【フィギュア】写真映えするポージングのコツを解説!
この記事の目次
フィギュアのポージングが上手くなるコツについて解説します。
かっこよく・かわいくポージングを取らせて、お気に入りのフィギュアをもっと素敵に撮影したい!そう考えている方向けに、写真映えするようなポージングのコツを解説します。
今手元に可動式フィギュアがあるという方は、ぜひマネしてみてください!
フィギュアが写真に映えない原因は“素立ち”にある!?
かっこいい・かわいい可動式フィギュアを手に入れたにも関わらず、写真に収めるとなんだか映えない……という悩みを抱えていませんか。その原因は、“素立ち”にあるかもしれません。
これは主に人型やロボットなど関節がしっかり可動するフィギュアに限った話ですが、両手を下ろしたまま足も曲げず、何のポーズも取っていないような所謂“素立ち”の状態で撮影をすると、キャラクターの良さが充分に引き出せません。
特にボディを横から見た時に猫背状態になっていると、どこか気抜けで垢抜けない印象になってしまいがちです。これは私たち人間の立ち姿にも言えることかもしれませんね。
フィギュアを魅力的に飾ったり映える写真が撮れるよう、ポージングのコツを次の項目からご紹介しましょう!
フィギュアをかっこよく撮るポージングのコツ3つ
S字を意識する
それとなくかっこいいポージングをフィギュアに取らせたい。そんな時はまず、S字を意識して関節を曲げることから始めましょう。S字とは、頭からつま先にかけて、右・左・右のように曲げていくイメージです。
フィギュアを斜めから見た状態で、頭は右側に、背中から腰は左にやや反らし、足は肩幅ほどにどっしりと開いて少しつま先を外に向けることで、S字を描いたような動きをつけます。
この時自分自身もフィギュアと同じポーズを取るとわかりやすいのですが、手を下ろしておきたい場合は、胸を張るように肘を後ろに少しつき出したポージングを意識すると、自然とかっこよくキマります。
デッサン人形として売られているモデルのポージングを真似するとわかりやすいでしょう。
HiCollie モデル人形 13-15CM (男性)
こちらのデッサン人形が、上記で説明したポージングに近いものとなっています。まずはこちらを参考にしてみるのもいいでしょう。
自立にこだわらない
フィギュアを立たせることに気を取られてしまってばかりで、理想のポージングを諦めていませんか?豪快なアクションシーンを自由に再現するなら、自律にこだわる必要はありません。スタンドを思い切って買いましょう。
スタンドには「C型スタンド」「Y型スタンド」2つの種類があり、C型スタンドはクリップ状になっており、ボディを挟んで自立させるタイプのスタンドで、手足を大きく動かしたようなポージングにおすすめです。
一方でY型スタンドは、片足立ちでポーズを取らせたり、フィギュアを浮かせるような本来であればバランスが取りづらいようなポージングを楽しむことができるのが特徴です。
スタンドはバンダイのアクションベースや、もしくはノーブランド品もネット通販で手に入るので、お手持ちのフィギュアのサイズに合わせて選んでみてください。
▼フィギュアを綺麗に飾るためのスタンドにまつわる記事
原作を参考にする
アニメやマンガが原作となったキャラクターのフィギュアであれば、作品を見本にしてポージングを取るのが一番です。
原作の中で最も印象的なポーズ、好きなポーズを取らせてみましょう。上記でご紹介したスタンドもあれば、ほとんどのポージングが可能であるはずです。
フィギュアをかわいく撮るポージングのコツ3つ
S字カーブを描く
かっこよく撮るポージングと同様、かわいく撮るポージングにもS字が効果的です。ただし同じS字でも、こちらはできるだけ“カーブ”を意識したいところ。
フィギュアを横から見た状態で、頭は少し下に傾け、胸は張り、お腹やお尻あたりは前へ少しつき出すと、緩やかなカーブを描いたようなポージングが完成します。
足は少しだけ開いた状態で、少しつま先を内側に向けるとかわいらしさが増すでしょう。
ボディくん DX SET デッサン人形 女性
こちらのデッサン人形が足を内側に向けた見本写真を載せています。今回はかわいい例をご紹介しましたが、セクシーなポージングを表現する場合は、S字をもっと強調させたポージングがしっくりきます。
アイドルのポーズを真似する
アイドルの写真集や画像は、かわいいポージングの参考になる資料で溢れています。関節の角度、手の持っていき方などを研究してみてはいかがでしょう。
原作を参考にする
やはりアニメやマンガが原作のキャラクターであれば、作品を見本にポージングを取るのが効果的です。
原作をチェックして、印象的なポーズや好きなポーズを探し出し、真似して取らせてみましょう。スタンドがあると自立させるには無理な姿勢も安定します。
それでもしっくりこない時は?やりがちなことを見直す
ポージングはうまく取れているはずなのに、写真に収めると思っているように上手く撮れない。そんな時に見直しておきたいポイントをご紹介。
画面内に全身を収めようと思わない
ポージングを変えたにも関わらず、いつも画面内に全身をきっちり、真っ直ぐ収めることを考えていませんか?
