【初心者用】プラモデルとフィギュアの違い
この記事の目次
今回はフィギュアとプラモデルの違いについて説明していきます!
プラモデルとフィギュア、似たようなイメージはあるけどいまいち違いが分かりにくいですよね。
プラモデルはプラスチックを自分で組み立てる模型となっていて、人気の商品にガンプラや戦艦の模型などがあります。
フィギュアは映画やアニメに登場するキャラクターの姿をした模型で、複雑な組み立てなどがありません。
まずはそれぞれの良さについて見ていきましょう!
プラモデルの良さ
プラモデルの良さといえば自由度の高さがありますね!
ガンプラでは自分で作れるので達成感もありますし、一歩踏み込んだところまで行くと塗装や外見を変えることも可能です。
ガンプラは種類も豊富なのでそれぞれの特徴を説明します。
HG(ハイグレード)
ガンプラ10周年企画として発売開始した1/144スケールの標準モデルで、扱っているアーマーやモビルスーツの種類は圧倒的です。
「塗装をしなくても完成する」というテーマの通り、組み立てるだけで立派なガンダムができます!
値段も500円〜1500円と安価で楽しめるので、初心者の方はぜひHGに挑戦してみましょう!
RG(リアルグレード)
ガンプラ30周年企画として発売開始した1/144スケールHGの上位モデルで、「手のひらサイズで本物のようなリアルなモデルを」というテーマで作られています。
ガンプラの中でも最大級の可動が実現されているのも特徴的です!
リアルを追求したモデルなのもありクオリティはHGよりかなり高くなっているので、値段は2000円〜5000円となっています。
MG(マスターグレード)
マスターグレードはガンプラ15周年記念企画として発売開始した1/100スケールのモデルで、最初は「究極のガンプラ」というテーマでしたが「高級品のガンプラ」に変更されました。
パーツごとの色分け・可動範囲・ギミックのクオリティが高く様々なポージングをとれます。
さらにマスターグレードからはデカールと呼ばれるシールのようなものを貼る作業が必要になってくるので、初心者の方はHGでガンプラに慣れてから挑戦しましょう!
お値段も2000円〜15000円と少しお高めです。
PG(パーフェクトグレード)
パーフェクトグレードはガンプラ20周年記念として発売された1/60スケールのモデルで、「究極のガンプラ」をテーマに作られています。
高さおよそ3cmもある巨大ガンプラで究極のガンプラにふさわしい出来上がりですが、その分パーツ数も桁違いでガンプラシリーズの中で最多の800パーツ!
お値段も10000円〜40000円とお高めですがガンプラファンなら一度は制作してみたい代物ですね!
ガンプラと一言で言っても沢山種類があるので、自分に合うガンプラを探すのも楽しみです。初心者の方は、HGから始めてRG、MHと難易度を上げていってからPGに挑戦するのをオススメします!
次はガンプラをより深く掘り下げていきます。
ガンプラは自分好みに改造できるのも魅力です。
ガンプラを普通に作るだけだとパーツ同士の間に線ができてしまいいかにも作った感じになってしまいます。なのでその線を消して見栄えを良くする「合わせ目消し」という方法があります。
やり方は比較的簡単で、接着剤でくっつけた部分をやすりで削るというものです。
色を変えて楽しみたい方は、ガンダムを全塗装や一部だけ塗装することもできるので、
唯一無二のガンプラを作れます!
塗装も方法がいくつかあり、
- ガンダムマーカー
- 筆塗り
- スプレー缶塗装
- エアブラシ塗装
など、多数あります。
ガンダムマーカー・ガンダムマーカーエアブラシはキットを買うだけなので初心者の方にオススメです。
塗料を自分で購入して塗装したい方は重ね塗りの順番にも注意する必要があります。
- ラッカー
- アクリル
- エナメル
上記の順序であれば問題ないですが、逆から重ね塗りすると下地の塗装を溶かしてしまうので順番通りに塗装しましょう。
プラモデルの代表にガンプラを例に挙げて説明してきましたが、ガンプラの良さは自分で作れることにあると思います!
種類も多数あるので飽きることなく作っていけます。
合わせ目消しや塗装などを行えばよりガンプラを楽しめるので、プラモデルを組み立てたい方はぜひガンプラにチャレンジしてみてください。
フィギュアの良さ
フィギュアの良さは造形美にあります。
ガンプラは基本直線やごつごつとした各バッタパーツが多いのに対して、フィギュアは髪の毛一本にいたるまでの繊細さとなめらかな曲線が魅力です。
またフィギュアはアニメや映画のキャラクターを模型にしているので、好きなキャラクターを手に取って鑑賞できるのも漫画やアニメだけでは味わえないフィギュアの魅力ですね!
フィギュアもいくつか種類があるので紹介していきます。
プライズフィギュア
ゲームセンターや一番くじなどの景品として作られたフィギュアで、原価率が法律で定められています。
キャラクターの縮尺でもないのでノンスケールフィギュアに該当し、主にセガ・タイトー・フリュー・バンプレストが制作しています。
スケールフィギュア
スケールフィギュアとは実際のキャラクターのサイズを縮小させてフィギュアにしたものです。
精密にバランスを設定して作られたもので、より精巧に出来ていてリアリティを感じられるのがスケールフィギュアの特徴です。
スケールフィギュアは商品名の後に、実際のキャラクターのサイズから何分の一にスケールダウンしたのか分かるようになっていて、「1/10」や「1/8」などの表記があります。
お値段はスケールによって変わりますが「1/7」だと10000円以上、等身大フィギュアは100万円近くすることもあります!
アクションフィギュア
関節などに動かせるパーツが使われており、様々なポーズを取れる自由度の高いフィギュアです!
表情や武器などを変えられるので、一つのフィギュアで沢山楽しめますね!
お値段5000円〜程です。
デフォルメフィギュア
「頭が大きく、手足や体が小さい」のが特徴で、およそ2頭身〜2.5頭身にキャラクターの魅力が詰め込まれています。
グッドスマイルカンパニーの「ねんどろいど」が非常に有名です。
ねんどろいどとは?
『日々の喧噪に疲れた時、手のひらサイズのかわいいデフォルメキャラが癒してくれる。
あなたのそばでずっと元気を送り続けてくれる特別な存在。
それが「ねんどろいど」です。』
2.5頭身、約10cmで手のひらサイズの可愛いキャラクターシリーズ!
シリーズは1500種以上で大好きなキャラクター達をそろえて、ねんどろいど同士で飾ると、家の中でも家の外でもねんどろいどワールドが広がります。
まとめ
今回はプラモデルとフィギュアの違い、それぞれの良さについて紹介してきました。
自分でオリジナルのものを作れるガンプラとアニメキャラクターをハイクオリティで模型にしたフィギュア、どちらも非常に人気で優劣つけられませんね!
ぜひこの機会にガンプラやフィギュアを購入してみませんか?
今後もプラモデルのコラムを随時更新していきますので、楽しみにお待ちくださいね!