【初心者向け】ゼロから始めるプラモデル作りに必要な道具
この記事の目次
「プラモデル制作をしてみたいけど、どんな道具が必要なのかよくわからない…」
「お金をあまりかけたくないから、最低限必要な道具を知りたい…」
プラモデルを制作したことがない初心者の方の多くは、このような悩みを抱えているでしょう。
プラモデル制作には、大きく分けて「①切る②削る③貼る④塗る」という作業工程があります。そして、各工程に専用の道具を使用することによって、プラモデルをスムーズかつ綺麗に仕上げることができます。
この記事では、初心者の方のために、プラモデル作りに必要な道具を紹介します。これを機にプラモデル作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
プラモデル作りに必要な道具
では、プラモデル作りには具体的にどのような道具が必要なのでしょうか?
ここでは、プラモデルを作るのに必ず必要になる道具を説明していきます。
使い方や具体的におすすめの商品も紹介するので、初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
ニッパー
ニッパーはペンチのような形をしており、ランナーと呼ばれる枠からプラモデルのパーツを切り離すために使用する道具です。先端が細くなっているので、パーツにダメージを与えることなく、簡単にランナーから切り離すことができます。
選ぶ際は、模型メーカーが販売している模型専用のニッパーを選びましょう。なぜなら、プラスチックを切りやすく、細かい作業に適しているからです。
具体的には、タミヤの「薄刃ニッパー」が初心者でも使いやすくおすすめです。ただし、少々値段が高いと思う方は、安くて丈夫なBANDAI SPIRITSの「エントリーニッパー」でも良いでしょう。
「タミヤ クラフトツールシリーズ No.35 薄刃ニッパー 74035」
「BANDAI SPIRITS エントリーニッパー(ホワイト)」
デザインナイフ
デザインナイフはペンの形をしたカッターで、非常に切れ味が良いのが特徴です。普通のカッターナイフでも代用できますが、持ちやすさや角度の違いからプラモデル作りにおいて重宝されています。ただし、その鋭い切れ味のため、子どもがむやみに触るとけがをする可能性があるので、小さなお子さんがいる場合は近くに置かないように気を付けましょう。
用途としては、主に「ゲート処理」の際に使います。「ゲート処理」とは、ランナーからプラモデルのパーツを切り離し、パーツに残るゲート跡と呼ばれる部分を取り除く一連の作業のことを指します。デザインナイフはこのゲート跡を取り除く時に使用します。
また、デカール(シール)を切るなど様々な場面で活躍するので、持っておいて損はないでしょう。
おすすめはタミヤのデザインナイフです。特に、細かな部分のカットに適しており、替刃が30枚付いてくるので長く使用することができます。
「タミヤ クラフトツールシリーズ No.20 デザインナイフ プラモデル用工具 74020」
ピンセット
ピンセットは小さなパーツを取り付けたり、デカールを貼りつけたりする際に便利です。指では細かな位置調整がとても難しいので、細かい作業を行う際には必須の道具と言えるでしょう。
また、普通のピンセットだけでなく、先曲がりタイプのピンセットも購入すると、細かい作業やデカール貼りがとてもやりやすくなります。
おすすめはウェーブの「極細ニードルピンセット 4本組」です。4本がセットになっているので、様々な工作に対応することができとてもお得です。
「ウェーブ 極細ニードルピンセット 4本組」
出典:WAVE |
ヤスリ
パーツのゲート処理を行う際は、デザインナイフではなく金属ヤスリを使う方法もあります。金属ヤスリは主に棒状の形をしており、ゲート跡をしっかり消して綺麗に仕上げたい場合に必須の道具です。
おすすめはタミヤの「ベーシックヤスリセット」です。「平・半丸・丸」の3種類が入っているので、ほとんどのパーツに対応可能です。
「タミヤ クラフトツールシリーズ No.104 ベーシックヤスリセット (細目 ダブルカット) 74104」
より美しく仕上げるためには、金属ヤスリの後に紙ヤスリを使うと効果的です。紙ヤスリは水耐性があるので、水につけて磨くことによって目詰まりを起こしにくくし、プラモデルをより美しく仕上げることができます。
また、紙ヤスリは、目の粗さが「番手」と呼ばれる数字で示されており、数字が大きいほど目の粗さは細かくなります。「1000番」は仕上げに、「600番」はその他様々な箇所で使うのが一般的です。