記録としてそういった写真も1枚あると見直した時に便利ではありますが、キャラクターの良さを引き出したい時は撮り方を少し変えてみましょう!
例えば迫力を出したい時。下から見上げる(ローアングル)で撮影することによって、迫力を出すことができます。
ほかにも、後ろから振り返るようなポージングで撮ってみたり、座らせてみたりと、そのキャラクターに息が吹き込まれたようなイメージで様々な角度、動きを出すと写真の仕上がりに変化が出てきます。
▼こちらの方の動画も参考にしてください
躍動感をつけるには
躍動感をつけるためにはスタンドを使います。足を曲げて浮かせるとジャンプしたり浮遊しているイメージが出来上がりますが、ここで手もしっかり動かすかどうか、頭にも角度をつけるかどうかで躍動感をつけられるかどうかが決まります。
複数のパーツが組み替え可能なセットの場合、動きが出せる服や髪が付属しているようであれば、それらに付け替えましょう。それだけでも風を切って走るような躍動感が出せたり、空気が感じられるような写真が撮れます。
また、武器を持ったキャラクターであれば、武器を前面に押し出すように写真を撮影するとインパクトが出せるでしょう。
背景に生活感のあるものを置かない
いつも生活している空間をバックにそのまま撮影していると、背景に余計なものが写り込んでいるせいで、いつまでも垢抜けません。
できれば撮影ブースを用意するか、自然をバックに外での撮影から始めてみるのもおすすめです。
撮影ブースはネット通販サイトなどで気軽に買えるのはもちろん、100均で箱を購入し、中に無地の布を貼ることでも簡易ブースを用意することが可能です。
▼撮影ブースにまつわる記事も参考にしてください
みんなが使っている!写真を撮る時に雰囲気を底上げするアイテムをご紹介
ライトを照らす
女の子プラモ、フィギュア撮影始めたけど上手く撮れないとお悩みの人
カメラやスマホのフラッシュたかずに安いLEDでいいから何個か照らすとメリハリでるよ
お昼に撮ると雰囲気柔らかめになるのでおすすめです(二枚目:夜、三枚目:昼) pic.twitter.com/KLN6TRiQl5
— びしえぬ (@bbb_ccc_nnn) December 9, 2019
カメラやスマホのライトに頼らず、フィギュア側にライトを照らすと、メリハリのあるプロが撮影したかのような雰囲気が出せます。こちらの方は昼の時間帯に撮影すると雰囲気が柔らかくなるとご紹介されているのでお試しを!
ついでにフィギュア撮影するならこういうライトおすすめです。
2枚目ライト有り、3枚目ライト無し pic.twitter.com/y2dfLyP8TF— Ш aku Ш aku! Monday Morning (@ILR_Rimu) April 26, 2021
こちらの方もやはりライトを活用されていました。リングライトはフィギュア全体を包み込むように明るく照らしてくれるので、撮影初心者でも写真の仕上がりに期待できそうです!
小物を取り入れる
#お笑いブンドド道場 大喜利
第1回「最近購入したフィギュア(玩具)で面白おかしいブンドドをあげて下さい」1/12のオフィスチェアのガチャ
ダブりが1回という高確率でしたが、1個レバー部品が折れてましたw pic.twitter.com/7v9HxbKWfD— ミネフジヲ (@hizashi12) March 7, 2021
小物をひとつ取り入れるだけで不思議とポージングも決まりやすくなり、今までとは違った写真が撮れるようになることも。こちらの方はガチャガチャで手に入れたオフィスチェアを使用されています。
家具系統の小物はほかにも、食玩や100均からもミニチュア用が展開されているので、お気に入りのキャラクターにぴったりなものを探してみてください。
街中を背景に
やっぱ荼毘は夜だわー‼️🥹✨
服の羽ばたきを見せたいから、ちょっと遠目で撮ったけど、今度はもうちょい接写気味で撮ってみよかな。
フィギュアが反り系ポーズやから、撮り方が難しい。
荼毘、めっちゃ好き🥹✨あ、おはようございます☀←🤣w#お外写真部#ヒロアカ#荼毘#ダビダンス pic.twitter.com/el7O8GQOXC
— まみ🔸まみろぐ (@mamiverite) March 28, 2023
街中を背景に撮影すると、一気に雰囲気が変わります。雰囲気が変わるとやはりポージングも柔軟になり、いい動きが出せるというパターンが多いようです。
好きなキャラクターが街中にいると、どのような動きを取るだろうかと考えるのも楽しみのひとつになりそうですね。色々なポージングで撮影を楽しんでください!
まとめ
今回は写真映えするポージングのコツについてまとめました。
今後もフィギュアに関する記事を更新予定ですので、楽しみにお待ち下さい!