3DSのゲーム映像をテレビ出力して遊ぶことはできる?徹底解説!
この記事の目次
ニンテンドー3DSのゲーム映像をテレビ出力して遊ぶことはできるのか?徹底解説します。
3DSをテレビ出力して大画面でゲームをプレイしたいと考えている方向けに、できるのかどうかについて詳しく解説します。
ゲーム機にコントローラーを接続して遊ぶ方法と、Switchに移植されているおすすめタイトルについても5作ご紹介しているので、気になる情報があれば参考にしてください!
3DSのゲーム映像をテレビ出力したい!そんな時に
テレビゲームのように、3DSもテレビ出力して遊びたい!そう考えたことはありませんか?
3DSの後継機として発売されているNintendo Switchには、元からテレビ出力をする機能が備わっていることもあり、3DSも何とかして大画面でゲームプレイができないかと考える方は多いはずです。(※Nintendo Switch Liteはテレビ出力に非対応です)
ところが現在、法律の改正などが理由で、3DSをテレビ出力することが難しくなりました。何があったのか、どうすればいいのかについて次の項目から詳しく解説していきます。
3DSをテレビ出力して遊ぶことは難しくなっている!なぜ?
3DSには元からテレビ出力をする機能が備わっていません。そのため、かつては3DSをPCへ接続するための非公式ツールを使うことで、テレビ出力を行うことができていました。
しかし平成18年、不正競争防止法の改正により、ゲームのセーブデータの改造やゲーム機の改造に関して規制が行われました。法律改正後は、3DSのテレビ出力にも使えるような機器を含め、製造して販売したり、改造を行うサービスを提供することが禁止されています。(参照→ 不正競争防止法の改正)
ではそのような機器を譲受(購入すること)は違法なのかどうかについてですが、この部分に関しては改正法に記載されていないことから、セーフなのではないかという意見があります。実際にフリマアプリでも一部入手できるものがあり、購入できる分には問題なしと考える人も多いようです。
しかし、いざ譲り受けた物が違法なものであると判断される機会があった場合、譲受人(購入者)である自分自身にも責任が問われる可能性があります。自分自身が、その機器が違法なものであることを知らずに購入した場合でも、必ずしも責任を免れるわけではないので注意が必要です。
フリマアプリでの購入であっても、購入者である自分自身にも責任が問われる可能性があることを前提に、それでも購入するかどうかは自己責任で行うようにしましょう。
次の項目では、3DSをテレビ出力するために過去に取り入れられていた方法をいくつかご紹介します。最後の項目では、3DSの名作の中でSwitchに移植されているおすすめタイトルについてもご紹介しています。大画面で遊ぶことが諦めきれない時におすすめの方法なので、ぜひチェックしてみてください!
3DSのゲーム映像をテレビ出力する方法を紹介
3DSのゲーム映像をテレビ出力する方法として、過去に実際に取り入れられていた方法をご紹介します。(※ここでご紹介する情報は推奨するものではありません)
偽トロキャプチャー(※現在は販売されていません)
3DSのゲーム映像をテレビ出力する方法のひとつに、「偽トロキャプチャー」と呼ばれるPCへ接続するためのツールを使う方法があります。いくつかあるテレビ出力方法の中では最もメジャーな方法として知られていました。
偽トロキャプチャーの由来は、かつてゲーム開発企業向けに提供されていた、ニンテンドーDSや3DSの開発機材「NITRO-CAPTURE」からきています。その技術を流用して、「偽トロキャプチャー」と名付けて販売されていた製品でした。
この方法では3DSを分解して、偽トロキャプチャーを取り付けます。そうするとPCと接続できる端子が作られるので、再生プレーヤーをインストールしたPCと3DSを繋ぐと、PC側へ3DSのプレイ映像が映し出されます。
ここからテレビ出力を行うために、テレビをマルチモニターと見立ててPCと接続することで、3DSのゲームプレイ映像がテレビに映し出せるというものでした。
NTR CFW(※現在はダウンロードできません)
NTR CFWとは、3DSのシステムソフトウェアを改造し、さまざまな機能を追加できるカスタムファームウェアの一種です。由来は、NTRは3DSの型番からきており、CFWは3DSにキャプチャ機能を追加するための「カスタムファームウェア」の略から成り立っています。
手順は非常に複雑で、NTR CFWをPCへダウンロードし、3DSのモデルに対応した最新のファームウェアを用意したら、SDカードにコピーします。
3DSにそのSDカードを差し込んでNTR CFWの環境を構築したら、3DSのエミュレータ、またはテレビ出力用のホームbrewアプリケーションをインストール。インストールしたエミュレータやホームbrewアプリケーションを起動し、キャプチャーボードなどを利用して、3DSのゲームプレイ映像をテレビに出力するというもの。
NTR CFWを使った方法は、ある程度の技術的な知識がなければ実行が難しいとされていました。
コントローラーを接続して遊ぶことはできる?