「タミヤ メイクアップ材シリーズ No.55 フィニッシングペーパー 600番 87055」
「タミヤ メイクアップ材シリーズ No.57 フィニッシングペーパー P1000番 87057」
カッティングマット
カッティングマットはデザインナイフなどを使う際に、机に傷が付かないように下に引くマットです。大きさは小さいサイズから大きいサイズまで幅広くあるので、好きなサイズのものを選びましょう。
「タミヤ クラフトツールシリーズ No.149 カッティングマットα A4サイズ/ブルー プラモデル用工具 74149」
「ウェーブ カッティングマット A3 プラモデル用ツール HT-098」
出典:WAVE |
あると便利な道具
プラモデル作りには、必ずしも初心者に必須というわけではないですが、持っておくとプラモデルのクオリティが上がったり、作業をスムーズに進めたりする便利な道具があります。
ここでは、あると便利な道具を説明していきます。ワンランク上の仕上がりにしたい、作業を滞りなく進めたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
スミ入れ用ペン
スミ入れ用ペンとは、スミ入れと呼ばれるプラモデルの表面にあるモールド(溝)を強調する技法で使われるペンです。スミ入れをすると見栄えがよくなるので、仕上がりがとてもかっこよくなります。初心者の方でも素組みだけでは満足できない方は、スミ入れにチャレンジしてみても良いと思います。
ガンプラを制作する場合は、GSIクレオスの「ガンダムマーカー スミ入れ用」がおすすめです。ペンが極細なのでスミ入れがしやすく、初心者の方でも非常に使いやすくなっています。
「GSIクレオス ガンダムマーカー スミいれ用 ブラック/極細タイプ GM01」
「GSIクレオス ガンダムマーカー スミいれ用 グレー 極細タイプ GM02」
「GSIクレオス ガンダムマーカー スミいれ用 ブラウン 極細タイプ GM03」
瞬間接着剤
初心者の頃は慣れないので、プラモデル制作の際にパーツを破損してしまう可能性があります。そんな時は、瞬間接着剤があると便利です。優先度が高い訳ではありませんが、お守り代わりに持っておくと、安心してプラモデル作りに取り組むことができます。
購入するのなら、垂れたり染み込んだりしないゼリータイプのタミヤの瞬間接着剤がおすすめです。
「タミヤ瞬間接着剤(ゼリータイプ) 87091」
トップコート
トップコートとは、プラモデルに吹き付けることによって、表面の質感をより現物に近づけることができる道具です。スプレー作業なので正直面倒くさいですが、トップコートコーティングをすることによって、プラモデルが見違えるほどカッコよくなります。
トップコートを初めて使う場合は、値段が安く入手しやすいGSIの「水性プレミアムトップコート」がおすすめです。
「GSIクレオス Mr.トップコート 水性プレミアムトップコート つや消し スプレー 88ml ホビー用仕上材 B603」
こちらはメーカー公式の商品解説動画もあるので、初めて使う方も安心ですね。
パーツオープナー
パーツオープナーとは、間違ってはめ込んでしまったパーツを外す道具です。現在のプラモデルは、「スナップフィット」と呼ばれる技術により、接着剤不要で組み立てが可能になっているものもあります。この技術は組み込んだパーツはがっちりと固定される反面、バラすのはなかなか大変です。
そんな時は、パーツオープナーを使うと、パーツを外すのが非常に簡単になります。もし、「スナップフィット」を使ったプラモデルを購入するのであれば、1つ買っておくと便利でしょう。おすすめはウェーブのパーツオープナーです。
「ウェーブ パーツオープナー HT196」
こちらもメーカー公式から使い方の動画が公開されています。
まとめ
この記事では、プラモデル作りに必要な道具を紹介しました。
プラモデル作りには、「①切る②削る③貼る④塗る」という作業工程があります。すべての工程に必ずしも道具が必須というわけではありませんが、あると作業がプラモデルをスムーズかつ美しく仕上げることができます。
初めからお金をかけるのが難しい方は、最低限「ニッパー」を購入しておきましょう。他の道具に関しては、後から入手しても遅くはないので、必要に応じて揃えていけば良いです。
プラモデルを作るのは達成感を得ることができてとても楽しいので、初心者の方はぜひこの記事をプラモデル制作に役立てていただけると幸いです。
プラモデル製作に関する記事は以下にもありますので、是非参考にしてみて下さい。
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