3DSとDSの違いとは?ソフトや充電器など互換性について
この記事の目次
ニンテンドー3DSとDSの違いとは?ソフトや充電器と互換性があるかどうかについても解説します。
3DSとDSの違いが知りたい、ソフトをはじめ充電器などの周辺機器は共通して使えるのかどうか?など、遊ぶためにチェックしておきたい情報についてまとめました。
懐かしいタイトルをプレイしたいと考えているようであれば、参考にしてください!
3DSとDSの違いとは?
ニンテンドーのポータブルゲーム機3DSとDSの違いについて解説します。
DSとは
ニンテンドーDSとは、2004年(平成16年)12月2日に発売されたポータブルゲーム機です。本体は折りたたみ式になっており、液晶ディスプレイが2画面ついているのが特徴。下部のディスプレイのみ、タッチペンで操作できるタッチパネルに対応しています。
DSはこの他にも、DS Lite・DSi・DSi LLと全部で4種類のゲーム機本体が発売されています。
2006年に発売された上位モデルのニンテンドーDS Liteは、DSよりも小型化されて薄型軽量になりました。2008年に発売されたDSiからは、カメラ機能が搭載され、DSi LLはDSiの液晶画面と本体のサイズを大きくして発売したモデルです。
3DSとは
ニンテンドー3DSは、2011年(平成23年)2月26日に発売のポータブルゲーム機です。折りたたみ式の本体で液晶ディスプレイが2画面ついており、上画面は高解像度な3D映像(立体視)の表示が可能で、下画面のみタッチペンで操作できるのが特徴。2014年に液晶画面と本体サイズが大きな3DS LLが発売されています。
※3DSが発売されて以降「2DS」というゲーム機本体が発売されていますが、2DSは折りたたまないタイプで、3D表示がありません。ソフトは3DSのものを遊ぶことができます
また、A・B・X・Yボタンの左上に、「Cスティック」と呼ばれるアナログスティックがついています。これは、モンスターハンターなどの拡張スライドパッドとして使用するために搭載されました。
3DSとDSの違いについて
3DSとDSの違いは、3D映像表示ができるかどうかが第一に挙げられます。後から発売の3DSでは、映像が立体視できるようになったことで平面で見ていた時とは異なり、ゲームの世界観に浸れるような没入感が得られるようになりました。
他にも3DSとDSの違いを挙げるなら、DSにはなかった拡張スライドパッド機能が3DSでは搭載されたことによって、より直感的な操作が可能になりました。全てのソフトで使えるわけではありませんが、モンスターハンターシリーズのような対応ソフトでは、快適に狩猟を楽しむことができます。
更に、3DSとDSでは遊べるゲームソフトの内容も異なります。ここまではゲーム機本体について3DSとDSの違いを解説してきましたが、次の項目ではソフトのことについて詳しく解説しましょう!
DSのソフトは3DSで遊べる?
DSのソフトは3DSで遊べるのかどうかについて、詳しく解説します。
DSのソフトは3DS本体で遊べる!
