ガンプラ初心者が揃えておきたいおすすめの道具5つ紹介!
この記事の目次
ガンプラ初心者が揃えておきたいおすすめの道具をご紹介します。
ガンプラ初心者で道具に何を揃えたらいいのかわからないという方向けに、必要なものを詳しく解説します。
いろいろ揃えるのが大変だという方に道具セットと、100均で買えるものについても情報をまとめました。この機会に、プラモの組み立ての準備を始めましょう!
ガンプラの組み立てに必要な準備について
ガンプラに憧れがあり、自分でも組み立ててみたいとは思うものの、準備がなかなか進まない。そんな方は多いのではないでしょうか。組み立てには専門的な知識と道具が必要なのはわかってはいるものの、ガンプラは発売日に並んで買わなければ手に入らないモデルもあり、先に本体を入手しておいたという方もいるはずです。
未開封のままコレクションする方もいますが、いつか組み立てたいと考えているようであれば、この機会に道具の準備から始めてみましょう!
ここでは、『パーツをランナー・ゲートから取り外して、切り離した跡をきれいに整えて組み立てる』いわゆる素組み。もしくは、それに加えて『接着してパーツ表面の質感を変えたい、立体的に見せるスミ入れもしたい』場合に必要な道具についても少し触れます。
初心者がまず揃えておくべき必要最低限の道具をご紹介するので、無理のない範囲で揃えていきましょう!
※EG(エントリーグレード)シリーズに限っては、道具なしで組み立てが可能です
ガンプラ初心者が揃えておきたいおすすめの道具5つ
ガンプラ初心者が揃えておきたいおすすめの道具を5つご紹介します。ここでご紹介する道具を使うことで、素組みの準備(説明書通りに組み立て、塗装や改造を一切行わずに完成させる)ができます。
ニッパー
まずは、ランナー・ゲートからガンプラのパーツを切り離す作業に使用する道具を用意しましょう。主に「ニッパー」を使用します。ニッパーといっても種類が多く、初心者であればどれを買えばいいのか悩むかもしれません。
基本的には、バンダイスピリッツやタミヤといった、有名メーカーから発売されているエントリーニッパーを選んでおくと間違いないでしょう。使い慣れてきて切れ味が悪くなってきた頃に、道具のグレードアップを検討するのもおすすめです。
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)エントリーニッパー
バンダイ スピリッツから発売されている公式のニッパーです。プラモデル初心者向けのベーシックな仕様でありつつも、切れ味がいいと好評。
ヤスリ
ランナー・ゲートからパーツを切り離した際に残った跡を、きれいに整える目的で使うのがヤスリです。ヤスリには番手と呼ばれる番号があてられており、数字が小さいほど目が粗く一気に削ることができ、数字が大きいほど目が細かく少しずつ削れるのが特徴です。
ヤスリを使用する際は数字が小さく粗いもので大まかに削った後に、数字が大きく目が細かいもので整える必要があるため、ガンプラでは最低でも400番と600番2種類のヤスリが必要だとされています。
また、ヤスリには棒状で持ちやすいスティック状・曲面や細かい部分に使うスポンジ状・平面の研磨に使う耐水ペーパーといった複数の選択肢があります。例えば、曲面にスティック状のものをあてると曲面が平面になってしまうことから、どのようなパーツに使用するかで本来はヤスリを使い分けられるのが理想です。
ガンプラの組み立てに初心者が揃えておきたい道具のひとつとして、最も出番が多いであろうヤスリをひとつ持っておくなら、スティック状のヤスリをおすすめします。
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)スティックヤスリセット
バンダイ スピリッツから発売されている、#400・#600・#1000と3つの番手がセットになったヤスリ。通常サイズとミニサイズがあり、通常サイズのものの方が持ちやすいです。
デザインナイフ
デザインナイフは、主にデカールのカットや、プラ板から小さなパーツを切り出したりといったちょっとした作業に使用します。通常のカッターと異なる点は刃がついている位置です。カッターは側面に刃がついていますが、デザインナイフは先に刃がついており、細かな作業において小回りが利きます。
OLFA(オルファ)細工用カッター アートナイフ 10B
カッターナイフの専門メーカーでお馴染み、OLFA(オルファ)の細工用カッターです。さまざまな素材に対応しており、デカールから小さなパーツの切り離しにまで使用可能。替刃も付属しているので、切れ味が悪くなったら取り替えられます。
ピンセット
デカールを貼ったり、小さなパーツを掴んで持ち運ぶ際にも活躍するのがピンセットです。デカールを貼るだけであれば、つまようじなどを使って貼ることも可能ですが、できれば一本持っておいた方が作業が捗るでしょう。
Mineshima(ミネシマ)ステッカーピンセット 125mm F-109
先端を面で掴む構造に加工されたピンセットです。細いながらもよく見ると先端が丸くなっているため、素材をしっかり掴むことができます。
パーツ・オープナー
パーツ・オープナーは、組み立ての際に間違ってパーツをはめ込んでしまった場合に、差し込んで使用します。ガンプラの組み立て初心者に必須の道具かどうかは人により意見が分かれがちですが、いざ手順を間違えた時にあってよかったと思える便利ツールです。
Wave(ウェーブ) パーツオープナー HT196
数あるパーツオープナーの中でも人気が高い、Wave(ウェーブ)の製品。しっかりと握りやすい形状が好まれているポイントです。
※その他・作業時にあると便利な道具
これら5つを最も基本的な道具としてご紹介しましたが、実際の作業時には下に「カッターマット」を敷いておくと作業がラクです。100均でも購入可能です。特にデザインナイフを使用する際に、デスク表面を傷つけないよう保護目的で敷いておくためのものであるため、作業内容に応じて新聞紙などを分厚く敷いておくことでも代用できます。
また、デカールを貼り付ける際にパーツへデカールを貼り付ける道具として、綿棒・爪楊枝・キッチンペーパーも用意しておきたいところです。
ガンプラ初心者には道具セットもおすすめ!
