【Switch】ゲーム機本体を掃除する方法まとめ
この記事の目次
Switch本体を掃除する方法についてまとめました。
Switchを購入して以来、掃除をしたことがない。最近ホコリなどの汚れが溜まってきたと感じている方は、故障を防ぐためにも早めに本体を綺麗にしておきましょう。
まずは簡単に行える表面の掃除の解説をはじめ、熱暴走を防ぐために行う排気口の掃除方法、分解のやり方についても解説しています。
これからも長くSwitchで遊ぶためにも、ぜひ参考にしてください!
ゲーム機本体の表面を掃除する方法
Switchで日々遊んでいる中で溜まった汚れを綺麗に掃除しましょう。まずはパッと目につくゲーム機本体「表面」の汚れの掃除方法について解説します。
掃除する前にやっておくこと
掃除を行う前にはSwitch本体の電源をOFFにして、ケーブルなど接続しているものは全て取り外しておきましょう。
軽く拭き掃除する
手垢などがついて汚れてしまった場合は、柔らかくきれいな布を用意し、水で濡らして固く絞ったもので表面を優しく拭いていきます。浸るほど水をたくさん含ませた状態で拭くと、スイッチ本体内部に水分が入り込んで破損の原因になり兼ねないので注意してください。
アルコール消毒液を使用した掃除方法についても、ニンテンドーが推奨しています。濃度70%程度の消毒液をきれいな布に少し含ませ、優しく拭きます。完全に乾いたことが確認できたら、ゲーム機を起動させましょう。シンナーやベンジンといった、アルコール以外の溶剤などは使用NGです。
溝に溜まった汚れを落とすには
ボタンの隙間や溝などに溜まった汚れは、拭き掃除では取り除くことができません。そこで便利なアイテムが「爪楊枝」で、隙間や溝に沿って先の尖った部分を走らせると簡単に汚れを表にかき出すことができます。
吸気口・排気口を掃除する方法
吸気口や排気口が塞がれていると、熱を逃がすことができなくなり本体の温度が高くなることがあります。ホコリなどのゴミが付着して通り口を塞いでしまっている場合は、それらを取り除きましょう。
吸気口・排気口の位置はどこ?
Switch本体を裏返すと下側に穴が空いた横長の溝が2つ並んでいますが、こちらが吸気口です。外から空気を取り込んで内部のファンを回し、熱を逃がすために搭載されているものです。この2つの穴から空気を取り込むと同時に、ホコリも一緒に吸い込んでしまいます。
もう一箇所、Switch本体の上部側面にある溝が排気口です。こちらは排気口なので本来ホコリは押し出されて溜まらないのではと思いがちですが、溝が深いこともあり意外とホコリが溜まっているので綺麗にしておきたいところです。
吸気口・排気口の掃除方法
吸気口・排気口の掃除に使うのは「掃除機」です。掃除機の先を細い隙間ノズルに替え、吸気口と排気口に溜まったホコリを綺麗に吸い出しましょう。本体外側からエアダスターを使うと、ホコリが内部に入り込んでしまう可能性があるので、掃除機を使うことをおすすめします。
また、掃除機の先に装着する細い隙間ノズルは100均でも手に入るので、Switchの掃除用に1つ用意しておき、気がついたらサッとホコリを綺麗にするように心がけておくと安心。ホコリをかき出せそうであれば、綿棒を使って取り除くのもいいでしょう。
Switch本体の分解方法と内部の掃除方法
吸気口・排気口を外側から掃除機で綺麗にしているにも関わらず、ファンの音がうるさい。Switch本体に熱がこもってしまうという場合は、分解して内部を掃除するという方法があります。しかしこの方法は自己責任で行う必要があるため、方法を確認した上で検討してみてください。
次の項目「任天堂サービスセンターに修理を依頼する方法」では修理の依頼方法についてご紹介しています。
今回は分解方法もご紹介していますが、分解の痕跡がある場合は修理の依頼を申し込むことができないことから、自己責任となります。基本的に分解するほどのトラブルを感じる場合は、メーカーに修理依頼するものだと考えておきましょう。
分解の準備
分解するにあたり、Switch本体の電源を長押ししてオフにしましょう。また、SDカードやゲームカードは全て抜いておきます。
