【比較してみよう】あなたはどっち? フィギュア 箱から出すor出さない
この記事の目次
【箱から出す派?出さない派?】
今回はホビー好きならば永遠の課題である「フィギュア 箱から出すor出さない」について書いていきます。
これはフィギュアに限らず、フィギュアを含めたホビー商品全般に当てはまる永遠のテーマでもあります。
箱から出す、出さない、それぞれメリットもあればデメリットもありますので、これについて参考になれば幸いです。
永遠の課題「箱から出すか、出さないか」
さて、この永遠の課題「箱から出すか、出さないか」ですが、最初からフィギュアは箱から出して飾る、という方や、
絶対に箱から出さずに未開封の箱のまま飾る、と自分の中でしっかりと決まっている方もいらっしゃるでしょう。
ですが、中には本当は出して飾りたいけれど開封するのは良くない的な情報を見たから出さずに飾ってる、
逆に、出して飾っているけれど本当は箱に入れたままにしておきたい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
箱から出す、出さないそれぞれメリット、デメリットがあるので、一概にどちらが正しく、どちらが間違っているとは言えません。
結論を書いてしまうと人それぞれ…、となってしまいますが、次の項からのそれぞれのメリット、デメリットを紹介していきますので、ご自分に合った方を見つける参考にしていただければ幸いです。
【箱から出して飾る場合のメリット、デメリット】
メリット:フィギュアを隅々まで堪能できる
箱から出して飾るので、当然ながら360度自分の好きな方向から見て楽しむことが出来ますし、お気に入りの角度で写真を撮ったりも出来ます。
また、可動するタイプのフィギュアやホビーなら、好きなポーズを取らせて、自分の一番のポーズで飾ることが出来ます。
直接手に持つことによりそのフィギュア自体のリアルなサイズや重さなど、余すこと無く堪能できます。
これは箱から出して飾らないと手に入らない、一番大きなメリットです。
デメリットその①:汚れたり破損したりする可能性が高い
フィギュア本体を飾ることになるので、ケースなどを用意していない場合は当然ホコリを被っていきますし、
フィギュアの素材は、合成樹脂や合成プラスチックなど石油を含んだ素材で出来ているので、直射日光が当たる、風通しが悪く湿気が多いなど、
飾ってある場所によってはフィギュア本体や、使われている素材が化学反応を起こして劣化もしていきます。
また、飾っているところからの落下等で、破損の危険も少なくありません。
デメリットその②:保管が手間
箱から出して飾るため、箱自体も別途保管をする必要があります。つまり、フィギュア本体と箱を保管するスペースを確保しなくてはなりません。
また、箱を捨てたりしていない限り、フィギュアをもう一度箱にしまう必要も出てきます。
再度しまう際に、どう収まっていたかが解らなくなってしまい、飾っているフィギュア本体の細かな部品の紛失などもあるので、気をつけなければなりません。
【箱から出さずに飾る場合のメリット、デメリット】
メリットその①:フィギュア本体は汚れない&ホコリを被らない
これは箱から出して飾る場合の全く逆となりますが、箱から出さないためフィギュア本体は直接的に汚れたり、ホコリを被る心配はありません。
箱は擦れる可能性はありますが、外的要因で痛む、という点において守られます。
メリットその②:取られるスペースは箱の分だけ
箱に入れたまま飾るので、取られるスペースは箱の分のみです。箱のまま積んでいくことも可能なので、スペースさえあれば保管も比較的楽です。
デメリットその①:フィギュア自体を堪能できない
デメリットも箱から出して飾る場合の全く逆となり、フィギュア自体を最大限に堪能出来ない点が挙げられます。
箱に入ったままの状態なので、見える部分はほぼ正面のみ、もしくはフィギュア自体が見えない箱の場合もあります。
フィギュアは開封して飾ったり遊んでもらうことを前提に製作されているので、箱のままではそのフィギュアの細部やこだわりの部分など、
直接手に取らなければ分からない良さがあります。
デメリットその②:箱のままでも危険はいっぱい
メリットの項で、フィギュア本体は汚れない&ホコリを被らず、外的要因で痛む、という点においては守られると書きましたが、
箱から出さなければ中身の状態は保証され続けるかというと、その限りではありません。
先の項でフィギュアの素材が石油を素材とするとお話しましたが、その素材の中に可塑剤(合成素材を柔らかくしたり、加工しやすくするための成分)というものが含まれています。
この可塑剤は高温多湿な状態や、急激な温度差を繰り返すなど、保管してある環境がフィギュアにとって好ましくない場合、製品表面に滲み出たり、揮発する現象が起こります。
可塑剤は経年劣化でも少しづつ揮発するため完全に止めることは出来ませんが、箱から出して飾っている場合は揮発した可塑剤が空気中へ逃げることが出来るため、まだ影響は少ないです。
ですが、箱に入れた状態で飾っているor保管している場合、空気の流れが無く、箱内で揮発した可塑剤の逃げ場が無いため、そのままフィギュア本体に付着したり、
ブリスターと呼ばれるプラスチックの内箱に付着し、フィギュアの劣化を更に早めていきます。
箱に入れて大切に保管していたのに、久々に出してみたら何故かベタベタしている、というのは、これが原因になります。
素材によっては一度劣化してしまうともとに戻らない部分もあるので、なるべくなら長持ちさせたいですよね。
箱から出して飾った方が、フィギュアへの負担は軽くなるわけです。
【まとめ】
いかがでしょうか。
箱から出す、出さない、どちらもメリットとデメリットはあり、特に可塑剤の劣化に関しては箱に入れて飾る派で、今までに悔しい思いを経験した方も多いのではないでしょうか。
ただ、だからといって箱から出して飾ってください、というわけでもありません。
箱から出す、出さない、それそれ自分の選んだ方法で正常に保管していけるよう、
・直射日光に当たらない場所で飾るor保管する
・風通しがよく、涼しいところで飾るor保管する
・湿気が多いところでの保管は避ける
これらの基本を守って、大切なフィギュアを長持ちさせていきましょう。
また、よくありがちなのは、購入したフィギュアを未開封のまま部屋の隅や押し入れなどに詰め込んでしまう、という光景が見受けられますが、保管環境としては好ましくない環境です。
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