ガンプラ初心者には、道具セットもおすすめです。セットを選んでおくと今回ご紹介したような基本的な道具が全て揃うので、コストを抑えたい時や、いろいろ選び出すのが苦手な方にもぴったりです。
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)ガンダムベース限定 プラスティック用 プラモデル 工具セット
こちらはバンダイ スピリッツから発売されている工具セットです。ニッパー・ピンセット・ヤスリといった、基本的なセット。そして、パーツを取り外す際に使用するパーツセパレーターも付属しており、初心者向けキットのような感覚で使えます。価格は税込1,900円。
初心者でもこれだけの道具が揃っていれば、ガンプラを素組みすることができます。ここから、接着してパーツ表面の質感を変えたい。立体的に見せるスミ入れもしたいといった第二のステップに進む場合には、次の項目でご紹介する道具も揃えましょう!
接着したい・スミ入れがしたい・表面の質感を変えたい時の道具について
第二のステップとして、接着したい・スミ入れがしたい・表面の質感を変えたい時に使用する道具について簡単にご紹介します。
接着したい
ガンプラの組み立てには接着剤を使う方法と使わない方法があります。使いたい場合は、パーツの素材に合った接着剤を用意しましょう。作業時には接着剤の他にも、接着剤を均等に混ぜるヘラや、細かいパーツの接着時に活用する極細ノズルなどもあると便利です。
スミ入れをしたい
スミ入れとはパーツの表面にある分割線にスミを入れることで、立体感を出す作業のことを指します。スミが入ると一気にガンダムらしさが表現できるので、今回ご紹介した素組みの次に挑戦してみるのもいいでしょう。
スミ入れ方法にはペン・筆ペン・塗料と3つの方法があり、初心者にはペンを使った方法が最も手軽でおすすめ。分割線をなぞるだけで仕上げられます。筆ペンと塗料については、分割線に液を流し込むことでスミ入れを行います。
表面の質感を変えたい
ガンプラ表面のテカテカした質感を変えたい時は、缶スプレー式のつや消しトップコートを使用します。作業を行う際は、必ず防毒マスクを着用しましょう。
また、更なるステップとして塗装をしたいと考えているようであれば、関連記事もチェックしてみてください。
100均で買える道具を紹介
100均でもガンプラの道具として使えるものがたくさん手に入ります。初心者に限らずガンプラ上級者まで使えそうなものはどんどん100均でも手に入れている人が多いので、気になるものがあれば覘きに行ってみてはいかがでしょう。
セリアのプラモ道具コーナー
セリア100均なのにプラモ道具が充実している#ガンプラ#プラモデル pic.twitter.com/O3mZiOMQAM
— トーマㇲ (@zanbot_3) December 15, 2019
100均セリアでは、ガンプラに使える道具が充実しています。紙ヤスリや塗装に使うクリップなど、ちょっと使ってみたいものをお試しでゲットしてみるのも良し。
ダイソーのメイク道具コーナー
ダイソーのメイク品コーナーでうろうろしてごめんなさい。これらはプラモ製作の優秀な道具なのです。 pic.twitter.com/wgCoNozLj6
— 浮彫ちひろ (@t_r1ng0) October 4, 2020
100均ダイソーのメイク道具コーナーで手に入るピンセットが、デカール貼りなどに使えます。ヤスリはネイル用なので番手の記載がありませんが、ちょうどいい削り具合のものに出会える可能性あり。電動ヤスリとして、ネイル用のルーターを使う方法もあります。使用感をランナーやゲートで試してから、ガンプラ本体に使うといいでしょう。
まとめ
今回はガンプラ初心者が揃えておきたいおすすめの道具を紹介しました。
今後もガンプラに関するコラムを投稿していきますので、楽しみにお待ち下さい!