ほとんどのDSのソフトは3DS本体で遊ぶことができます。3DSはDSの後継機として発売されたため、下位互換性があり、多くのDSソフトに対応しています。
ただし初期の頃に発売された古いDSソフトや、特定の周辺機器を必要とするタイトルなど一部のソフトは、3DSで正常に動作しない場合があります。そしてDSソフトは、3DS本体では2D表示のプレイに限ります。
逆パターンで、DS本体で3DSソフトを遊ぶことはできないので注意してください。
「DSi専用ソフト」に関しては、初期の本体であるDSとDS Liteでは遊べないことにも気をつけましょう。
ゲームボーイアドバンスのソフトは機種により異なる
DSとDS Lite本体に関しては、ゲームボーイアドバンスのソフトで遊べますが、DSiとDSi LL、そして3DS本体では遊べません。
3DS本体へDSのソフトの入れ方・通信について
3DS本体へDSのソフトの入れ方と、通信をして遊べるのかどうかについて解説します。
3DS本体へDSのソフトの入れ方
3DS本体へDSのソフトを入れる時は、3DSのゲームカードスロットと同じ場所に差し込みましょう。一部のDSソフトは正常に動作しない場合がありますが、多くのタイトルは3DS本体で遊べます。
3DS本体でDSのソフトを起動させると、3DSのソフトよりは画質が劣りますが、それでもDSで気に入っているタイトルがあれば後継機で気軽に遊べるメリットがあります。
通信について
一緒に会って遊ぶ「ローカル通信」は、3DS・DSいずれもインターネット環境不要で、今も安定した通信を行いながら仲間と一緒に遊ぶことができます。
一方で、「インターネット」を利用した通信サービスは3DSが2024年4月、DSが2014年にいずれも終了しています。ただし極稀に一部のソフトでは、通信サービス終了後もオンライン利用できる場合があります。「ポケモンバンク」がその例で、特別なサービスとして継続されています。
ポケモンバンクでは、有料でポケモンの預かり・移動・育成のサービスに対応。このサービスを利用するには、3DSか2DSのゲーム機本体と、ニンテンドーeショップで購入できるポケモンバンク・ポケムーバーのソフトのダウンロードが済ませてあることが条件です。
DSのソフトを3DS本体で遊ぶ時の注意点と解決策
DSのソフトを3DS本体で遊ぶ時に注意しなければならない点と、その解決策についてご紹介。
DS・3DSの修理サービスについて
久しぶりにDSや3DSを起動させようとしたところ、起動しない。ソフトを差し込もうとしたところ、内部でピンが折れてソフトが入らなかったり、そもそも読み込めないトラブルが起きる可能性もあるでしょう。
本来であればここでゲーム機本体を修理に出すことになりますが、ニンテンドーでは既にDS・3DSの製造が終了しているため、修理も古い機種から受付を終了し始めています。
2024年12月末時点で修理できるのは「Newニンテンドー3DS LL」「ニンテンドー2DS」「Newニンテンドー2DS LL」のみです。これら以外のDS・3DS本体の修理サービスは終了しています。現在修理を受け付けている本体に関しても、部品在庫が無くなり次第、今後受け付けが終了することがニンテンドーよりアナウンスされています。これからも遊ぶようであれば、修理ができるうちに早めに申し込んでおきましょう。
セーブデータについて
DSで遊んだセーブデータは、ゲームカード本体、もしくは一部SDカードや本体メモリに保存されます。3DSのセーブデータに関しては、SDカードか本体メモリに保存されるため、それぞれの保存方法に違いがあります。オンラインサービスを利用したバックアップが終了しているため、今後も遊ぶようであれば、自らデータを守っていかなければなりません。
セーブデータを守るためには、定期的にSDカードの中身を別のSDカードやパソコンにコピーして保管しておくことです。万が一の事態に備えて、いくつかSDカードを用意し、ローテーションでセーブデータのバックアップをとっておくと安心です。
DSで使っていた周辺機器は3DSと互換性はある?
3DSとDSの違いについて解説してきましたが、最後に、DSで使っていた周辺機器は3DSと互換性はあるのかどうかについてご紹介します。
充電器(ACアダプター)
DSで使っていた充電器(ACアダプター)は、3DSで使うことはできません。それぞれ異なる種類の充電器の接続仕様になっているため、新たに追加購入する際などは規格を間違えないようにしましょう。
ACアダプターはamazonや楽天などで代用品が手に入るほか、100均でも代用できるケーブルが手に入ることがあります。純正品を使いたい場合は、中古品を中古ゲームショップなどで手に入れるといいでしょう。
タッチペン
DSと3DSのタッチペンは、基本的に互換性があります。 ただし形状や感度に違いがあり、使い心地が異なる場合があります。純正のタッチペンは、DS用・3DS用いずれもニンテンドーの公式通販サイト「任天堂パーツ販売」で購入可能です。
まとめ
今回はニンテンドー3DSとDSの違いについてまとめました!
今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!