ネジを外す
Switch本体のネジを外していきます。ここで外していくネジは複数あり細かいので、失くさないよう器などに入れていくことをおすすめします。部位によりネジの長さが異なるので、位置がわかるように保管しながら作業してください。
まずはSwitch本体を裏返して、四隅にあるネジをY字ドライバーを使って外していきます。裏側が外せたら、今度は本体上側の側面、中央あたりにあるプラスネジを1本外します。
続いて本体下側の側面、中央あたりにあるプラスネジを2本外しましょう。更に本体左右の側面、中央にあるプラスネジをそれぞれ1本ずつ外します。最後にスタンドを開いた箇所にある、プラスネジを1本外したらネジ外しは完了です。
裏カバーの開け方
Switch本体、裏カバーの開け方についてですが、ネジが外せたので後は開くだけです。ケースオープナーなどを使って裏カバーを外しましょう。
分解していく
SDカードの基板を留めている、プラスネジを外します。今度はSDカードの基板上にある黒いゴム製のカバーが粘着テープで貼り付けてあるので、ピンセットなどで外しましょう。そうすると、SDカードの基板を外すことができます。
次はSwitch本体全体を覆っているアルミカバーを開けていきますが、こちらは全部で6箇所のプラスネジで留められています。ネジを失くさないよう外したら、アルミカバーを開けてください。
電池の上あたりにコネクターがあります。ショートを起こさないよう、必ずコネクターを外す作業をこの段階で行います。細めのケースオープナーなどを使ってコネクターの下に差し込み、上に持ち上げるようにコネクターを外します。これでSwitch本体から電気を遮断することができました。
ファンの分解
ここからファンの分解に移りますが、ファンとヒートシンクはセットになっているため、同時に取り外しを行います。ヒートシンクの上部分はテープでファンに固定されているので、剥がしてしまいます。下側のグリスが塗られている部分にはネジが3本あるため、ドライバーを使って外しましょう。
あとはケースオープナーを使い、下から起こすようにすればヒートシンクを取り外すことができます。取り囲むように装着されている3箇所のネジを外したら、持ち上げることでヒートシンクは外せます。
次はファンの横についているゲームカードスロット部分の取り外しを行いましょう。3箇所のネジを外したら、黒いプラスチック製のプレートを外すことができます。ゲームカードスロットと基板を繋いでいる内側のコネクトのみ、持ち上げて取り外して下さい。ゲームカードスロットの取り外しが完了です。
ファンを外す
ファンを留めているネジ3箇所を外したら、ファンと基板を繋ぐグレーのストッパーを持ち上げ外しましょう。これでファンを外すことができました。
掃除を行う
ここにきてようやくファンの掃除を行います。既に分解途中でもホコリを何度か取り除いてきたという方も多いのではないかと思います。
Switch本体側にホコリが付着しているようであれば、基板を傷つけないよう注意しながら、ピンセットなどでホコリを取り除きましょう。
ファンは手で回転させながら、掃除機やエアダスターなどを使ってホコリを取り除きます。綺麗になったら、分解した手順で元通りに組んでいきます。
任天堂サービスセンターに修理を依頼する方法
ファンの熱暴走が酷く異音がするなどのトラブルを感じたら、任天堂サービスセンターに修理の依頼を行いましょう。
修理金額は4,950円~15,400円とSwitch本体の状態により異なります。
公式メーカーによる修理ということもあり思い切って依頼した方が安く済んだり、確実にトラブルが解決するなどメリットも多いので、迷わず依頼することをおすすめします。
修理依頼は購入店舗ではなく、ウェブサイトから行いましょう。ニンテンドーのサポートページを開き、「修理のご案内」から申し込むことができます。
まとめ
今回はSwitch本体を掃除する方法をまとめました。
今後もSwitchに関する様々な記事を投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい!