【PS5】初めて買った時・売る時の初期設定方法まとめ
この記事の目次
PS5を初めて買った時と売る時に行う初期設定方法についてまとめました。
PS5を買ったものの、初期設定に手間がかかりそうで先に進めないという方に向けて、この記事ではできるだけ簡単に、必要な解説のみを行っています。ゲーム機本体を買った方は、この機会にゲームを始めましょう!
また、PS5本体を人に譲ったり売りたい時も、初期設定の状態に戻しておく必要があります。今後手放す予定に合わせて参考にしてください。
PS5の初期設定方法
PS5の初期設定を行うにはどれくらいの時間がかかるのかについてですが、およそ10分~15分程度を見ておきましょう。
PS5本体を接続する
PS5本体を接続するにあたり、まずはベースに本体を設置しましょう。縦置きでも横置きでも、常にベースに設置して使います。
HDMIケーブルの端子の片方をPS5本体裏側のHDMI OUT端子に挿入します。そしてHDMIケーブルのもう片方の端子は、テレビモニターのHDMI入力端子に挿入。あとはPS5本体裏側にあるAC IN端子に電源ケーブルを挿入して、電源プラグをコンセントへ挿入したら、本体の接続は完了です。
PS5本体を起動し設定を行う
PS5本体の電源を入れましょう。PS5本体を立てた状態の正面(黒い面)の、下部に2つ長いボタンが並んでおり、このうちの下側のボタンを押すと電源が入ります。
画面にはPS5本体とコントローラーの接続イメージ映像が流れるので、映像と同じようにUSBケーブルで繋いで、コントローラー中心にあるPSボタンを押しましょう。ここから初期設定が始まります。
各種設定をしていく
[言語を選択]という項目が表示されるので、お住まいの地域を選択し、決定ボタンを押します。コントローラーの操作方法に関して、PS4までは〇ボタンが決定ボタンでしたがPS5では逆で、✕ボタンが決定、〇ボタンがキャンセル操作に変わっています。
[インターネット接続を設定]では、有線LANケーブルを接続するか、Wi-Fiに接続を行います。ここでは「あとで」を選んで、設定を後で行うため飛ばすこともできます。
光学ディスクありの通常版モデルを購入した人は、ここで[ディスクを挿入]という表示が出ますが、初期設定を行うため今回は「ディスクを挿入しないで続ける」に進みます。
[レストモード中の電源オプション]は3つの選択肢があります。「快適」「小電力」「カスタム」とあり、「小電力」を選んだ場合レストモード中(パソコンでいうところのスリープモードのような役割)は、アップデートやコントローラーへの充電を行いません。
節電にこだわりがなければ、今回は「快適」を選んで「OK」に進みましょう。
利用規約を確認し同意したら、システムソフトウェアを最新にアップデートします。
PlayStation Networkアカウントでサインイン
PlayStation Networkアカウントを持っているようであれば、サインインを行います。持っていなければ、別の記事でアカウントの作成方法について解説しているので、そちらも参考にしてください。
アカウントの作成方法に関する記事はこちら⇒ 【PS5】アカウント作成方法まとめ
PlayStation Networkとは、PS5をインターネットに繋げて楽しむためのサービスです。このアカウントを持っていると、友達とインターネットで繋がり一緒にゲームをプレイしたり、話すことができます。
過去にPS4でオンラインマルチプレイのゲームをしたことがあるなど、既にアカウントを持っている方は、新しくアカウントを作る必要はありません。そちらを使用しましょう。
プライバシーの設定などを行う
PlayStation Networkアカウントでサインインすると、[プロフィールを選択してプライバシー設定を変更]の項目が表示されます。この項目では自分のオンラインプレイスタイルに合った選択ができます。人と何を共有するか、フレンド依頼を送れる人を制限したりと、今後ゲームのプレイを開始した際に設定を変えていくのがいいでしょう。「現在の設定を確認」を押して確認を行い、問題がなければ次へ進みます。
[データ収集]とはPS5の品質向上のために行われるデータ調査のようなものです。「同意して続ける」を選択します。
[アカウント保護]の項目では、アカウントを安全に利用していくためにパスコードを設定しましょう。SMS、もしくは認証アプリによる2段階認証を設定しておくと、より安心です。後からでも設定可能なので今回は飛ばすこともできますが、できれば早いうちに設定を。
好きなメディアアプリがダウンロードできるページが表示されます。ダウンロードする、もしくは後からでも設定できます。
[PS4からデータを移行しましょう]というアナウンスが表示されます。PS5は、PS4からデータを移行してそのまま遊ぶことができます。移行予定の方は、次の項目「PS4からPS5にゲームとセーブデータを移行する方法」を参考にしてください。一旦「あとで」を選んでおくこともできます。これでPS5の初期設定は完了です。
PS4からPS5にゲームとセーブデータを移行する方法
PS4を使っていた方は、PS5にゲームとセーブデータを移行できます。
「PS4とPS5間で直接データを転送する」「クラウドストレージを利用する」「拡張ストレージを利用する」の3つの方法があるため、自分に合った方法でデータを移行しましょう。
PS4とPS5間で直接データを転送する
ルーターやONU(光回線の終端装置)など、同じネットワーク機器にLANケーブルで接続したPS4とPS5、もしくは同じ名前の無線LANに接続したPS4とPS5があるという環境であれば、この転送は可能です。
PS4を起動し、PS5で利用予定のPlayStation Networkアカウントでログインしましょう。データ転送が終わるまで、PS4は起動したまま待ちます。
PS4でシステムソフトウェアのアップデートを実施し、PS5を起動。PS4とPS5を同じネットワークに接続します。次の操作からはPS5で行うので、PS4はテレビやモニターに接続不要です。PS4の電源はつけたままにしておきましょう。
PS5のホーム画面を開いたら、「設定」→「システム」→「システムソフトウェア」→「データ転送」→「続ける」の順に進んでいきます。[データ転送を準備]と書かれた画面で「続ける」を選択した際に「PS4が見つかりました」というメッセージが表示されたら、PS4の電源ボタンを音が鳴るまで長押しして下さい。
移行したいデータを選択したら「データ転送を開始する」を選択。データ移行後はPS5が自動で再起動するので、再起動後にデータの移行ができているかどうかを確認して完了です。
クラウドストレージを利用する
オンラインストレージPS4、クラウドストレージPS5を利用してデータを移行することが可能。これはPlayStationの有料サービス「PS Plus」の加入者向けです。
PS4を起動し、PS5で利用するPlayStation Networkアカウントでログインしましょう。
PS4のホーム画面より「設定」→「アプリケーションデータ管理」→「本体ストレージのセーブデータ」→「オンラインストレージにアップロードする」の順に進んでいきます。
移行したいデータを選択したら「はい」を選択してアップロードしましょう。PS5を起動し、PlayStation Networkアカウントでログインを行ったら、ホーム画面から「設定」→「セーブデータとゲーム / アプリとセーブデータ」→「セーブデータ(PS4)」→「クラウドストレージ」の順に選択して下さい。
移行したいゲームのデータを選択して、「本体ストレージにダウンロードする」を選択したら実行。ダウンロードが終われば移行が完了です。
拡張ストレージを利用する
HDDやSSDなど、ゲーム機に接続すると保存容量を拡張できる周辺機器を使った移行方法です。PS4で拡張ストレージを使用していたようであれば、そのままPS5に繋ぐだけでPS4のゲームがプレイできるので、元々持っている方におすすめ。(※今回は関係ありませんが、PS5のゲームは拡張ストレージに保存したままだとプレイできないという点に注意)
拡張ストレージがPS4で使用できるものか確認しましょう。USB 3.0以上、250GB以上、8TB以下の容量が必要です。
PS4を起動し、ホーム画面より「設定」→「周辺機器」→「USBストレージ機器」の順に選択します。
※次に行う手順を実行すると、拡張ストレージに入っているデータは全て消去されるので注意してください
移行に使用する拡張ストレージを選択したら、[拡張ストレージとして初期化する]を選択します。
初期化が完了したら、ホーム画面から「設定」→「ストレージ」→「本体ストレージ」→「アプリケーション」の順に選択。コントローラー右上にあるOPTIONボタンを押して[拡張ストレージへ移動する]を選択したら、移行するデータにチェックを入れ「移動」を選択しましょう。
PS4の電源を切って電源ランプの消灯を確認したら、拡張ストレージを取り外します。PS5に拡張ストレージを接続後、PS5を起動してください。拡張ストレージが認識され、PS4用のゲームがプレイできるようになっていれば移行は完了です。
PS5を買ったらやっておきたいおすすめの初期設定
PS5を買ったら、やっておくと安全で便利なおすすめの設定をご紹介。初期設定の解説中に出てきた項目についても再度触れています。
PlayStation Networkアカウントに2段階認証を設定
