン 太黒門
可視光域の光吸収率99.9%を達成した、「真っ黒」な背景布です。こちらを使えば、黒い背景写真を撮るための難しい撮影の準備がほとんど省略できます。
みんながやっているフィギュア写真の撮り方にまつわる技やアイテムを紹介
ローアングルの写真
セブンガー、100均のコンテナ格納庫より発進!!#ウルトラマンz#フィギュア撮影 pic.twitter.com/hFOQQZWCPv
— sayumaru(RB) (@sayumaru888) June 20, 2020
「キャラの魅力を引き出すフィギュア写真の撮り方」項目でもご紹介した、ローアングルで写真を撮影するとこのようになります。ウルトラマンレオに登場するロボット怪獣ですが、怪獣らしい迫力がありますよね。こちらの方は100均のコンテナをバックに写真を撮影されており、メカらしい雰囲気が漂っています。
加湿器で煙エフェクトを再現
18 2021 0426
前々から、加湿器撮影してたけど岩のジオラマを併用して煙の拡散と遮光をして色のフィギュアへの写りを抑制 pic.twitter.com/g3RzQhLGoq— Yき (@yikism2nd) May 3, 2022
こちらの方は、加湿器を使用して煙エフェクトを再現した写真の撮影に成功されています。後ろからはライトで照らしているようで、より煙エフェクトがはっきり映し出された奥行きある仕上がりに。
加湿器は100均でも手に入りますが、噴射される範囲が狭いので、背景がよく写る引きで撮影するような場合は、もう少ししっかり噴射される加湿器の使用をおすすめします。
加湿器を使った撮影を行った後は、必ずフィギュアを清潔なタオルで拭いて、よく乾かしてから棚やケースへ戻すようにしましょう。湿気があるままにしておくと、劣化が進んだり、場合によってはカビが発生することもあるので要注意です。
ブースを使うのも便利
かなりの人がやってる100均撮影ブース作りました📷✨
組立も簡単で良き😊#ダイソー#キャンドゥ#100均#フィギュア#リペイント#ジオラマ#ドラゴンボール#撮影ブース pic.twitter.com/qp0fC00uj8— 孤高のリペイントキャンパー🏕カウボーイ (@UZvWMel5CeoYLQt) January 21, 2023
撮影すると、何かと周囲に置いてある物が写り込んだりして、綺麗に写真が撮れないという方は、ブースを使うという方法があります。ブースはネット通販サイトで気軽に手に入りますが、大きなものを要しないようであれば、100均のアイテムでブースを作ることも可能です。
撮影の場所を毎回確保するのが大変という方でも、ブースをひとつ置いておくと専用のスペースができるので、いつでも気軽にフィギュア写真が撮れるようになり、練習にもなるかもしれません。
▼こちらの記事でも詳しく解説しています
背景を変える
昨日届いたジオラマシートを使用してみた、ウルトラ系はもちろん等身大ヒーローにも合うので使い回しはとても効きそう。
ただシートに強めクセがついててフィギュアを自立させるのに一苦労するのでボードに貼り付けた方がよさそう。 pic.twitter.com/2MdlCo6Ilc— KAJU (@kaju_marvelous) June 11, 2020
当たり前なようでいて、写真撮影の練習をしているとつい後回しになりがちなのが背景です。背景はジオラマシートで変えたり小物を置いたりすることで、キャラクターに新たな表情が出せるようになる可能性があります。時には外で撮影してみるのもいいでしょう。
キャラの魅力を引き出すためにも、様々な技やアイテムを試してみてください!
まとめ
今回はキャラの魅力を引き出すフィギュア写真の撮り方についてまとめました。
今後もフィギュア関連の記事をUP していきますので、ぜひ楽しみにお待ちください!