【簡単】ぬいぐるみの洗い方まとめ
この記事の目次
ぬいぐるみの洗い方について簡単な方法をまとめました。
大切なぬいぐるみが汚れてしまった、色が変わってきた気がする。そんな時は手入れをしてあげましょう。
正しく洗えばふわふわでキレイな仕上がりに期待できるので、ぬいぐるみの洗い方がわからないという方はぜひ参考にしてください!
洗濯表示を確認
ぬいぐるみの洗い方について解説する前に、まずは必ず確認しておかなければならないのが洗濯表示です。洗濯表示により、自宅で洗えるかどうか、洗うことはできないかどうかなどが決まるので、チェックしてから作業に取り掛かるようにしましょう。
洗濯桶+数字が書かれているもの
洗濯表示はぬいぐるみについているタグで確認可能。
洗濯桶のような器が描かれているものであれば、家庭洗濯が可能です。
数字が書かれているものは、表記されている数字を上限とした湯の温度で洗えることを指しています。例えば洗濯桶の中に40と書かれていたら、40度までのぬるま湯で洗濯機を使って洗濯できることを示しています。
また、洗濯桶の下に線が入っているものに関しては、弱い水流で洗う必要があり、線の数が2本になるとより弱い水流で洗う必要があることを表しているので、見落としがないようにしましょう。
弱い水流の設定方法は、ご家庭の洗濯機コースの中でもデリケートな服を洗う時に使うコースなどを選ぶといいでしょう。どのコースが最も水流が弱いのか、詳しくはお使いの洗濯機の説明書でご確認を。
洗濯桶+手が書かれているもの
洗濯桶+手が書かれているものは、手洗いができることを示しています。この場合洗濯機では洗えません。
洗濯桶+バツが書かれているもの
洗濯桶+バツが書かれているものは、基本的に洗うことができません。この場合は、後の項目で「洗えない時の対処方法」についても解説しているので、そちらも試してみてください。
経済産業省の公式ページでも洗濯表示についてわかりやすく解説が記載されているので、わからない表示があればチェックしてみてください!
☆洗濯表示について⇒ こちら
ぬいぐるみの洗い方~洗濯機~
洗濯機を使ったぬいぐるみの洗い方について解説。
①付属品を外す
まずはぬいぐるみを洗うにあたり、なくしてはいけないパーツや水・洗剤がついてはいけない紙類のものなど、付いている付属品を外しておきます。
②洗濯機に入れて洗う
洗濯機に入れる準備をしましょう。洗濯ネットにぬいぐるみを入れた状態にして、洗濯機に入れます。
洗濯機の設定はメーカーごとに異なりますが、水温は洗濯表示に従い最大温が表記を上回らないよう設定を。「ドライコース」や「おしゃれ着コース」といった、優しく洗えるモードを選びます。
洗剤はおしゃれ着用中性洗剤や、ぬいぐるみ専用の洗濯洗剤を使い、洗濯を開始しましょう。
洗濯が完了したら一旦洗濯機からぬいぐるみを取り出して、洗濯ネットからぬいぐるみを出し、タオルで包んでまた洗濯ネットに戻します。この状態で脱水を10秒ほどかけましょう。
③干す
干す際はぬいぐるみの元あった形に近くなるよう手で整え、できるだけ風通しの良い日陰に干します。
洗濯バサミやハンガーなどを使用すると、水分の重みで綿の偏りや型崩れが起こり兼ねません。平干し用のハンガーを使用するなど平ら且つ通気性のいい素材の上で乾かすことをおすすめします。2~3日以上、しっかり乾かしたら完了です。
ぬいぐるみの洗い方~手洗い~
自分で手洗いできるぬいぐるみの洗い方について解説。
①付属品を外す
手洗いする際に水に濡れてはいけない紙類、パーツなどを外しておきましょう。
②洗う
洗面器に約30~40度くらいまでに温度調整をしたぬるま湯を入れ、そこにおしゃれ着用中性洗剤や、ぬいぐるみ用の洗剤を溶かします。洗剤量は表示に従ってください。
ぬいぐるみを洗面器に浸け、やさしく押し洗いしていきます。洗濯時間は汚れが落ちる様子を見ながら、5分程度が目安です。
洗面器の水を流したらぬいぐるみの水を軽く切り、洗面器にまたきれいな水を入れて押し洗いすすぎます。水を数回替えながら、ぬいぐるみに洗剤が残らないようにしましょう。