3DSにコントローラーを接続して遊ぶことはできるのかどうか。こちらに関しても、テレビ出力と同様に、標準で機能が備わっていません。
3DSに外部のコントローラー端子を設けるための基板を装着することで、コントローラーが接続できるようになる方法がありますが、専門知識が必要であること。そして何より、違法行為に該当する可能性があることから、おすすめできません。
その代わり、3DSには「拡張スライドパッド」と呼ばれる、スライドパッドとボタンを追加できるアクセサリが純正品で展開されています。現在は入手が難しくなっていますが、そういった方法があることも視野に、amazonをはじめゲームの中古販売店やフリマアプリなどで探してみてはいかがでしょう。
また、3DSに取り付けられるCYBER社製の「ゲームコントローラー型グリップ」も、長時間のゲームプレイ時には好まれていました。こちらも入手は難しくなっていますが、機種によってはamzonなどで手に入ることがあるので、チェックしてみてください!
3DSの名作の中でSwitchに移植されているおすすめタイトルを5作ご紹介
3DSの名作の中でSwitchに移植されたおすすめのタイトルを5作ご紹介。こちらでご紹介するタイトルは、Switchのゲーム機本体があれば遊べます。Switchはテレビ出力に対応しているので、大画面で遊びたい時は移植タイトルで遊ぶことも検討してください!
ゼルダの伝説 夢をみる島
ゼルダの伝説 夢をみる島は、1993年にゲームボーイのソフトとして誕生して以来、3DSへの移植を経て、Switchからも発売されています。元々はドット絵でしたが、ミニチュアの世界に紛れ込んだようなグラフィックに生まれ変わりました。本作では、パネルを組み合わせてオリジナルのダンジョンを作成できる、新たな要素が追加されています。
モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.
モンスターハンターダブルクロスは、3DSのゲームとして2017年に発売されました。Switchに移植されてからはグラフィックが大幅に高画質化され、モンスターの質感や環境の表現がよりリアルになっています。3DS版ではフレームレートが不安定な場面がありましたが、大幅に改善されており、より快適なゲームプレイが体験できます。
逆転裁判123 成歩堂セレクション
逆転裁判123 成歩堂セレクションは2014年に3DSで発売され、SwitchをはじめPlayStation 4やXbox One、PC(Steam)といった複数のプラットフォームに移植されている作品です。キャラクターの表情や背景の細部まで鮮明になり、没入感が向上。アニメーションが滑らかになり、よりドラマチックな演出が楽しめるようになりました。
ロックマン クラシックス コレクション 1+2
ロックマン クラシックス コレクション 1+2は、ロックマンシリーズの「ロックマン」から「ロックマン6」までを収録したオムニバスソフトです。3DS版に比べるとグラフィックが大幅に高解像度化されています。Switch版では新たに「チャレンジモード」が追加され、タイムアタックやスコアアタックを楽しむことができます。
ショベルナイト
ショベルナイトは、2024年に3DS・Wii U・PC用として発売されたタイトルで、Switchからも移植して発売されています。Switchのコントローラーに最適化され、快適な操作性でスムーズなゲームプレイが楽しめるようになりました。
まとめ
今回はニンテンドー3DSのゲーム映像をテレビ出力して遊ぶことはできるのか?解説しました!
今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!