【初心者用】電動ラジコン飛行機の選び方
この記事の目次
初心者におすすめの電動ラジコン飛行機を紹介します。
リモコンを操作することで自由に飛ばして遊ぶことができる電動ラジコンの飛行機ですが、選ぶ際のポイントをはじめ、種類が多くどれを選べばいいかわからないという初心者に向けて、おすすめモデルを選びました。
ドローンに似ていることから外で飛ばしていいのかどうか規制が気になっている方も、この記事を参考に電動ラジコンの飛行機を手に入れてはじめてみませんか?
電動ラジコン飛行機の選び方
まずは電動ラジコン飛行機の選び方について解説します。
ポイントを押さえて、必要な機能が揃ったモデルを選びましょう!
チャンネル数
チャンネルとは、同時にどれだけの操作ができるかということを表わす数値のことを指します。チャンネル数が増えるほど複雑な操作が可能です。
初心者であれば上昇、下降、左右の回転を行うことができる2ch、もしくは上下と左右、前後の動きに対応の3chあたりから始めるのがおすすめ。
最大で10ch~ほど存在するので、練習していく中でどんどんチャンネル数を上げたモデルへレベルアップしていくといいでしょう。
充電・飛行時間
充電にどれくらいの時間を要するか、一度の充電でどれくらいの時間飛行できるか?また、通信距離はどれくらいかといったことを確認しておくことも重要です。
基本的に飛行機型の電動ラジコンは充電時間が長くかかるモデルが多く、長いモデルだと50分ほど充電に時間を要することもあります。
その代わりバッテリーが付属しているモデルであれば、バッテリー交換により長く楽しめるので、付属品なども確認しておくといいでしょう。
通信距離
屋外で飛行させる予定である場合は、通信距離も見ておきましょう。通信距離が100m以上あれば、のびのびと遠くまで飛ばすことができます。逆に室内で使用する場合は、通信距離が短くても問題ありません。
価格もチェック
電動ラジコン初心者ということもあり、まだどのような飛行機が自分に合うかどうかわからないのでお試しに…という方は、価格もチェックしておくといいでしょう。
今回ご紹介する中で最も安いモデルを選んでもいいですし、6,000円以内と価格を区切って、その中で好みのモデルを選ぶのも手です。
【重要】電動ラジコン飛行機の規制について
令和4年6月20日から、重量100g以上の無人航空機は機体登録が必要になりました。登録が済んだら「登録記号の表示」と「リモートID機能の搭載」を行い、航空局から許可された範囲で遊ぶことになります。
ただし屋内での飛行は航空法の規制の対象外であり、国土交通大臣の許可と承認を受ける必要はありません。ゴルフや野球練習場のようなネットで囲われた場所も屋内とみなすことができるので、こちらも航空法の規制の対象外です。
電動ラジコン飛行機が外へ出てしまわないような環境であれば登録なしで飛ばして遊ぶことができるので、戸や窓はしっかりと閉め、ネットで囲われた場所も隙間がない場所であれば、購入後すぐに遊び始められます。
購入して間もなく機体登録をしに行くのもいいですが、初心者の場合まずは、室内で飛ばしてみるのがいいでしょう。
法を守らず外で使用した場合は違法となり、50万円以下の罰金が科されることがあるので注意しましょう。また、100g未満の電動ラジコン飛行機であっても、航空機の飛行に影響を及ぼす行為については規制されています。(※上記は2023年1月時点の情報であるため、飛ばす際には再度航空法をご確認ください)
機体登録が不要
- 100g以内
- 100g以上・室内で飛ばす
機体登録が必要
- 100g以上・室外で飛ばす
規制についてより詳しいことを知るにはこちら⇒ 日本ラジコン電波安全協会「航空法」
電動ラジコン飛行機おすすめモデル
ハイテック A500 QF4U コルセア
今回ご紹介する中では唯一、航空法の登録不要、重量100g未満の電動ラジコン飛行機です。
チャンネルは4chであるため初心者としてはやや操作の数が多いものの、登録なしでいつでも練習できることから、マメに飛ばして遊びたい方におすすめのモデル。
重量70gという軽量でありながら、機体の中には人が乗っており、細部に至るまで拘りの造形である点はハイテックならでは。落ち着いたブルーの機体カラーから、羽裏までデザインが施されているのもハマるきっかけの一台となることでしょう。
機体の材質はクラッシュに強く柔軟であるEPP素材を採用しているので、何度か落下させてしまうようなシーンがあったとしても、壊れる可能性は低いのが初心者に嬉しいポイントです!
Z51 RC飛行機キット
フォームメタル素材のシンプルなボディを持つ、電動ラジコン飛行機です。
EPP素材を採用、軽量で耐久性に優れています。翼は折りたたみ式設計で着陸装置も備えているので、初心者におすすめの機体。2ch操作でラジコンのボタン配置は無駄がなく、初めてでもコントロールのしやすさに長けています。
こちらの商品は到着時に組み立てる必要があるキット式ですが、マニュアルやドライバーも付属しているので、組み立てるのが好きな方であればこちらの製品にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
基本ライトバーは付属していませんが、オプションで付けられます。暗い場所での飛行を考えている場合は、ぜひこちらも!
STARTIST 固定翼RCグライダー戦闘機 アーミーグリーン
アーミーグリーンのボディが戦闘機好きには堪らない、電動ラジコン飛行機。
羽に全部で4つの小さなプロペラがついている点や、羽表面にスジボリが施してあるなど、細部に至るまでつい眺めてしまうような仕様になっています。
ラジコンのフォルムはカーブがあるタイプで、お馴染みのゲーム機などのコントローラーと形が似ていることから、握りやすく操作しやすいのがポイント。2chタイプになっておりかなりシンプルな操作方法なので、操縦に慣れない初心者でも扱いやすいモデルです。
DEERC ラジコン 飛行機
ポップなアメリカンデザインが印象的な電動ラジコン飛行機です。
低速モードと高速モード、2つの速度を1つのボタンで自由に切り替えることができる仕様。初心者であれば低速モードから始め、慣れてくると高速モードへとこちら一台で途中から自分に合ったタイミングでレベルが上げられます。
バッテリー残量が足りなくなってくると飛行機のLEDライトが点滅してお知らせしてくれるので、充電切れで本体を見失ってしまうのを防ぐのにも役立つでしょう。
旋回半径が小さいので、室内でも飛ばしやすい電動ラジコン飛行機をお探しであればこちらのモデルがおすすめ。小さいながらも操作距離は50mもあり、入門機としては充分な機能を備えています。
HAWK’S WORK ラジコン飛行機
電動ラジコン飛行機の初心者や子どもにもおすすめ、2chで操作できるモデルです。
本体の角度や角速度、角加速度のセンサである「ジャイロ」安定化システムがついているので、安定した飛行ができるのが魅力。離陸の方法は手投げとタキシングの両方に対応しているので、どちらが自分に向いているかを確かめることも可能です。
2つの着陸装置と2つのプロペラが装備され、そのうちの1つはスペアとして持っておくことができるので、うっかり破損してしまった場合でも安心して引き続き遊ぶことができるでしょう。
ある程度広い室内が用意できる環境にある、もしくは機体登録の予定であるという方におすすめで、本体は縦・横いずれも30cm以上ある大きめのモデルです。
aスペース セスナ型 ラジコン AF-RH007SE
セスナ型の電動ラジコン飛行機です。
柔軟素材で壊れにくく、 サイズは長さ25cm、幅33cmと比較的大きなボディで、快適な飛行を楽しむことができます。
チャンネルは2ch式で初心者の操作にぴったり。
青空をバックに目が覚めるようなイエローの機体が映えるので、ネットなどが張れる環境にある、もしくは機体登録を予定しているようであれば、外で操作する一台をお探しの際におすすめです。
今回ご紹介の中では最も安いモデルでありながら、柔軟素材で壊れにくい質感を採用しているので、大切に使っていくと長く遊ぶことができるでしょう。
まとめ
今回は電動ラジコンの飛行機についてまとめました。
今後もラジコンに関する記事を投稿予定ですので、楽しみにお待ち下さい!