柔軟剤を使う場合、この時点で投入し30分程度浸け置きします。
③脱水
ぬいぐるみをタオルで包んで軽く水気を切ります。タオルに包んだまま洗濯ネットに入れ、10秒ほど脱水しましょう。
④干す
ぬいぐるみの元あった形に近くなるよう軽く手で整え、風通しの良い日陰で干します。平干し用のハンガーを使用するなど、平らで通気性のいい素材の上で2~3日以上、しっかり乾かしたら完了です。
オキシクリーンを使ったぬいぐるみの洗い方について
おしゃれ着用中性洗剤やぬいぐるみ用洗剤を使ったぬいぐるみの洗い方のほかに、オキシクリーンを使う方法も話題です。
使い方は、ぬるま湯にオキシクリーンを混ぜ、そこに20分ほど浸けておくだけ。
ただしオキシクリーンは温度が高いとより効果を発揮するという特徴があります。ぬるま湯で汚れを落とすことが多いぬいぐるみということもあり、最大でもお湯の温度は40度くらいまでに留めておく必要があるので、あまり汚れが落ちない可能性も。
既に自宅にあるという場合であればオキシクリーンを試すのもアリですが、これからぬいぐるみ用に洗剤を購入するようであれば、おしゃれ着用中性洗剤やぬいぐるみ用洗剤を買うことをおすすめします。
洗えない時の対処方法
洗えないぬいぐるみが汚れてしまった時の対処方法をご紹介。本来は洗えない表示のものなので、水や洗剤をつけて汚れを落とす際は自己責任で行う必要があります。素材や状態を確認しながら、ゆっくりと手入れを行いましょう。
拭いて汚れを落とす
①ホコリや小さなゴミを落とす
ぬいぐるみを軽く叩いて、内側のホコリや小さなゴミなどを浮き上がらせましょう。そして毛があるタイプのぬいぐるみであれば、ぬいぐるみ専用のブラシを使ってブラッシングをし、ホコリや小さなゴミを落とします。
②汚れを拭き取る
洗面器に、水とおしゃれ着用中性洗剤やぬいぐるみ専用の洗濯洗剤を入れ、洗浄液をつくります。(おしゃれ着用中性洗剤の場合は規定の量の半分ほどの希釈で試してください)そこへ清潔なタオルを浸し、固く絞ります。
固く絞ったタオルでぬいぐるみ表面を拭いていきましょう。汚れがあればその部分を中心に、全体を拭きたいようであれば全体を拭いていきます。
③乾かす
きれいな水に浸けたタオルを固く絞り、ぬいぐるみ表面の洗剤をやさしく拭き取ります。風通しのいい日陰に置いて、数日かけてしっかり乾かしましょう。
拭き取り洗濯におすすめの洗剤
ぬいぐるみシャンプー
石けん成分でできた、泡で出てくるタイプのぬいぐるみ専用シャンプー。洗浄だけでなく除菌と消臭効果も得られます。
業者に相談する
自宅で洗うほかにも、ぬいぐるみ専用の洗濯を行っている業者に相談するという方法もあります。専用の業者はネットで検索すると複数ヒットするので、実際に申し込んだという人の口コミをSNSなどでチェックしたりしながら決めるといいでしょう。
洗う時の注意点
大きなぬいぐるみ
ぬいぐるみの洗い方について解説してきましたが、大きなぬいぐるみに関しては自分では洗わず、業者に洗濯を頼むことをおすすめします。大きいと洗濯機に入らないため、洗うのはもちろん脱水をかけることもできないので、結果半乾き状態になってしまい、カビが発生する可能性があるためです。
部分的な汚れであれば、「拭いて汚れを落とす」項目でご紹介した方法で、汚れの部分だけを落としましょう。
古い・傷んでいるぬいぐるみ
洗濯表記上、洗えるぬいぐるみであると記載があった場合でも、古かったり傷んでいる場合は扱いが異なります。表記通りに洗うと色落ちしてしまったり、傷んでいるところが悪化したりといったことも考えられるので、取扱いは慎重に。
コインランドリーを利用してもいいのかどうか
ほとんどのコインランドリーでぬいぐるみの洗濯は不可とされています。ですが稀にぬいぐるみの洗濯を可としているコインランドリーもあります。傷んだぬいぐるみの場合は洗濯中に破損して中綿が飛び出すなど、洗濯機を故障させてしまう原因にもなり兼ねません。基本的には自宅の洗濯機で済ますのが理想です。
まとめ
今回はぬいぐるみの洗い方についてまとめました。
今後もホビー関連の記事をUP していきますので、ぜひ楽しみにお待ちください!