バツローグの大会レポート〜シティリーグS2編〜
挨拶
あけましておめでとうございます。ヤマノタケルことバツローグです。
年明け早々1月4日にシティリーグに参加してきました。今回がスタンダードでDレギュが使える最後のシティリーグです。
京都CLから変わらないカードプールだったのでかなり煮詰まった環境でしたが、その環境下で選択したデッキと、大会当日の試合に関して振り返っていこうと思います。
デッキ選択
今回の目標はもちろん優勝です。64人規模の大会なので、負けられるのは予選の1回だけ。
結局本戦では負けられないので全勝を目標に定めました。事故負けは許されないので安定性重視のロストバレットをチョイスしました。既存アーキタイプのデッキを握ったので逆に珍しがられてました・・・
キュワワーとアクロマの選択で展開して、ウッウやヤミラミ、かがやくゲッコウガやザマゼンタやライコウVなど様々なアタッカーを状況に応じて使い分けてサイドをもぎ取るデッキです。VSTARユニバースで新たに空の封印石が加わってゲーム速度が上がりました。京都CLでも同じようなデッキが上位入賞していました。
僕が使ったデッキは安定性を重視し、ボール系を9枚入れています。
ルギア対面は相手のムーランドVをザマゼンタのかたきうちでカウンターすることを想定しているので、ミラージュゲートなしでもかたきうちを使いやすくするためにミラージュゲートを3枚にしてメタルソーサーを1枚採用しています。
実は京都CLの候補デッキだったのですが、練度が足りず諦めたのでリベンジも兼ねて使用しました。
大会レポート
1戦目 ロストギラティナ 後攻 ○
お相手ギラティナVスタートで入れ替えられず。こちらはウッウのおとぼけスピッドから入り、ボスの司令+かたきうちでギラティナVSTARを倒したりロストマインでばらまいたりして勝ち。1ターン目の動き出しの差が大きく出た試合でした。
2戦目 ルギアVSTAR 先行 ○
お相手ノコッチスタート。入れ替えずベンチでルギアを育てていたのでおとぼけスピッドでノコッチを倒す。かんしゃくヘッド+ロストマインでバケッチャとマナフィを同時に倒し、ルギアVSTARをボス+スターオーダー+ライコウVのライトニングロンドで倒して勝ち。先行にして4ターンでサイドを取り切る珍しい試合でした。
3戦目 ドガスムゲンダイナ 後攻 ○
こちらキュワワーのみでボール系もアクロマの選択も無し。ヒスイのヘビーボールでサイドを見てもポケモンがいない代わりにアクロマの選択が2枚落ちてて絶望。キュワワー単のままでターンを回してクロバットVのどくのキバで負けか・・・と思ってましたが、お相手は失念していたようでムゲンダイナVのパワーアクセルのみで奇跡的にターンが回ってきました。なんとかボール系が繋がって回り出し、逆にお相手が手札どん詰まりの事故を起こしたおかげで盤面が追いつきました。ガラルマタドガスはあなぬけの紐でかわしながらライコウVを育てて突破し、ムゲンダイナVMAXはかたきうち+ロストマインで倒して勝ち。
4戦目 ミュウVMAX 先行 ×
お互い順調な回り出し。お相手はフュージョンシステムの都合上ロストシティを張ってミュウVMAXから殴り出して来たので、トレーニングコートを張り返してスターオーダー+ドラピオンVのダイナミックテールでカウンター。頂への雪道を張り返されてツツジ+ミュウVMAXでドラピオンVが倒されます。
ここからのプランとして
①釣竿+トレーニングコート+ダイナミックテールでミュウVMAXを倒すプラン
②ボスの司令+ミラージュゲート+かたきうちでゲノセクトVを倒すプラン
③ミラージュゲート+げっこうしゅりけん+ロストマインでゲノセクトVを倒すプラン
を考えていました。
①はスタジアムはもちろん、釣竿を引いたあとにドラピオンVも引く必要があります。
②はボスの司令にサポート権を使う必要があるのと、山札のエネルギーが足りないので釣竿を引く必要があります。
③も釣竿を引く必要があるのと、プラン遂行のために2ターン必要になります。
どれも共通して釣竿+αが必要になります。ただし、釣竿を使うと山札が厚くなるため、+αの部分を拾ってから釣竿を使いたい。
頂への雪道+ツツジ後なのでかなりハードルが高く、何度かはなえらびを繰り返して釣竿までたどり着きましたが、他のパーツが足りなかったので釣竿を使わずターンを回しました。
マリィが飛んできて、釣竿が底に行ってしまう。
ミュウVで攻撃されたため、②のプランのハードルが緩和しましたが、釣竿とミラージュゲートが揃わず先にサイドを取り切られて負け。
結果論ですが、②③のプランを切り、相手のマリィを使われる前に釣竿でドラピオンVのみ回収していたら展開が変わっていたかもしれないです。
5戦目 パルキアインテレオン 後攻 ○
お相手ドラピオンVスタート。ベンチにメッソン1体のみ置いて番を返されたのであなぬけの紐+おとぼけスピッドでメッソンを倒す。おとぼけスピッド2回でドラピオンVを倒し、最後にパルキアVSTARをスターオーダー+ライコウVのライトニングロンドで倒して勝ち。
全勝者が2名になり予選終了。トップカット16人で10位で予選抜けしました。
本戦1戦目 ルギアヨクバリス 先行 ×
普通のルギアかと思ったら後攻1ターン目にヨクバリスVをベンチに置かれてちょっと焦る。スターオーダーを絡めてヨクバリスVMAXとルギアVSTARの2体を倒しサイドを取り切るプランを意識しました。先2ボスの司令+おとぼけスピッドかげっこうしゅりけんを試みるもパーツ揃わず。ヨクバリスVMAXが無傷で場に出てきてまるもうけでキュワワーを倒される。
ツツジ+ミラージュゲート+かたきうちで返し、次のターンでスターオーダー+ネオラントVのアクアリターンを狙いますがここで空の封印石がサイド落ちしていることに気付く。スターオーダーはルギアに対しても使えるのでミラージュゲート+アクアリターンでヨクバリスVMAXを倒し、気合いでサイドから空の封印石を拾う。
ノコッチが出てこなかったのでボスの司令+スターオーダー+ミラージュゲート+ライトニングロンドを狙いましたが、ここで最後のミラージュゲートがサイド落ちしていることに気付く。。先にサイドを取り切られて負け。
ベスト16でフィニッシュ。CSP15pt・・・
反省会
負け試合を振り返ってもプレイングには一貫性があり、明確なミスはなかったと思います。
内容がよかっただけに結果が伴わなかったのが悔しいです。
デッキの構築で言うと、負け試合ではミラージュゲートを3枚にしたことでの悪い部分が出ていました。
1試合で4枚もミラージュゲートを使うことはまずないですし、キバナやメタルソーサーがあるので2枚で十分な試合がほとんどです。
ただしネオラントVを場に出すとその数ターン後にアクアリターンを使いたい場面がよく出てきます。アクアリターンのためにミラージュゲートを1枚消費すると残数がギリギリになったり、サイド落ちが負けに直結する事がありました。
また、相手のマリィやツツジで手札が流れた後にミラージュゲートを使いたい時に、残数が少ないと引き込むのが難しくなり、引けた時には山札にエネルギーが残っておらず釣竿も引かなくてはならないといったケースも出てきます。
理想の動きや盤面を想定するなら3枚でいいと思いますが、安定した動きを重視するべきだったかもしれません。メタルソーサーも強いので難しいところですが。。。
終わりに
シティリーグシーズン1でCSPを獲得できなかったことも併せるとWCSDay1出場権利であるCSPランキング40位以内は既に厳しそうです。
第二目標である200位以内(JCS出場権利獲得)を目指してシーズン3以降も頑張っていこうと思います!
今回はここまで。ありがとうございました!