【保存版】プラモデル塗料の捨て方!
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プラモデル制作をやっていると、余った塗料を捨てたい!という事も。プラモデルに合わせて使用する塗料、きれいに使い切るのは難しいですよね。しかし、取り扱いに注意が必要な塗料はそのままの状態でゴミに出すことはもちろんできません。では、どうやって捨てたらいいの?そんな疑問に答えます!
プラモデル制作をしていると、塗料が余ってしまうことが多々あります。丁度使い切れるということはそうなく、次の制作で使おうと思っていてもその色が必要ない場合が続くと何年も置いておくことになります。そうなった時には塗料を捨てたいと思うことも出てきますが、具体的な捨て方がわからないと塗料はどんどん増えていってしまいます。そこでこの記事では、簡単な捨て方をご紹介します。古いものや、使わなくなったものは以下の方法で捨ててみましょう!
プラモデルの塗料を捨てる時の注意点
プラモデルの塗料を捨てる時には注意点があります。もしその注意点に従わずに捨ててしまうと、悪臭がしたり周囲が汚れてしまったり、デメリットが出て来るからです。基本的には塗料缶に書いてある廃棄事項通りに捨てればOKですから、迷ったら必ず読むようにしてみてください。
1.液体のまま捨てない
塗料は一般的に、乾かしてから捨てることになっています。ですから、液体のまま捨てるのはNG!乾かせば誤ってこぼした時にも安心で、広がらず色もつきにくくなります。庭で液体のまま処理しようとしてこぼしたら、その色が草や駐車場としているコンクリートについてしまいます。取るのも面倒なので、二度手間にならないようにするためにも液体のまま捨てるのはやめましょう。
2.屋内で乾燥させない
しかし、乾かす場所も選ばなくてはいけません。屋内だと塗料の臭いが充満してしまうため、屋外で乾かす必要があります。プラモデル制作をしていれば塗料の臭いにも慣れるかもしれませんが、塗料が乾燥するまで捨てるだけの量をずっと出していると気分が悪くなってしまう人もいます。また、それが自室であれば換気して臭いが取れるまで時間がかかるので、このような理由からもおすすめできません。量が多ければ乾燥させるのも大変なので、専用の処理剤を使う方法もあります。こちらも後で詳しく説明しますね。
3.大量に捨てない
使わなくなった塗料や、古くなってしまった塗料が大量にあると、それらをすべて乾燥させるのには時間がかかります。戸建てで庭があるならそこで乾かしても良いかもしれませんが、周りの住人のことを考えると特に集合住宅では臭いがあるので迷惑になってしまいます。
自宅にあるものを利用して捨てる
新聞紙に染み込ませて乾かして捨てる方法など、自宅でできる捨て方をご紹介します。
塗料の量が少ないなら、新聞紙に広げて乾かしましょう。特に自然燃料や油性塗料などは、自然発火することがあるので気を付けなければいけません。もしそのような塗料を扱っているなら、離れず家にいる時間帯に乾燥させることをおすすめします。屋外で乾かしていても、窓から覗ける範囲に置いておけば、万が一異変があった時にもすぐに気付けます。
塗料が乾燥したら、塗料を置いた新聞紙を水で濡らしてビニール袋に入れ、処分します。塗料を付けた筆なども、乾燥させて塗れた新聞紙でくるんで処理することができます。水で塗らすのは自然発火を防ぐためなので、十分に湿らせておくのがポイントです。新聞紙なら余計に使ってももったいなくはありませんよね。
塗料を捨てたら塗料缶も捨てなければいけませんが、塗料缶はまた別の捨て方があります。塗料缶は資源ごみですが、そのまま捨ててはいけません。中身は乾燥させて上記の方法で捨てますが、少し残っているので新聞紙などで拭き取ってキレイにしましょう。こちらも乾燥させれば資源ごみとして回収できるようになります。塗料が付いた新聞紙もよく乾かして処理します。
専用の凝固剤を使って捨てる
自宅にあるものを使って塗料を捨てる方法もありますが、塗料を固める凝固剤を使って捨てる方法もあります。手っ取り早く片付けたい場合や、塗料が多くある場合はこちらの方法をおすすめします。
凝固剤には以下のような商品があります。
1.ウェーブ 塗料凝固剤
出典:WAVE |
水性・油性兼用の塗料固化剤で、400円ほどとかなり安く購入できます。模型店でも売っていますが、もちろんAmazonや楽天市場などの通販でも買えます。1袋で400mlもの塗料を処理することができるため、塗料をまとめて捨てる時にもおすすめです。2019年の夏に販売され始めたものなので比較的新しい商品ですね。
メーカー公式から使い方の動画も公開されているので、初めて使う人でも安心です。
2.アサヒペン 水性・油性兼用塗料固化剤
出典:アサヒペン |
こちらも水性と油性兼用の塗料凝固剤です。約175円と、こちらもとても安いため、凝固剤は安く買えることに安心した方もいるのでは?先ほど紹介した商品とは違い、こちらは昔から売られているものです。ホームセンターでも見かけることがあります。塗料を処理する機能は今の製品と変わらず質が良いです。近所に模型店がないという場合は、ホームセンターに行くと目的の塗料凝固剤を見つけられるかもしれませんね。
こちらの製品もメーカー公式から使い方が公開されているので、使用する前に見ておくと良いでしょう。
凝固剤の使い方はメーカーなどによって少々異なりますが、以下では一般的な使い方をご紹介します。
塗料凝固剤をつかう際には、捨てる塗料の2.5倍の水を使います。例えば、200mlの塗料を捨てるのであれば、用意する水は500mlほどですね。人によっては、2.5倍より少し大めの水を入れても良いと感じることがあるそうなので、一度やってみて次にどうするか決めてみてくださいね。
塗料凝固剤を入れる前に、水と塗料をバケツの中で混ぜておきます。しっかりと混ぜることができない塗料もあるため、水と交じり合わなくても問題ありません。油性塗料や文字通り油ですから、水と相性が悪いのです。
水と塗料を混ぜたら、塗料凝固剤を入れます。そして勢いを付けてかき混ぜます。かき混ぜるのはすぐに捨てられるものが良いので、割りばしやその辺りに落ちている丈夫な木の枝などで大丈夫です。凝固剤が膨れてくるまで混ぜましょう。膨れるのは凝固剤が水を吸って、塗料が固形物となっていくという工程があるからです。
凝固剤で塗料が固形物になったら、それらをビニール袋や新聞紙に来るんで処理します。これなら、塗料を乾燥させる時間が必要ありませんし、大量の塗料も一気に捨てられますよね。
プラモデルを趣味でやっていると、いらなくなった塗料は一度に多く出てしまうものです。しかし、ほんの少しでも必要な色があるなら買わないわけにはいかず、他の色で代用すると完成形に納得いかないことに…。そしてプラモデルが変わればまた別の色を使うことが多いですから、どんどんと塗料は多くなっていきます。それらを一気に捨てられるのはとっても効率的です。
まとめ
プラモデル制作をこれからするなら、塗料の破棄についてはあまり考えてみたこともなかったかもしれませんね。また、始めたばかりなら塗料の正しい捨て方を知って、安全な方法を頭に入れておくべきです。では、プラモデルの塗料を捨てたい時はこの記事を参考にして、プラモデル制作を快適に楽しんでみてくださいね!
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