PlayStation Networkアカウントの情報が漏れると、クレジットカードが悪用されてしまう恐れがあります。そういったトラブルを防ぐためにも、2段階認証を設定しておくことをおすすめします。
PS5ホーム画面「設定」→「ユーザーとアカウント」→「アカウント」 → 「セキュリティー」→「2段階認証」を選択しましょう。「SMS」と「認証アプリ」どちらかの方法で設定を行います。
「SMS」は携帯番号で認証する方法で、PlayStation Networkにログインする際、携帯番号に確認コードが送られます。セキュリティ確保のためにPlayStation Networkのパスワード入力を求められるので入力、送られてきたパスコードも確認したら入力して完了です。
「認証アプリ」は2段階認証アプリを使い認証する方法で、Google Authenticatorなどのアプリを利用します。
ボタンの割り当てを変更する
初期設定の方法を説明する時にも触れましたが、コントローラーの操作方法がPS4までは〇が決定ボタンでしたが、PS5では逆で、✕が決定、〇がキャンセル操作ボタンに変わりました。
この操作に慣れないことが原因で楽しめないようであれば、使いやすいようにボタンの割り当てを変更するのがおすすめ。
ボタンの割り当ては、ホーム画面の「設定」→「アクセシビリティ」→「コントローラー」→「ボタン割り当てをカスタマイズ」→「ボタン割り当ての変更を有効にする」をONにすることで、変更可能です。
お知らせを減らす
画面を開いている間、お知らせ情報が次々に表示されます。お知らせの内容の中には不要だと感じるものもあるはず。必要な情報だけを受け取るようにすると操作中も快適になるので、おすすめです。
「設定」→「お知らせ」から各種設定を変更しておくと、本当に必要な通知だけを受け取ることができるようになります。ぜひお試しください。
初期設定が進まない時の対処法・トラブル回避方法・疑問など
オンラインIDに名前(実名)をいれてもいいのかどうか
オンラインIDはニックネームにあたります。PlayStation Network上で公開されるので、本人だと特定されにくいようなIDにしておいた方が安全です。オンラインIDは一度登録すると変更できないという点に注意しましょう。
初期不良だと感じたら
適切に電源を切っても、次に起動させた際「前回不適切に電源が切られました」といったエラー表示が出てくる、画面に不具合が起こるなど、PS5の状態がおかしいと感じたら早めに相談しましょう。
問い合わせ先は購入店舗ではなく、プレイステーションのお問い合わせページ、もしくはチャットで行います。チャットは、お問い合わせページにアクセスすると質問したいカテゴリを選択することで表示されます。
コントローラーが反応しない時は
コントローラーが反応しない時は、コントローラーのリセットを試してみましょう。
PS5本体の電源を切ったら、コントローラーの背面にある小さな丸い窪みに、爪楊枝など先の細い棒状のもので、穴の中にあるボタンを3秒~5秒長押しするとリセットされます。
PS5に付属のUSBケーブルを使用してコントローラーを接続したら、PSボタンを押して接続し直しましょう。
ネット環境なしでも遊ぶことはできるのかどうか
PS5は光学ディスクありの「通常版モデル」を購入しディスクを挿入して遊ぶ場合のみ、ネット環境なしでも遊ぶことができます。(オンライン対戦や協力プレイといった、オンラインを必要とするシーンでは、ネット環境が必要です)
PS5を人に譲りたい・売りたい人向け初期設定(初期化)をする方法と注意点
PS5を人に譲ったり売る場合、必ず本体のデータを消去して初期設定の状態に戻しておく(初期化する)必要があります。買取店の例からすると、初期化していない本体は買取ってもらえないので初期化は必須です。
PS5本体を初期化・データを消去する方法
PS5のホーム画面「設定」を開きます。「システム」を選択、「システムソフトウェア」の「初期化」を選択、「PS5を初期化」を選びましょう。
すべてのユーザーとデータを削除することが問われるので、問題がなければ「初期化」を選択してください。初期化を行うとすべてのユーザーとデータがPS5本体から削除されることを知らされるので、問題がなければ「はい」を選択します。
PS5の再起動が始まり、初期化が開始されます。これでPS5本体の初期化とデータを消去が完了です。
初期化したらデータはどうなるのか
PS5を初期化すると全てのデータが消えるため、そのデータを元に戻すことはできません。PS5は購入した時と同じ状態になるので、やり直しできないことを踏まえ、よく考えてから初期化しましょう。
まとめ
今回はPS5の初期設定ついてまとめました。
今後もゲームに関する記事を投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい!